安定感が魅力!キャッチフレーズは寡黙なる闘神「中島孝平(なかじま・こうへい)」選手を紹介
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この記事では、競艇(ボートレース)の中島孝平(なかじま・こうへい)選手について紹介します。
福井県出身で、福井支部のエースである中島選手。
ピットで黙々と作業に専念し、レースをこなす姿から、「寡黙なる闘神」というキャッチフレーズが2013年の賞金王決定戦出場時に付けられました。
2010年には賞金王になった経験も!
そんな「寡黙なる闘神」中島選手の魅力・特徴・レーススタイル等をたっぷりお伝えしていきます!
中島孝平(なかじま・こうへい)選手 プロフィール
中島選手のプロフィールをご紹介します。
- 生年月日 1979年11月8日
- デビュー 1999年5月
- 身長 160cm
- 体重 53kg
- 血液型 AB型
- 出身地 福井県
- 支部 福井支部
- 登録期 84期
- 登録番号 4013
- 級別 A1級
同期には笠原亮選手や中村有裕選手がいます。
師匠は武田光史選手。
新人の頃、師匠の武田選手に「絶対にフライングはするな」と教えられ、今でもそのことを意識して走っているそうですよ。
デビューは1999年5月三国競艇場で開催された一般競走で、6コースから抜きを決めて初勝利を飾りました。
デビューしてすぐに勝利するなんて、勢いがありますよね! その勢いのまま好成績を残し、2002年度の最優秀新人選手に選出されるなど、早くから注目されていました。
2010年には賞金王となり、2013年10月に平和島競艇場で開催された「第60回全日本選手権」では、2コースから差しを決め通算1000勝を達成しています。
それでは、中島選手のレーススタイル等について詳しく見ていきましょう!
賞金王にもなったことがあるんですね!
華やかな成績じゃな!
中島選手のレーススタイル・特徴は?
中島選手は、着実なレース運びで安定感が魅力の選手です。
進入は基本的に枠なり進入で、インであればあるほど成績が良い傾向にあります。
1コースの3連対率は96.0%と高く、2コースから5コースまでは50%を超える数値となっています。
どのコースからでも上位を狙える実力のある選手ですが、近年外寄りのコースからのみ勝ちきれない傾向があります。
平均スタートタイミングは0.16と平均的で、スタート事故も少ないです。
得意な水面は三国・津・平和島!
基本的にどの競艇場でも上位になれる実力を持つ選手ですが、競艇場別での3連対率を見ていくと、地元である「三国競艇場」が79.2%、「津競艇場」が74.6%、「平和島競艇場」が73.8%と高い数値をマークしています。
中島選手がこれら競艇場でのレースに出場の際は、要チェックですね!
選手にもそれぞれ得意な水面があるんですね~!
場別成績を見てみると良いぞ!
SG・GI・GIIでの優勝歴
つぎに、中島選手の優勝歴を見ていきましょう。
中島選手はSGを2勝、GIを6勝、GIIを2勝しています(2020年9月現在)。
【SGの優勝歴】
- 第25回賞金王決定戦(2010年12月・住之江)
- 第45回笹川賞(2018年5月・尼崎)
【GIの優勝歴】
- 三国モーターボート大賞(2007年7月・三国)
- 赤城雷神杯競走 開設52周年記念(2008年9月・桐生)
- 全日本王者決定戦 開設57周年記念競走(2010年5月・唐津)
- 大渦大賞 開設57周年記念競走(2010年7月・鳴門)
- 開設56周年記念 トーキョー・ベイ・カップ(2011年2月・平和島)
- 第56回 近畿地区選手権(2013年2月・三国)
【GIIの優勝歴】
- モーターボート大賞(2012年4月・三国)
- INAX杯争奪第32回とこなめ大賞(2020年6月・常滑)
2011年平和島で行われた「開設56周年記念 トーキョー・ベイ・カップ」では、豪雪の影響で交通機関不通により2日目からの参戦となりましたが、予選トップ通過で優勝という素晴らしい結果となり、話題になりました。
2010年の住之江競艇場で行われた「第25回賞金王決定戦競走」では、2コースからのまくりを決めSG初優勝! 賞金1億円を獲得し、2010年の賞金王に輝きました。
それでは、中島選手の気になる獲得賞金について見ていきましょう!
中島選手の獲得賞金は?
まず、過去の獲得賞金をまとめてみました(2010年~2019年)。
- 2019年:ランク外(35,808,00円以下)
- 2018年:7位 86,562,000円
- 2017年:27位 50,468,200円
- 2016年:31位 47,931,000円
- 2015年:14位 63,742,000円
- 2014年:33位 44,993,000円
- 2013年:4位 110,788,600円
- 2012年:15位 60,895,000円
- 2011年:31位 45,157,000円
- 2010年:1位 193,812,000円
ご覧の通り、2010年と2013年には1億円を超える賞金を獲得しています! ランキングは常に上位!素晴らしいですね。
しかし、2019年はランク外となってしまっています。
その理由は何なのでしょうか?気になったので調べてみました。
スゴイ額です!!
賞金王になった2010年はほぼ2億円じゃな!
2019年ランク外となった理由は…?
中島選手は、2019年5月の「第46回ボートレースオールスター」で航法指示違反(周回誤認)のため、3ヶ月間の出場停止処分、2020年の大村ダービーまでSGの選考から全て除外となり、長期間にわたり苦境を味わいました。
そのため、本来の実力を発揮できない状況になっており、2020年前期にA2級に降格してしまいました。
しかし、2020年後期にはA1級に昇格! ちなみに、2020年9月現在のランキングは68位 31,615,333円となっています! 処分が解けた今後の活躍がまた楽しみですね。
競艇は罰則が厳しいですからね…
まとめ:中島選手は安定感が魅力のバランスが取れた選手
「寡黙なる闘神」と呼ばれるように、ピットでは黙々と作業に専心する中島選手。
基本的にはレース・コースなどに関係なく実力を発揮する、安定感と技術力のある選手だということが分かりました。
インであればあるほど成績が良いという近年の傾向も加味して、予想をしていきたいですね。
2019年は処分により苦しい結果となりましたが、2020年はGIIでの優勝など既に活躍が目立ってきていますので、今後がとても楽しみです!
「寡黙なる闘神」ってカッコいいです…
今後さらに注目すべき選手じゃな!!
- ぴこ
- ボートレース初心者。ファンである某俳優の出演CMを見て、競艇を始める。
調べれば調べるほど奥が深いボートレースに心奪われ中!
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