「菊地孝平(きくち・こうへい)」選手はスタートタイミングがずば抜けてうまい!
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菊地孝平(きくちこうへい)選手は、静岡支部に所属しており、級別はA1級に所属している競艇選手です。
デビューの翌日に初勝利を飾り、以後はG1優勝、そしてSG優勝も成し遂げました。
菊地孝平選手はスタートがとてもうまいことでも知られており、かなりの確率で上位に食い込んでくる選手と言えます。
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【2024年3月】菊地孝平が東京マラソンで上位約15%の好成績を残す!
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3月2日に行われた「東京マラソン」に参加した菊地孝平が3時間15分19秒の好タイムで42.195kmを走り切りました!
これがどれだけ凄いかという話ですが、男子のタイム別の割合は以下の通りです。
※ここでのサブというは「OO時間以内」という意味なので、サブ3.5の場合は3時間30分以内となります。
- 平均タイム:4時間3分08秒
- サブ2.5:0.8%
- サブ3:5.1%
- サブ3.5:15.6%
- サブ4:32.2%
- サブ4.5:49.6%
- サブ5:67.0%
菊地孝平選手は3時間15分19秒なのでサブ3.5に分類され、上位15.6%ですね!
えぇ〜めっちゃ凄いじゃん!
いつもマラソンや山登りをしている姿をインスタグラムにアップしている菊地孝平ですが、今回もストーリーズにて東京マラソンのことを発信していましたね!
50歳までは後4年ほどですが、それまでにサブ3を達成するのが楽しみです。
菊地孝平選手のプロフィール
- 生年月日 1978年8月16日
- 出身地 岩手県
- 身長 165cm
- 体重 53kg
- 血液型 AB型
- 所属 静岡支部
- 登録期 82期
- 登録番号 3960
- デビュー日 1998年5月8日
菊地孝平選手が競艇選手になったきっかけは父親からの影響で、1997年に本栖研修所に入所します。
デビュー日は先にも記載した1998年5月8日で、浜名湖競艇場にてレースを行います。
そして初勝利はその翌日。
同じく浜名湖競艇場で行われた一般戦にて勝利を飾りました。
ただし後述もしますが、大きなレース(G1やSG)で優勝するのは2004年まではありません。
菊地孝平選手が競艇選手になったきっかけ
先に記述したように、小さい頃に父親から言われたことが影響しています。
しかし当の本人は将来、飛行機の設計や開発に関わる仕事に就きたかったそうです。
インテリレーサーとも呼ばれているように、自身は理系。
岩手大学工学部にも合格をしていました。
しかし悩んだ末に競艇選手としての道を選び、本栖研修所へ入所します。
それから厳しい教習を経て、1998年にデビューをするのです。
菊地孝平選手の同期
菊地孝平選手の登録期は82期です。
同じ静岡支部に所属する横澤剛治選手と坪井康晴選手が同期として良く名前が挙がります。
この3人は実績と人気のある選手であることから「静岡三羽ガラス」と呼ばれていおり、公私ともに親交があるようです。
その他に有名な選手を挙げると赤岩善生選手(あかいわよしお、愛知支部)や、中澤和志選手(なかざわかずし、埼玉支部)、谷村一哉選手(たにむらかずや、山口支部)がいます。
菊地孝平選手のレースにおける特徴
菊地孝平選手はスタートタイミングが非常にうまいと言われています。
どのコースでも平均コンマ0台を出し、さらにスタート事故(フライングや出遅れ)も非常に少ないです。
そのため、レース結果は1着でなくとも2着、あるいは3着になることも多く舟券に絡むことは十分にありえると思います。
つまり菊地孝平選手はスタートだけではなく、レース運び、どのような展開になるかを見極める力が高く、総合的に優れた選手と言えるでしょう。
それは菊地孝平選手の頭脳によるものかもしれません。
なんとIQは160あると言われており、その状況判断力は競艇選手の中でも非常に高いと言われています。
菊地孝平選手のレース戦績
菊地孝平選手はデビュー翌日から初勝利を飾って以降、着実に実績を重ねて来ました。
2004年にはG1初優勝を、そして2005年にはSG初優勝を果たします(モーターボート記念競走)。
現時点でSGで優勝した回数は5回です。
- 2005年:第51回 モーターボート記念競走(若松競艇場)
- 2009年:第14回 オーシャンカップ(若松競艇場)
- 2014年:第41回 ボートレースオールスター(福岡競艇場)
- 2014年:第24回 グランドチャンピオン決定戦(浜名湖競艇場)
- 2016年:第62回 ボートレースメモリアル(桐生競艇場)
勝利した競艇場を見ていくと若松競艇場が多いですが、そこまで偏ったものではありません。
判断力に優れる菊地孝平選手ですから、個々の競艇場にあわせレースに臨んだ結果が上記の優勝に繋がったのでしょう。
それでは続いてG1の優勝歴を見ていきたいと思います。
- 2004年:マーメイドグランプリ開設51周年記念競走(常滑競艇場)
- 2005年:全日本覇者決定戦開設53周年記念(若松競艇場)
- 2008年:全日本王座決定戦開設56周年記念(芦屋競艇場)
- 2008年:浜名湖賞開設55周年記念(浜名湖競艇場)
- 2009年:ウェイキーカップ開設55周年記念(多摩川競艇場)
- 2009年:北陸艇王決定戦(三国競艇場)
- 2010年:競艇キングカップ開設58周年記念(児島競艇場)
- 2016年:大渦大賞開設63周年記念競走(鳴門競艇場)
