オーシャンカップは真夏に開催される競艇界最高峰のSGレース!
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海の日を記念として創設され、毎年優勝戦は海の日に開催されるSGレース「オーシャンカップ」をご存じでしょうか。
競艇ファンとして、この真夏の熱き戦いを知らないなんて非常にもったいないですし、特にドリーム戦は当年の上半期の絶好調な選手ばかりで大注目です!
また、近年デイレースの開催が増えたことにより、従来の時よりもさらに盛り上がっている競艇界最高峰のSGレースとなっています。
本記事では、「オーシャンカップ」の魅力についてたっぷり紹介していきます!
「オーシャンカップ」とは?
それでは、まず「オーシャンカップ」の概要について紹介していきます!
「オーシャンカップ」とは、正式名称を「海の日 オーシャンカップ」といい、1996年7月17日から創立されたレースです。
開催時期は、優勝戦を海の日に開催することが多いことから、基本的には7月下旬となっています。
しかし、ハッピーマンデー制度が加わったことにより、2002年~2009年までは開催期間が変わり、開催期間が7月の最終週に変更されることもありましたので、表記上は7月下旬~8月下旬と表記していることが多いです!
獲得賞金額は3,300万円で、SGレースでは珍しくナイターレースの開催が多かったのですが、賞金額の減額により2011年以降はデイレースの開催が増えています!
その他のオーシャンカップの主な出来事としては下記の通りです。
- 1996年:住之江競艇場で初開催
- 1998年:ナホトカ号重油流出事故復興支援競走として三国競艇場にて開催
- 2003年:オーシャンカップ初となるナイター競走で開催
- 2012年:ロンドンオリンピックとロンドンパラリンピックの日本選手団への応援支援特別記念競走として開催
- 2019年:優勝者がボートレースバトルチャンピオントーナメント競走への優先出場権が得られるようになった
- 2020年:コロナウィルスの影響で再度無観客措置が取られる
海の日に優勝戦をやるなんていかにも競艇らしい大会ですね☆
2003年のナイターレースは蒲郡競艇場が初開催地であることでも知られておるな!
オーシャンカップの出場条件は?
オーシャンカップの出場条件はSGレースということもあり、他のレースに比べてもかなり厳しい条件となっています。
オーシャンカップの優先出場条件と出場条件は、下記の通りです。
【優先出場条件】- 前年度のボートレースオーシャンカップ優勝者
- 前年度のボートレースグランプリ出場者(6名)
- 同年のボートレースグランドチャンピオン優勝者
- 前年度の5月〜当年4月までのG1・G2優勝戦の着順点上位者
上記に書いてある3つの優先出場条件を満たしていれば、「オーシャンカップ」に出られる可能性が非常に高くなります!
また、前年度5月~当年4月までのG1やG2優勝戦の着順点上位者に関しても出場することが可能で、ランクなどは関係ありません。
出場条件にある着順点というのは、簡単に言うと良い成績の点数であり、下記が着順点の詳細となります。
- 1着10点
- 2着9点
- 3着6点
- 4着5点
- 5着4点
- 6着3点
上記の点数が高いほど、「オーシャンカップ」に出場できる可能性があるということですね。
一方で、自分の艇が転覆し後ろの競艇選手に被害出た場合の妨害失格行為や、危険行為やフライングなど選手責任失格行為を起こした場合は着順点が下がることもあります。
特に、フライング行為は競艇界ではかなり重い罰則があり、場合によってはフライング1回で、当年のオーシャンカップの出場権がはく奪される可能性もありますね。
総合着順点が高い選手というのはその年の調子が良い選手と言い換えても良いですね☆
ランクが関係ないからB級選手の下剋上にも期待できるぞ!
オーシャンカップのスケジュール
「オーシャンカップ」のスケジュールは合計6日間に分かれており、先ほどもご説明した通り7月下旬から8月上旬にて開催されることが多いですね!
スケジュールの詳細は下記の通りになっています。
- 【1日~4日 予選】出場選手52名
- 【5日目 準優勝戦】予選得点上位18名を3レース実施
- 【6日目 優勝戦】各準優勝戦上位2名の計6名
敷居の高いSGレースということもあり、フライングなどをした場合は、フライング辞退期間消化後6カ月間(準優勝戦は3カ月)のプレミアムG1、1、G2競走からの除外となり、選考に大きなマイナスとなります。
その年のSGレース出場に大きな影響を与えるということじゃな
「オーシャンカップ」は2019年にSG史上最高配当を記録
「オーシャンカップ」は、2019年に3連単が30万4770円というSG史上最高配当を記録したSGレースとしても知られています!
