フライングにより競艇界全体に大打撃!競艇界を揺るがす大問題に秘策はあるのか!?

フライングにより競艇界全体に大打撃!競艇界を揺るがす大問題に秘策はあるのか!?

2021年の競艇界ではフライングが多発し、毎日のようにニュースとして取り上げられているのをみなさんはご存じでしょうか。

競艇ファンなら分かると思いますが、フライングや規定違反は競艇場の売り上げや競艇選手の今後の活躍、舟券を買っている方などに大きな影響を与えます。

加速するフライングに終止符を打つ秘策はあるのでしょうか。

本記事では、大山千広選手のフライングと山崎哲司選手のボートレース規定違反を中心に、今後の対策についても詳しく紹介していきます

またもやフライング!相次ぐ負の連鎖!

2021年2月~3月上旬で全艇フライングが相次いで発生し話題になっていますが、3月14日にもフライング発生し競艇界全体に大きな影響を与えています。

フライングが多発していることにより、競艇界で今後フライングを防ぐために、さらなる罰則が予想されますよね。

それでは早速、今回レースで起きた大山千広選手と山崎哲司選手のフライングや規定違反行為について紹介していきます。

またフライングですか...。2月は合計で130件のフライング発生し大きな問題となっていましたよね

フライングや規定違反による競艇界の損失は大きいから今後さらなる対策が必要というわけじゃな

大山千広選手が「ヴィーナスシリーズ 12Rドリーム戦」で痛恨のフライング

レース前の大山千広選手
レース前の大山千広選手

まずは、大山千広選手が「ヴィーナスシリーズ 12Rドリーム戦」で痛恨のフライングをしたことについて説明していきます。

大山千広選手は、2020年9月の「オールレディース」でもフライングがあり、毎年フライングが多くなっているため課題になっていますが、ここにきてさらに増えている印象を受けますね。

また、大山千広選手のフライングにより、「ヴィーナスシリーズ 12Rドリーム戦」の4号艇の舟券は全額返還となっています

ヴィーナスシリーズ 12Rドリーム戦のレース結果
ヴィーナスシリーズ 12Rドリーム戦のレース結果

今回のレースのフライング情報と選手名は下記の通りです。

  • 1号艇 守屋美穂 スタートタイミング0.7
  • 2号艇 平山智加 スタートタイミング0.2
  • 3号艇 池田浩美 スタートタイミング.20
  • 4号艇 大山千広 スタートタイミングF0.1
  • 5号艇 金子幸子 スタートタイミング.32
  • 6号艇佐々木裕美 スタートタイミング.36

今回のレースのフライングは、今年発生している強風によるフライングではなく、大山千広選手の勇敢なスタートによるフライングです

風も風速2mと強くなく、インタビューでも「スタートは入ったと思った。冷えた分、切ってしまった。」と悔しがっており、コンマ0.1というギリギリのフライングでした

このフライングで、5月25日~5月30日に行われる「若松SG オールスター」出場後、30日のフライング休みに入りますが、今後の大きな課題であることは間違いないですね。

0.1コンマのフライングは2018年のグランプリシリーズのフライングを思い出しますね

自身2度目の賞金女王はこれでかなり厳しくなったと言えるじゃろうな

山崎哲司選手はびわこ競艇場で非常識フライング後の大失態

モーター調整を行う山崎哲司選手
モーター調整を行う山崎哲司選手

続いては、山崎哲司選手が前節の浜名湖競艇場で起きた非常識フライングに続き、びわこ競艇場でモーターボート競技規定23条の関連事象指導事項(順位変動)違反になったことについて説明していきます

内容としては、国弘翔平選手が落水し負傷したため、2周2M付近でスローダウンをしていた定松勇樹線選手を大きく回る時に前に出てしまったという内容です。

浜名湖賞の全艇フライング
浜名湖賞の全艇フライング

モーターボート競技規定23条の関連事象指導事項(順位変動)違反を犯したことにより、11Rの5着後に即日帰郷となりました。

前節の峰竜太選手を含め、全艇フライングで話題となった「浜名湖賞 3月2日5R」に続いて2節連続の違反となりますね。

2節連続の違反...。今年は事故点を増やさないために慎重な走りを意識する必要がありそうですね

事故点が0.70以上の場合は無条件でB2級に降格してしまうから避けたいところじゃな

3月にフライングをした選手一覧!今後の対策とは

3月のフライングした選手一覧
3月のフライングした選手一覧

2021年3月15日現在までに3月のフライング件数は42件となっており、1日ごとの計算にすると全レースのどこかで、必ず1日3人がフライングをした計算となります

フライングは、その艇に絡んだ舟券の返還やそのレースの売り上げ全額が返還になる可能性もあり、競艇場や競艇選手、競艇ファンに大きな影響を与えるため、特に厳しい罰則が課せられています

しかし、それでも近年はフライングによる改善が見られないので、今後改善が見られない場合は下記のような対策が必要になる可能性があります。

  • 事故点の点数を増加
  • フライング休みの増加
  • グレードレースの選出除外を常時行う

事故点の点数とフライング休み、即日帰郷はフライングした場合の基本的な罰則になりますが、今後はグレードレースの選出除外を常時行う可能性もあります

それほど、フライングというのは大きな影響を与えるということですね。

グレードレース戦の選出除外を常時行われたら相当厳しいですね

競艇選手もフライングは非常に気を付けてレースに挑んでいると思うがより考えるきっかけとして何か対策が必要じゃな

フライングや規定違反の少ない健全なスポーツにするために

長い競艇人生の中で、フライングや規定違反をしない選手は、ほとんどいないと言っても過言ではありません。

しかし、フライングや規定違反は競艇選手だけではなく、競艇に関わる全ての方に悪影響を与えることもまた事実です。

全てのフライングや規定違反をなくすのは難しいですが、今後こういった行為を減らすために、競艇界全体で考えなければいけない最重要課題に1つと言えるのではないでしょうか

フジテル
フジテル
東京住みの30歳。湘南とラーメンが好きで、競艇勉強中の1年目新人ライター。
ギャンブルは、パチスロで万枚を複数回達成し、FXなどの投資取引に経験あり。
  • 当記事はあくまでも執筆者個人の経験に基づく検証で、当サイトはその正確性・再現性を保証は致しません。競艇予想サイトをご利用の際はご自身の判断でお願いいたします。