- 2016年:開設63周年記念競走G1トコタンキング決定戦(常滑競艇場)
- 2017年:浜名湖賞開設63周年記念(浜名湖競艇場)
- 2020年:ウェイキーカップ開設65周年記念(多摩川競艇場)
G1勝利数を見ると非常に輝かしい実績を残していることが分かります。
特に2016年はSG優勝も合わせて充実した年なのではないでしょうか。
しかし2018年と2019年にはSGもG1の優勝も無く、キャリアとしてはやや停滞をしていることが分かります。
自身でも悔しい年だったはずです。
しかし、2020年に多摩川競艇場で行われたウェイキーカップで久々のG1勝利。
ちなみにこのレースはコロナウイルスの影響により、無観客で行われており、勝利インタビューでも「寂しい」と語っているのが印象的です。
菊地孝平選手はこれからもさらに実績を重ねていくことが期待できる選手なのでぜひ皆さんも応援していきましょう。
菊地孝平選手の獲得賞金
菊地孝平選手は現在どのくらいの獲得賞金なのかを見ていきたいと思います。
集計期間は2020年1月1日から9月8日まで。
ランキングになっており、公式サイトで見ることが出来ます。
- 第1位 峰竜太 佐賀支部 114,071,000円
- 第2位 吉川元浩 兵庫支部 91,767,932円
- 第3位 篠崎仁志 福岡支部 85,273,333円
- 第4位 寺田祥 山口支部 80,365,000円
- 第5位 菊地孝平 静岡支部 75,085,000円
- 第6位 徳増秀樹 静岡支部 72,973,000円
- 第7位 白井英治 山口支部 69,613,000円
- 第8位 瓜生正義 福岡支部 69,223,500円
- 第9位 新田雄史 三重支部 60,654,340円
- 第10位 松井繁 大阪支部 59,786,000円
錚々たるメンバーの中、菊地孝平選手は第5位にランクインしています。
現在の獲得賞金は7500万円。
やはり噂通り、競艇のトップ選手はかなり稼げる模様です。
年間を通すとどのくらいまで伸びるのか?そこにも注目していきたいと思います。
それでは続いて、デビュー年(2004年)からの獲得賞金も見ていきましょう。
菊地孝平選手のこれまでの獲得賞金
- 2004年 74,468,000円
- 2005年 122,283,000円
- 2006年 81,359,000円
- 2007年 39,436,000円
- 2008年 60,924,000円
- 2009年 139,049,000円
- 2010年 75,331,000円
- 2011年 49,461,000円
- 2012年 49,444,000円
- 2013年 54,211,600円
- 2014年 169,549,000円
- 2015年 47,441,500円
- 2016年 134,660,500円
- 2017年 100,548,000円
- 2018年 85,276,000円
- 2019年 84,152,000円
デビュー年からすでに7000万円を獲得していることに驚きです。
2007年度などいくつか5000万円以下の年もありますが平均して高額を獲得していることが分かります。
菊地孝平選手のSNS情報
菊地孝平選手がされているのはTwitterとインスタグラムです。
まずTwitteではどのような情報を発信しているのかを見ていきましょう。
菊地孝平選手のTwitter情報
菊地孝平選手はTwitterを行っています。
現在はツイートをそこまで頻繁にはされていませんが、ファンへの返信はマメに行われている模様です。
イベントなどでもファンと接する機会はありますが、SNSでも優しい印象が見られます。
個人的にはもう少しツイート回数を増やしてもらうと嬉しいです。
菊地孝平選手のインスタグラム情報
続いてインスタグラムです。
Twitterと同様あまり更新頻度は高くありませんが、趣味に興じる菊地孝平選手を垣間見ることが出来ます。
自己紹介にも書かれているように山がお好きなようです。
実際、趣味として挙げられている登山もそうですし、スキーやキャンプを楽しんでいる姿をアップされています。
職業が海や川など水に関することなので、大地を踏みしめる喜びを求めてしまうのでしょうか? ともあれ、菊地孝平選手を応援される方はフォローをして違った一面を見られるのも面白いと思います。
菊地孝平選手は指を切断しているのか?
ひとつ気になることがあったので調べてみました。
それが「菊地孝平 指切断」というキーワードです。
検索エンジンで「菊地孝平」と入力すると「指切断」というサジェストワードが上の方に表示されるので、実際そうなのかを調べてみました。
結論から言うとそのような事実は無いようです。
まずそうした大きな事故があるとスポーツ紙が取り上げるため、検索エンジンではかなり上位に表示されるはずです。
また、インスタグラムなどでも確認しましたがそうした形跡もありません(動画などで確認)。
なぜこのような情報が出てくるようになったかは不明ですが、以降も無事レースを終えられ、我々競艇ファンを楽しませていただきたいです。
菊地孝平選手についてのまとめ
菊地孝平選手は、非常にスタートがうまい選手として有名です。
いかにうまくスタートを切るかが勝負を決める要素となるか、競艇ファンならばお分かりかと思います。
コンマ0秒台を叩き出すスタート力と、インテリレーサーとも称されることから、レースを判断する能力の高さはです。
実際、舟券にも絡んでくることも多いため、菊地孝平選手が出走するレースはぜひとも注目していただきたいと思います。
- 虎杖
- 競艇を始めてまだ間もないですが、プラスになるように知識を経験を積んでいきます!
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