メンタル面最強の選手「柳沢一(やなぎさわ・はじめ)」選手を紹介
作成2020年9月23日

柳沢一(やなぎさわ はじめ)選手は、愛知支部に所属しており、級別はA1級の競艇選手です。
2000年にデビューし、2007年にG1初優勝。2019年に念願のSG初優勝を成し遂げました。
スタートタイミングが早い選手で、優勝戦などでもフライングを臆さずに勝負に出ます。
2019年の賞金ランキングでは11位の座に着いています。
柳沢選手のプロフィールを紹介! 同期や師匠はだれ?
柳沢選手の1コースでの3連対率は96%越え!?
柳沢選手のレース戦績は?
柳沢選手のSGとG1の優勝歴を見てみましょう。
SG
- 2019年:第29回グランドチャンピオン決定戦(多摩川競艇場)
G1
- 2007年:江戸川MB大賞(江戸川競艇場)
- 2014年:第62回東海地区選手権(常滑競艇場)
- 2015年:オールジャパン竹島特別 開設60周年記念競走(蒲郡競艇場)
- 2017年:浜名湖賞 開設64周年記念競走(浜名湖競艇場)
SGの初優勝までの19年

2000年にデビューし、2007年第22回賞金王決定戦競走でSGレースに初出走。
2012年SG第27回賞金王決定戦競走でSG初勝利、2016年第62回ボートレースメモリアルでSG初優出。
そして、2019年の第29回グランドチャンピオン決定戦で初優勝。
初優勝までにSGレースへの出場は20回以上経験していた柳沢選手ですが、惜しくも優勝は逃していました。
普段は感情をあまり表に出すことのない柳沢選手ですが、決勝戦1着でゴールラインを通過した瞬間は小さくガッツポーズをしています。
2019年の賞金獲得ランキングで11位!
大会の優勝回数こそ多くはありませんが、柳沢選手は着実に勝ちを収め続けています。
デビュー20周年となる2020年には通算1500勝を達成しました。
大事な試合でも自分のプレイスタイルを崩さない柳沢選手らしい成績ともいえます。
初のSG優勝を果たした2019年の賞金獲得ランキングでは11位を飾っており、わずか1年で9,500万円もの賞金を手にしました。
2019年の賞金獲得ランキング
- 1位 石野貴之選手 2億2,564万2,666円
- 2位 毒島誠 1億7,941万9,000円
- 3位 吉川元浩 1億6,189万6,000円
- 4位 桐生順平 1億4,964万1,000円
- 5位 瓜生正義 1億2,461万5,000円
- 6位 白井英治 1億1,945万7,000円
- 7位 峰竜太 1億1,812万5,000円
- 8位 井口佳典 1億733万5,266円
- 9位 馬場貴也 1億284万7,932円
- 10位 田村隆信 1億144万5,000円
- 11位 柳沢一 9,556万4410円
また、柳沢選手は2007年以降から賞金ランキング100位以内にランクインするようになり、例年安定した好成績を収めています。
柳沢選手の賞金獲得ランキング成績一覧
- 2018年 5,498万3,000円 28位
- 2017年 4,306万0,700円 47位
- 2016年 3,714万6,800円 55位
- 2015年 4,096万6,000円 42位
- 2014年 3,762万4,000円 48位
- 2012年 3,878万5,000円 48位
- 2009年 3,261万6,500円 85位
- 2007年 3,543万0,000円 72位
柳沢選手の人柄、趣味は?
ファンサービスの良さに定評があります
柳沢選手はあまり感情を表に出す性格ではありません。
冷静沈着なプレイスタイルと同様、性格もクールなようです。
しかし、だからといって人当たりが悪いというわけではありません。
優しく温厚な性格で、ファンサービスが丁寧であると評判な選手です。
柳沢選手の趣味はバイクの修理!
そんな、柳沢選手の趣味はバイクの修理です。
自宅が自営業の工場だったようで、そこを改装してボロボロのバイクを修理しているそうです。
職人気質なのは生まれ育った家庭によるものかも知れません。
師匠である原田幸哉選手の教え
まとめ
柳沢選手は1コーススタートのレースを得意とする選手です。
また、大事な試合でもフライングを臆さない、鋼のメンタルの持ち主でもあります。
SG初優勝に19年かかったということから、「遅咲きの選手」とも呼ばれた柳沢選手。
しかし、優勝経歴という分りやすい形での結果は残していないものの、デビューから7年で1600名いるボートレーサーの中でトップ100以内の成績を収めています。
さらに、2019年の賞金ランキングでは、あと1歩で10本指に入りそうな位置にまで登りつめました。
今後の活躍にも期待が高まります。