艇界のプリンス「今村豊(いまむら・ゆたか)」選手ってどんな人?

艇界のプリンス「今村豊(いまむら・ゆたか)」選手ってどんな人?

今回紹介するのは「艇界のプリンス」や「今やん」「ミスター競艇」と呼ばれる「今村豊選手(いまむら・ゆたか)」選手です。

「コーナーではスピードを落とす」が常識だった当時の競艇界において「全速ターン」を真っ先に身に付け、当時の記録や常識を破ってきたことで有名な選手です。

いったい「今村豊選手(いまむら・ゆたか)」選手がどのような選手なのかをここで詳しく紹介していきたいと思います!

「今村豊選手(いまむら・ゆたか)」選手プロフィール

「今村豊選手(いまむら・ゆたか)」選手
「今村豊選手(いまむら・ゆたか)」選手

今村豊選手は、1981年5月7日にデビューした第48期生で、山口県小野田市(現在の山陽小野田市)出身の山口支部に所属するA1級の競艇選手です。

  • 生年月日 1961年6月22日(58歳)
  • デビュー 1981年5月7日
  • 身長 163cm
  • 体重 49kg
  • 血液型 A型
  • 出身地 山口県小野田市(現在の山陽小野田市)
  • 支部 山口支部
  • 登録期 48期
  • 登録番号 2992
  • 級別 A1級

より速く旋回をすることを目的とした全速ターンを開発し、デビューから快進撃を続け、周りからは「今村全速ターン」と呼ばれる第一人者となっており、このターンは、現在ではほとんどの選手が習得しており、レースでは欠かせない技術として知られています。

また、マスコミに対するコメントが紳士的であること、信頼性が高いことからファンから絶大なる人気を誇っています。

「今村豊選手(いまむら・ゆたか)」選手のボートレーサーとしての実力って?

人気実力共にトップクラスの今村選手
人気実力共にトップクラスの今村選手

まずはSGでの優勝回数を見てみましょう!

SG(スペシャルグレード)での7回という優勝回数は、競艇選手の中でもトップクラスであり、驚異的な数字と言えます。

デビューからわずか半年でC級からA級に上がれる実力(1988年以前はA、B、Cクラスに分けられていた)があるのですからこの優勝回数にも納得がいきますよね。

  • SG:優勝7回
  • 第11回 笹川賞競走(1984年5月4日・浜名湖競艇場)
  • 第34回 全日本選手権競走(1987年10月13日・平和島競艇場)
  • 第35回 全日本選手権競走(1988年10月12日・多摩川競艇場)
  • 第37回 全日本選手権競走(1990年10月11日・戸田競艇場)
  • 第38回 モーターボート記念競走(1992年8月31日・浜名湖競艇場)
  • 第39回 総理大臣杯競走(2004年3月28日・福岡競艇場)
  • 第56回 モーターボート記念競走(2010年8月29日・蒲郡競艇場)※ナイター開催

また、1992年頃に難病の一種であるメニエール病を患い、一時はレースを欠場することも多くなっていました。

現在でも時折再発し、今村豊選手を悩ませていますが、それでもなおトップクラスのレーサーとして君臨し続けているところはスゴイですよね。

さらに、今村豊選手は、人格者でもあり、競艇選手(ボートレーサー)の後輩達を威圧するようなことは行わず、今村豊選手を慕う選手も数多くいます。

加えて、2012年には大村競艇場が実施した「歴代最強レーサー 次世代に語り継ぎたいファン投票」にて、2912票で1位に輝くほど人気のある選手となっており、選手からも競艇ファンからも慕われ愛されている競艇選手(ボートレーサー)です。

2020年現在、賞金獲得総額は1064万円となっており、ランキングは207位となっています。

ちなみに、去年2019年の賞金獲得総額は2930万円となっており、ランキングは191位となっていました。

「今村豊選手(いまむら・ゆたか)」選手の「今村全速ターン」って?

全速ターンのパイオニア!
全速ターンのパイオニア!

今村豊選手が、まだ本栖訓練所の訓練生だった頃に、教官から「全速ターン」の存在を知り、「恐ろしくなかったら(スロットルレバーを一杯に)握っていい」と言われ、「本栖の転覆王(ドボンキング)」と周りにあだ名を付けられてしまうほどに全速ターンの練習を繰り返し、デビュー後も試行錯誤を続け、「今村全速ターン」と呼ばれる全速ターンを身に着けました。

「今村全速ターン」のおかげでデビューから破竹の勢いを見せた今村豊選手は、「コーナーではスピードを落とす」が常識だった当時の競艇界の常識を塗り替えており、現在ではほとんどの選手が習得し、レースでは欠かせない技術として競艇界に根付いています。

「今村豊選手(いまむら・ゆたか)」選手の獲得金額がスゴイ!

