PGI「第7回ヤングダービー」が2020年9月17日(木)よりボートレースびわこ(びわこ競艇場)で開催!
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2020年9月17日(木)から9月22日(火)に、「プレミアムGI 第7回ヤングダービー」が、ボートレースびわこ(びわこ競艇場)で開催されます。
今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、事前抽選による有観客で行われます。
若手選手のトップを決める「ヤングダービー」、優勝賞金は1100万円です!
賞金は誰の手に渡るのでしょうか⁉今からワクワクですね。
この記事では、開催を目前に控えた「ヤングダービー」の基礎知識や注目選手などをお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。
若手選手のトップを決める!ヤングダービーとは?
ヤングダービーとは、2014年にはじまった30歳未満の若手レーサーのトップを決めるGI競走です。
前身である「新鋭王座決定戦競走」が30年程続いていましたが、若手選手の育成と迫力のあるレース提供を目指して、2014年にリニューアルし「ヤングダービー」が誕生。
「新鋭王座決定戦競走」は、デビュー6年目未満の選手が対象でしたが、ヤングダービーは30歳未満の選手が対象と変更されました。
また、「新鋭王座決定戦競走」ではほぼ男子選手のみ出場していましたが、ヤングダービーでは女子選手も出場しており、2018年には大山千広選手が女子初の優勝戦進出を果たしています。
ヤングダービーの出場資格・選出方法は?
優勝賞金が1,100万円のヤングダービー。
出場資格は、開催年の9月1日現在で満30歳未満であること!若手選手の熱い戦いを見ることができますよ! 選出方法は以下の通り。
- 前年度の優勝者
- G3イースタンヤング競走・G3ウエスタンヤング競走の優勝者
- 前年7月1日~当年6月30日の期間、勝率が上位
- 優出出場者を除き、前年7月1日~当年6月30日の期間、出場回数が140回以上
ヤングダービーの選出除外は?
次に、ヤングダービーの選出除外についてです。
- フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合
- 選考期間内の出走回数140回未満の選手(優先出場選手は免除)
- 選考期間内の事故率0.40以上
- スタート事故による選出除外となるプレミアムGI、GI、GIIの罰則期間が当該競走の前検 日を含む開催期間と重複する場合
- イースタン・ウエスタンヤングの優勝戦でスタート事故を起こした場合
- 負傷・病気・出産等により出場を辞退した選手
- 褒賞懲戒規程による出場停止処分を受けた選手
前年2019年第6回ヤングダービーの優勝者は永井彪也選手ですが、「第7回イースタンヤング(桐生)」の優勝戦でのフライングにより辞退期間中となってしまっているため、残念ながら今回の出場はありません。
PGI第7回ヤングダービー・ドリーム戦出場選手
初日、9月17日のドリーム戦出場予定選手6名を紹介します。
初めての方も、まずはメインレースであるドリーム戦の予想に挑戦してみてはいかがでしょうか? ※ 下記データの集計期間は、勝率のみ2019年7月1日~2020年6月30日、その他は2019年11月1日~2020年4月30日のものです。
1号艇 磯部誠(いそべ・まこと)選手
磯部選手は、選考勝率トップの成績を誇っています。
- 生年月日:1990年9月8日
- 支部:愛知支部
- 勝率:7.51
- 3連対率:67.74%
- コース別3連対率(1コース):80.0%
- 優出回数:4回
- 平均スタートタイミング:0.15
2号艇 仲谷颯仁(なかたに・はやと)選手
デビューからたったの3年でSG初出場を果たしている選手です。
- 生年月日:1994年8月20日
- 支部:福岡支部
- 勝率:7.40
- 3連対率:80.89%
- コース別3連対率(2コース):92.0%
- 優出回数:10回
- 平均スタートタイミング:0.16
3号艇 木下翔太(きのした・しょうた)選手
6月に行われた桐生GIII「第7回イースタンヤング」で大会連覇を飾っています。
- 生年月日:1991年4月3日
- 支部:大阪支部
- 勝率:7.19
- 3連対率:69.53%
- コース別3連対率(3コース):68.0%
- 優出回数:4回
- 平均スタートタイミング:0.17
4号艇 大山千広(おおやま・ちひろ)選手
6月に行われた児島GIII「第7回ウエスタンヤング」、女子初の優勝を果たしています。
- 生年月日:1996年2月5日
- 支部:福岡支部
- 勝率:7.06
- 3連対率:54.90%
- コース別3連対率(4コース):42.9%
- 優出回数:6回
- 平均スタートタイミング:0.12
5号艇 大上卓人(おおうえ・たくと)選手
2019年3月、「戸田クラシック」でSG初出場を果たしています。
- 生年月日:1990年9月3日
- 支部:広島支部
- 勝率:6.86
- 3連対率:68.09%
- コース別3連対率(5コース):52.4%
- 優出回数:5回
- 平均スタートタイミング:0.13
6号艇 羽野直也(はの・なおや)選手
2020年6月、ボートレース宮島で行われた「第30回グランドチャンピオン」でSG初優出を果たしています。
- 生年月日:1995年3月29日
- 支部:福岡支部
- 勝率:6.86
- 3連対率:69.79%
- コース別3連対率(6コース):64.3%
- 優出回数:6回
- 平均スタートタイミング:0.14
会場となるボートレースびわこ(びわこ競艇場)について
ボートレースびわこ(びわこ競艇場)は、琵琶湖を競走水面としているため、水質は淡水です。
淡水は、体重差による影響が出やすくなり、体重の軽い女子選手が有利となる傾向があります。
また、水質が硬い淡水は、モーターの差が出やすいという特徴もあります。
ボートレースびわこは年間を通して水位の変化が激しい競艇場ですが、今回のヤングダービーが行われる時期である真夏から秋・冬にかけては水位が低く水面状態の安定する日が多くなります。
しかし、追い風が吹く日はうねりが発生するので、変わらず注意が必要です。
ボートレースびわこはインコースが不利?
ボートレースびわこは標高が高く気圧が低いことから、モーターの燃焼効率が悪くなり、モーターのパワーがレースに影響を及ぼします。
よって、インコースは助走距離が短いためにダッシュが足りなくなり、アウトコースに後れを取る展開が見られます。
また、1マークが狭くセンターポールからの振りが大きいため、インコースは斜めに走らなければならないため、直進できるセンター・アウトコースに遅れを取りやすくなります。
2マークは1マークよりも水面が広いため、うねりの影響が小さく思い切ったターンが可能となり、2マークで逆転のシーンがよく見られます。
この2マークでは バックストレッチの内側を最短で走ることができる「びわこロード」を熟知した地元選手が有利となる場合もあります。
モーターの差が出やすいこと、インコースが不利になりやすいこと、風の影響に注意すること等が、ボートレースびわこでのレース予想する際のポイントとなりそうですね!
まとめ
魅力的な若手選手がたくさん参加するヤングダービー。
熱い戦いが繰り広げられること間違いなしです! 今年は誰が優勝するのか、とても楽しみです。
選手たちの情報に加えて、ボートレースびわこの水面特徴を踏まえて予想してみてくださいね。
ヤングダービーの公式サイトには、選手たちの情報や、特別番組のYouTube配信など情報が満載なので、ぜひそちらも見てみてください!
- ぴこ
- ボートレース初心者。ファンである某俳優の出演CMを見て、競艇を始める。
調べれば調べるほど奥が深いボートレースに心奪われ中!
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