ボートレーサー鈴木雅希(すずきまさき)が同日に2フライング!鈴木雅希はどんな選手?来期はB1級降格に降格か?など競艇選手に関する情報を徹底考察!
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2022年11月10日にボートレース江戸川にて鈴木雅希選手が、同日に2フライングをしてしまいました。
- 売上は?処罰はどうなるの?
- 流石にB1級降格?それとも大丈夫?
- そもそも鈴木雅希ってどんな選手?
などの疑問を解決します! さらに、鈴木雅希の級別については、審査期間や級別の基準も合わせてイチから解説!
【最新ニュース】鈴木雅希が同日に2フライング!


2022年11月10日にボートレース江戸川で開催されたルーキーシリーズにて、鈴木雅希選手(東京)が同日に2フライングをしてしまいました! かつ、2回目は非常識なF(0.5秒以上のフライング)です。
さらに同レース中では、3号艇・牧山敦也選手が落水、4号艇・森悠稀選手が転覆し、売上2898万2800円のうち2836万8900円と98%が返還となりました。ひぇ〜運営側にかなり怒られそうだね…。
同日2Fの処罰はどうなるの?
ここで、いくつかフライングのルールを確認しておきましょう。
- 0.5秒以上の非常識なフライングを行うと即日帰郷
- 同じ節で2回のフライングを行うと即日帰郷
- 同じ期内に1Fで30日の休み、2Fで+60日の休み、3Fで+90日の休み
ルールに則り、鈴木選手は即日帰郷、さらに30日+60日で90日の斡旋停止となりました。 今年の5月にフライングをしていたものの、11月1日に前期審査期間が始まりフライングはリセットされたため、期内で2回目のフライングということになります。
ちなみに2019年にも田頭実選手が一日に2Fしているぞい
- 鈴木雅希選手が11月10日に同日2F
- 売上は約3000万円が返還となった
- 処罰は即日帰郷と90日の休み
2023年後期の評価はどうなる?B1級に降格?

現在A2級の鈴木選手ですが、11月に2Fを切ってしまったことで来期の評価はどうなってしまうのでしょうか? まずは、等級審査期間と級別の仕組みを簡単に解説します。
審査期間について
現在(11月28日)は後期審査期間に入っており、11月〜翌年4月の審査期間内での成績が、翌年7月から適用されます。 この審査期間で審査される基準は以下の通りです。
級別を決めるための審査基準
級別 | 勝率 | 事故率 | 最低出走回数 |
---|---|---|---|
A1級 | 2連率30%以上、3連率40%以上で勝率上位 | 0.70以下 | 90回以上 |
A2級 | 2連率30%以上、3連率40%以上でA1級を除く勝率上位 | 0.70以下 | 70回以上 |
B1級 | 勝率2.00以上で、A1級およびA2級を除く勝率上位 | 0.70以下 | 50回以上 |
B2級 | A1級、A2級およびB1級以外の者 | - | - |
簡単に言えば、後期審査は11月〜翌年4月までで、上記基準をどこまで達成できるかで級別が決まるというわけですね! それでは、後期審査が適用される翌年2023年7月からの成績はA2級を保持できるのでしょうか?もしくはA1級に上がれる?B1級に降格?
出走回数はクリアできるのか?

まずは気になる「出走回数をクリアできるのか?」という点についてみていきましょう。 鈴木選手は現在12月21日まで斡旋が入っているため、12月22日から3月26日までの90日間フライング休みとなります。
つまり、鈴木選手がA2級を保持するには、11月1日〜12月22日までの期間と、3月26日〜4月30日までの約3ヶ月で合計70回以上の出走をする必要があります。 A2級選手は基本月に15〜20レース程度であり、今後斡旋の数が増えればA2級の出走回数には届きそうですが、少し難しいような気もします。
ちなみに過去に31走/月した選手もいるが、斡旋のタイミングがかなりよくないと難しいぞい
事故点はクリアできるのか?
次に事故率についてです。 事故率は「事故点の合計÷出走回数」で求められます。 事故と得点の割合は以下の通りです。
- 【優勝戦でのフライング】30点
- 【優勝戦以外でのフライング】20点
- 【妨害失格】15点
- 【レーサー責任の失格・欠場】10点
- 【レーサー責任外の失格・欠場】0点
- 【不良航法・待機行動違反】2点
鈴木選手はすでに2回のFで事故点は40点です。 この40点を基準とすると、出走回数が58回以上であれば事故点は0.70未満となりますが、57回以下だと事故点が0.70を超えるため無条件でB2級とされてしまいます。 つまり、A2級の出走回数の基準である70回をクリアした場合は、事故点は問題ないというわけですね。
ちなみにこれは、これ以上事故点が増えない前提の話であり、フライングをあと一度でもしてしまうと、ほぼ確実に事故点は0.70を超えてしまいます。
勝率はクリアできるのか?
勝率についてはまだわかりません。 出走数が少なくとも、勝利を重ねれば、勝率や2連対率を高められます。 実際にA2級に登ってきた実力者ではあるため、順調にこなしていけば問題はないでしょう。
で、結局どうなるの?A級なの?B級なの?
結論を申し上げますと、「出走回数が届かずB1級の可能性が高い!」と言えるでしょう。 しかし、「昨年までの成績ペースで、事故点を重ねず、70回以上出走できればA2級に残れる」可能性もゼロではありません。
まあまだ若いのでこれからじゃのう!
023年前期は実は◯◯級!?
ここまで2023年の後期についてA2級に残れるのか解説しましたが、2023年の前期の級別についてはすでに決まっています。 今年の1月から10月までの審査の結果、鈴木選手の2023年前期の級別は…!
えっ?フライング前の成績だよね?A2級じゃないの?
どきどきじゃな。
B1級でした…!!
フライング直後にB1級に降格してしまうため非常にややこしいのですが、2023年前期の級別はフライング関係なく、2連対率が30%に届かずB1級となってしまいました。
かなりこれまで右肩上がりで伸び盛りだったのですが、何か壁が立ちはだかっているようですね。 ただ、まだまだ若手なのでこれからの進化に期待しましょう!
- 2023年後期は出走回数の基準を超えられずB1級が濃厚
- もし出走回数が70回を越えればA2級になれる可能性もある
- 2023年前期はフライング関係なしにB1級に降格予定
鈴木雅希はどんな選手?人物情報まとめ