このレースは常滑競艇場で開催され、1号艇の岡崎恭裕選手と4号艇の桐生順平選手が抜けた出して首位にたったのですが、妨害や転倒が相次ぎこれだけの高配当になりました。
その他にも、史上まれにみる激戦として知られている第4回大会も見ごたえあるレースなので、是非YOUTUBEなどで見ていただけたらと思います。
ちなみにオーシャンカップでは峰竜太選手と深川真二選手が直接自転車で会場に来てその時点者をファンにプレゼントしたことでも話題になりましたよね☆
2020年には売上が152億2968万6500円と前年比28.1%も増加しておる人気なレースだから今後も注目されるじゃろうな!
オーシャンカップの歴代優勝者
オーシャンカップの過去10年間の優勝歴を見ると、同じ選手で複数回優勝しているのが分かります!
では、どんな選手がどれくらい優勝しているのでしょうか。
下記がオーシャンカップの過去10年の優勝者一覧です!
- 第25回 2020年 優勝者 峰竜太 (鳴門競艇場)
- 第24回 2019年 優勝者 瓜生正義 (常滑競艇場)
- 第23回 2018年 優勝者 毒島誠 (若松競艇場)
- 第22回 2017年 優勝者 峰竜太(丸亀競艇場)
- 第21回 2016年 優勝者 石野貴之 (鳴門競艇場)
- 第20回 2015年 優勝者 石野貴之 (三国競艇場)
- 第19回 2014年 優勝者 吉田拡郎 (丸亀競艇場)
- 第18回 2013年 優勝者 松井繁(若松競艇場)
- 第17回 2012年 優勝者 井口佳典 (尼崎競艇場)
- 第16回 2011年 優勝者 佐々木康幸 (蒲郡競艇場)
過去10年間のデータでは、峰竜太選手が2回優勝しており、石野貴之選手が3回、松井繁選手に関しては、10年以上前のデータとわせると合計4回も優勝しています!
ちなみに1996年の第1回大会の優勝者は野中元和夫選手です☆
峰選手はこのレースを機に去年賞金王まで輝いておるな!
オーシャンカップの過去のレース傾向・攻略方法
それでは、みなさんも気になるオーシャンカップの過去のレース傾向と攻略方法を紹介していきます!
まず、過去10年間のレース結果の詳細を見ていくとしましょう!
- 第25回大会 4-3-1 差し 向かい風4m 波4cm
- 第24回大会 1-3-5 逃げ 追い風2m 波1cm
- 第23回大会 2-4-5 まくり 向かい風1cm 波1cm
- 第22回大会 1-4-5 逃げ 向かい風1cm 波1cm
- 第21回大会 3-1-2 差し 向かい風3cm 波3cm
- 第20回大会 1-2-4 逃げ 向かい風2cm 波1cm
- 第19回大会 1-2-6 逃げ 向かい風1cm 波1cm
- 第18回大会 1-2-6 逃げ 向かい風1cm 波1cm
- 第17回大会 1-4-3 逃げ 向かい風5cm 波3cm
- 第16回大会 1-4-3 逃げ 向かい風5cm 波3cm
上記が過去10年間のレース結果と傾向になりますが、優勝した選手の決まり手は「逃げ7回」「差し2回」「まくり1回」で、1コースの勝率は約70%ということが分かります。
これは、優勝戦にしては平均的と言えるのかなという印象を受けますね。
次に、買い目に関してですが、基本的には、1着は1コースを軸に考えても良いですが、2着~3着に関しては幅広く入着している傾向があります!
なので、当日のコンディションと選手情報、モーター情報を確認したうえで2着は選び、3着は流していくと良いでしょう!
ちなみに去年の「オーシャンカップ」の傾向を見ると、予選に関しては万舟が1日に平均して2回~3回あることから、万舟も狙えなくはないですね。
過去10年間ではコンディションの良いレースが多いですね☆
優勝戦は堅実賭けで予選は中穴狙いから高配当を狙うべきじゃな!
まとめ:「オーシャンカップ」は真夏に開催される熱い競艇界最高峰のレース
「オーシャンカップ」は、海の日を記念にしたSGレースで、真夏の競艇界最高峰のレースとして知られています。
最後に「オーシャンカップ」のポイントについて下記のまとめます!
- 海の日を記念にした創立したSGレース
- 開催期間は7月下旬から8月上旬まで
- ランク関係なく出場することが可能
- 始めはナイターレース開催だったが近年はデイレースが増えている
- 予選は穴狙いで優勝戦は堅実掛け
近年は、多くの方に観戦してもらうために、デイレースの開催も増えてきているので、この機会に是非オーシャンカップで予想してみてはいかがでしょうか!
- フジテル
- 東京住みの30歳。湘南とラーメンが好きで、競艇勉強中の1年目新人ライター。
ギャンブルは、パチスロで万枚を複数回達成し、FXなどの投資取引に経験あり。
- 当記事はあくまでも執筆者個人の経験に基づく検証で、当サイトはその正確性・再現性を保証は致しません。競艇予想サイトをご利用の際はご自身の判断でお願いいたします。