数多くの人気と人気に見合った実力を持つ今村豊選手ですが、ここでやっぱり気になるのは獲得賞金の額ですよね。

競艇選手(ボートレーサー)は、レースから出る賞金が主な収入源となっていますが、今村豊選手は生涯賞金獲得金額が1位の松井繁選手に次ぐ2位に着けています。

2020年4月現在、今村豊選手の生涯獲得賞金は30億円弱となっており、1981年のデビューからの約40年間で、平均年収で換算するとおよそ7500万円を稼いでいるのです。

「今村豊選手(いまむら・ゆたか)」選手の自宅(Let'sBoatRaceより)
「今村豊選手(いまむら・ゆたか)」選手の自宅(Let'sBoatRaceより)

ここで気になるのがこんなにも稼いでいる競艇選手の自宅ってどのような家なのでしょう?

ボートレースタレントの永島知洋さんが書かれているコラムにて山口県の自宅の画像が公開されていました。

とてもスゴイ豪邸ですね…立派な門構えに日本庭園のような大きくてキレイな庭もあり、玄関もとても広いお家となっており、巷では「今村御殿」と呼ばれているようです。

コラムを書いている永島さんもまるで老舗旅館のようだと圧倒されていました。

また、大阪にももう1つ豪邸を持っており、さすが生涯獲得賞金が30億円弱の選手は違うなぁと私も圧倒されてしまいました。

生まれ変わっても競艇選手にはなりたくない!?

インタビューを受ける今村選手
インタビューを受ける今村選手

今村豊選手が幼いときに、父親に「息子を競艇選手にしたい」という願望があったらしく、その影響を受け、競艇選手(ボートレーサー)になっています。

本人いわく生まれ変わっても競艇選手(ボートレーサー)になりたいかという問いには「ならないです」と答えており、「みんなは簡単に稼げた、勝ってきたと思っているけど、そうじゃなく、きつい思いをしていますからね。

世の中に苦労しなくて、もうけている人はいませんって。

ファンの人に分かって欲しいのは、稼いだお金が全部あるとは思わないで。

結構(税金で)取られていますから」と答えています。

稼ぎたいなら競艇予想サイトを使うべし!

稼ぎたいなら競艇予想サイトを使う

さて、ここまで選手について解説してきましたが、皆さんは競艇で稼げていますか?

じつは、実際のところ「初心者が競艇で稼ぐのはかなり難しい」です。

「予想を当てて楽しむ」「小銭を稼ぐ」程度であれば先ほどまでの説明で十分ですが、稼ぐためにはやはりプロの知識や経験が必要とされます。

まあ、ギャンブルをやる人は大体がトータルマイナスじゃからな…

ただ、「本気で競艇で稼ぎたい」「人生を競艇にかけている!」

そんな方におすすめしたいのが「競艇予想サイト」です。

競艇予想サイトは、簡単にいえば競艇のプロが無料・有料で予想をしてくれるサービス!

多くのサイトが無料登録でき、無料予想も提供しています。

私はプロの無料予想を参考にしながら、自分なりに予想を組み立ててるよ♪

ただしデメリットとして、予想サイトには悪質な予想サイトがあるため、気をつけてください!

もし興味のある方は、我々が過去200を超える競艇予想サイトを検証した結果、数年間を経て厳選したこちらの「おすすめ競艇予想サイト」からチェックすることをおすすめします。

舟研おすすめの競艇予想サイト

厳選を重ねたうえでのサイトとなっているのでどれを選んでも良いですが、ランキング上位のサイトの方が「最近の情報の質が良い」ためおすすめできます!

  • 競艇で稼ぐなら優良な予想サイトを使うのがベター
  • 悪質な詐欺サイトもあるため要注意
  • 舟研では200以上のサイトを検証したうえでおすすめサイトを厳選

まとめ:「今村豊選手(いまむら・ゆたか)」選手は競艇選手(ボートレーサー)として人気・実力共にトップクラス!

持病に難病を持ちながらもトップクラスのレースシーンで活躍し続ける今村豊選手。

SG優勝7回に生涯獲得金額2位という輝かしい実績や、「今村全速ターン」などを利用しレースに勝つ選手としてのトップレーサーとして実力はもちろんのこと、後輩を威圧せず、大金を稼いでも決して驕らず、メディアに対するコメントが紳士的かつ信頼性があることから、人格者としても一流今村豊選手のこれからの走るレースにまだまだ目が離せません。

つぎつぎ
つぎつぎ
競艇歴1年目の新人ライター。鹿児島県出身、東京在住の24歳。
昔はギャンブルがあまり好きではなかったが、最近は考えが変わり、ギャンブルだけで生活するのも悪くないと思っている。
趣味は、ゲームとeSports観戦とゲーム配信を見ることで、ゲーム三昧な日々を送っている。
  • 当記事はあくまでも執筆者個人の経験に基づく検証で、当サイトはその正確性・再現性を保証は致しません。競艇予想サイトをご利用の際はご自身の判断でお願いいたします。