「そもそも鈴木雅希ってどんな人?」という方のために、鈴木雅希選手の基本情報を解説します。
117期のルーキー!鈴木雅希のプロフィール

- 【登録番号】4906
- 【生年月日】1995月4月22日
- 【身長】167cm
- 【体重】55kg
- 【血液型】O型
- 【支部】東京
- 【出身地】神奈川県
- 【登録期】117期
- 【級別】A2級
117期でデビューしたルーキーレーサーです。 同期は、上田龍星選手や吉田裕平選手、吉田凌太朗選手などがいます。
レーススタイルは、「道中をしっかり追い上げて、前の着を狙う事」と語っています。
結婚はすでにしている?

鈴木雅希選手のプライベートについてですが、すでにご結婚されているようです。 ボートレース蒲郡の公式YouTubeチャンネルでは、最近買った猫を名づける時に奥さんと一緒に考えていたとほっこりエピソードも話されていました!
ただ、奥さん情報は公開されておらず、おそらく一般の方と思われます。
あの黒野元基選手も乗っている高級車マセラティを購入したとか!
- 鈴木雅希は東京支部・117期の選手
- すでに結婚している
鈴木雅希のレース戦績まとめ

年月日 | 場 | グレード | 開催名 | 内容 |
---|---|---|---|---|
2015年11月3日 | 多摩川 | 一般 | 第52回サンケイスポーツ賞 | 初出走 |
2016年4月29日 | 多摩川 | 一般 | 第23回多摩川さつき杯 | 初勝利 |
2018年2月7日 | 平和島 | 一般 | 平和島劇場開設8周年記念ルーキーシリーズ第2戦 | 初優出 |
2015年11月にデビュー後、約半年で初勝利を挙げた鈴木選手。 その後2017年は0勝と振るわない結果になりましたが、その翌年からは20勝、30勝と勝ち星をあげていき、2022年後期には初めてA2級に上がりました!
目標はA級に上がって優勝することと言っていたので、目標まであと一歩ですね。 すでに優出回数は8回ほどあるため今後の活躍に期待です!
まだまだ伸び代ばかりじゃのう〜
- デビューは2015年11月
- 最初の1,2年は苦戦するも、徐々に成果を上げている選手
鈴木雅希のSNS情報まとめ
まとめ:鈴木雅希が同日に2フライングで即日帰郷!級別はB1級降格が濃厚
- 鈴木雅希が同日2FでB1級降格の可能性が高い
- 鈴木雅希は117期のルーキーであり、同期は上田龍星や吉田裕平など
- すでに結婚をしていてペットの猫を飼っている
- まだ優勝は未経験のため今後の活躍に期待!
同日に2フライングは2019年の田頭実選手以来です。 運営側の売上問題もありますが、本人は相当凹むでしょうね…。
最近レースの調子もあまり良くないようなので、来期からは気を引き締め治してぜひ頑張ってほしいですね! 以上、鈴木雅希選手についての紹介でした。

- めがね
- データだけを信じる競艇LOVER。自分の経験則でものを考えると考え方がブレてしまうため、これまでの競艇の歴史で証明されたデータを絶対視している。好きなことは出走表を眺め続けることと、競艇場の現地調査。
- 当記事はあくまでも執筆者個人の経験に基づく検証で、当サイトはその正確性・再現性を保証は致しません。競艇予想サイトをご利用の際はご自身の判断でお願いいたします。