45歳でSG初優勝!敬礼ポーズでおなじみの「徳増秀樹(とくます・ひでき)」選手を紹介

45歳でSG初優勝!敬礼ポーズでおなじみの「徳増秀樹(とくます・ひでき)」選手を紹介

この記事では、2020年デビュー26年目、45歳にしてSG初優勝を掴んだ「徳増秀樹(とくます・ひでき)選手」について紹介します。

一般競争では数多くの優勝経験を持ち、史上13人目の全24場制覇も果たす実力の持ち主。徳増選手のレース特徴や獲得賞金など、気になる情報をお伝えしていきます!

徳増秀樹(とくます・ひでき)選手 プロフィール

第66回ボートレースメモリアルでの徳増選手
第66回ボートレースメモリアルでの徳増選手

1994年11月、浜名湖競艇場でデビューした徳増選手。

初勝利は1995年2月、浜名湖競艇場にて。

1997年8月津競艇場での「納涼しぶき杯」で、初優勝を飾っています。

同じ静岡支部の坪井康晴選手は、高校の後輩です。

ちなみに、趣味はアニメ鑑賞、ゲーム、麻雀、将棋だそうですよ。

  • 生年月日 1974年11月29日
  • デビュー 1994年11月
  • 身長 166cm
  • 体重 52kg
  • 血液型 A型
  • 出身地 静岡県
  • 支部 静岡支部
  • 登録期 75期
  • 登録番号 3744
  • 級別 A1級

それでは、徳増選手について詳しく見ていきましょう!

徳増選手のレースの特徴は?

第66回ボートレースメモリアルでの徳増選手
第66回ボートレースメモリアルでの徳増選手

進入は基本的に枠なり進入ですが、「6コースからは勝つイメージが湧かない」と本人も語っており、6号艇の際はアウトコースを避ける傾向があります。

イン逃げや2コースからの差し、3・4コースからまくり差しが得意な選手です。

コース別3連対率を見ると、1コースは95.7%(2020年9月現在)となっています。

好きなコース取りについて、カドからのレースカド受け5コースの100起こしだとインタビューで語っています。

また、「カド受けは絶対にスタートが遅れられないというプレッシャーが好き」だと語っており、勝負にかける熱い想いが伝わってきます。

優勝時のお決まりは「敬礼ポーズ」

徳増選手と言えば、優勝時に敬礼をしながらゴールラインを通過する「敬礼ポーズ」が有名です。

敬礼ポーズを始めたきっかけは、ファンに感謝の気持ちを伝えるため

優勝した選手たちから飛び出すガッツポーズも心が熱くなりますが、徳増選手の敬礼ポーズもまた、見ていると気持ちが高まります。

これからも、沢山の敬礼ポーズを見たいですね!

史上13人目の全24場制覇

徳増選手は2015年2月28日に徳山競艇場で行われた「すなっちウインターカップ」での優勝により、史上13人目の全24場制覇を達成しています。

水面特徴がそれぞれ異なる全ての競艇場での優勝なんて、素晴らしいですね! 2001年よりA1級を維持しており、勝率も高い数値をキープ。

一般競走にて数多くの優勝を誇り、2006年には、最多勝選手にも選ばれています。

「どのレースも常に1着を狙っている」と語っており、メラメラとした闘争心が伝わってきます!

デビュー26年目でSG初優勝

第30回グランドチャンピオンでの徳増選手
第30回グランドチャンピオンでの徳増選手

一般競争での優勝回数は非常に多い徳増選手。

SGでは優出は多いものの、これまで優勝には一歩届かずにいました。

そんな中デビューして26年目、2020年6月ボートレース宮島で行われた「SG第30回グランドチャンピオン」にて45歳で初優勝

インからの逃げ切りで優勝を飾り、ゴールではおなじみの「敬礼ポーズ」で会場を沸かせました。

1号艇での優出は、10回目にして初めて。

SG・1号艇のプレッシャーから、「手が震えた」とも話していました。

そして、この優勝により賞金3300万円を獲得し、ランキングは26位から4位まで上昇しました。

レース後のインタビューでは、「グランプリに毎年出場できるような選手になりたいし、グランプリで優勝したい」という目標を語っていました。

いくつになっても熱い闘争心を持つ徳増選手。

グランプリで敬礼ポーズが見れる日が待ち遠しいです!

SG・GIの優勝歴

徳増選手のSG・GIでの優勝歴を見てみましょう。

まずはSGの優勝歴です。

  • 第30回グランドチャンピオン(2020年)

続いてGIの優勝歴です。

  • 浜名湖賞 開設56周年記念競走(2010年)
  • 尼崎センプルカップ 開設61周年記念競走(2013年)
  • 第63回東海地区選手権競走(2018年)

SG初出場は2003年11月25日、琵琶湖競艇場での「第6回競艇王チャレンジカップ競走」。

2020年のSG初優勝を皮切りに、今後のさらなる活躍が楽しみですね!

徳増選手の賞金ランキングは?

2020年6月の「SG第30回グランドチャンピオン」優勝により、一気に獲得賞金ランキングが上昇した徳増選手。

2020年8月30日現在の獲得賞金ランキングは6位、賞金額は72,973,000円となっております。

ランキングは以下の通りです。

  • 1位 峰竜太選手 114,071,000円
  • 2位 吉川元浩選手 88,739,932円
  • 3位 篠崎仁志選手 82,638,333円
  • 4位 寺田祥選手 80,365,000円
  • 5位 菊地孝平選手 75,085,000円
  • 6位 徳増秀樹選手 72,973,000円
  • 7位 白井英治選手 69,613,000円
  • 8位 瓜生正義選手 69,223,500円
  • 9位 新田雄史選手 60,654,340円
  • 10位 茅原悠紀選手 58,140,000円

ちなみに、2019年の徳増選手の獲得賞金ランキングは13位、賞金額は78,574,000円でした。

もうすぐ2019年の賞金額を抜きそうですね!年末に出る2020年の年間ランキングに注目です。

「まとめ」徳増選手はいくつになっても闘争心のある熱い選手

第30回グランドチャンピオンでの徳増選手
第30回グランドチャンピオンでの徳増選手

主に一般競争で多くの優勝を飾る徳増選手でしたが、2020年には45歳にして 見事SG初優勝を飾りました。

この時のインタビューでは、2017年にがんで急逝した同期の今坂勝広選手に思いを馳せ、「自分より常に少し上に居た今坂選手がまだ生きていたら、いずれSGを取っていたということを証明するために頑張った」と語っていました。

いつまでも向上心を持ち闘志あふれる徳増選手の姿勢と、仲間を思う気持ちが重なり、優勝を掴んだのだと思います。

これからも徳増選手の敬礼ポーズが沢山見れることを楽しみに、応援していきたいと思います!

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ぴこ
ぴこ
ボートレース初心者。ファンである某俳優の出演CMを見て、競艇を始める。
調べれば調べるほど奥が深いボートレースに心奪われ中!
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