4月6日はボートレースの創立記念日!意外と知られていない歴史について紹介!

4月6日はボートレースの創立記念日!意外と知られていない歴史について紹介!

4月6日は、ボートレースというスポーツが誕生した記念すべき日で、1952年から開催されているため、初開催から約70年という長い歴史を持つスポーツです。

その歴史の中で、様々な変貌を遂げて、今では多くの方に愛されるスポーツになりました。

では、ボートレースが創立された時ってどんな感じだったのでしょうか。

本記事では、ボートレースが初開催された当時のことを振り返りながら、ボートレース初の出来事や創立期に活躍した人物などを紹介していきたいと思います

ボートレースの開催当初ってどんな感じだったの?

ボートレース創立初期の貴重な映像
ボートレース創立初期の貴重な映像

今では、多くの方に認知されているボートレースですが、1952年4月6日にボートレース大村(玖島崎大村競艇場)で初開催された時は、まだボートレースというスポーツはそこまで認知されておらず、仕組みもできていなかったので、ゼロからのスタートでした

他の公営ギャンブルの初開催時期は下記の通りになっています。

  • 1946年 競馬
  • 1948年 競輪
  • 1950年 オートレース
  • 1952年 ボートレース

上記を見てみると分かる通り、ボートレースの開催時期が1番新しいですね!

ちなみに、ボートレースを開催したのは日本が世界初で、元衆議院の坪内八郎氏が大きく貢献したことでも知られる、モーターボート競走の選定は1950年となります!

意外に思われるかもしれませんが、初開催で使われた大時計は、現在の大時計とあまり変わらなかったんですよね

これは、これからずっと使ってもらえるように、当時の設計者が考えたと言われています。

また、当時の舟券の値段は100円からと、こちらも現在と値段が変わらないのですが、当時としてはかなりお金のかかるスポーツとしても知られていましたね。

ボートレースの創立期に携わった勝盛章さんはインタビューで、

仕組みもゼロ。

土地もない。

とにかく何もないところからのスタートだった。

当時は議員さんや仲間と一緒に大村で開催したいと切磋琢磨してましたよ。

寝食忘れて人生かけてやった。

と答えています。

創立当初でも大時計や舟券の金額が変わらないのは意外ですね☆

創立期の方々が人生を賭けてボートレースの基盤を作ってくれたことに感謝しなければいけないのぉ

ボートレースの記念すべき初の出来事一覧

では、ボートレース初開催がボートレース大村であったように、ボートレースでは他にどんな出来事や人物が関わっていたのでしょうか。

早速、見ていきましょう!

ボートレースの生みの親:笹川良一さん

ボートレースの生みの親である笹川良一さん
ボートレースの生みの親である笹川良一さん

ボートレースは、日本の政治家・社会奉仕活動家の笹川良一さんよって構想されました。

いわゆるボートレースの生みの親です!

ボートレースが作られたきっかけは、国内の経済発展のためであり、笹川良一さんが巣鴨プリズンで手にしたアメリカの情報誌に、モーターボート競走の写真を見て興味を持ったことがきっかけなんですって!

ボートレースが経済発展のために作られたなんて初めて知りました!

何もないところから生み出すというのは苦難の連続だったそうじゃな

ボートレース初の優勝者:山下勇さん

ボートレース初の優勝者である山下勇さん
ボートレース初の優勝者である山下勇さん

ボートレース大村で初開催し、ボートレース界初の優勝に輝いたのは山下勇さんです!

当時は、戦後すぐだったので進駐軍に向けた英文ポスターも作られました。

世界初のボートレースは、なんと7,600円の高額配当だったことでも知られています!

また、このレースでは出場していませんが、1952年5月1日には則次千恵子選手(選手登録番号78)が女性初のボートレーサーになったことでも、話題になりましたね!

当時は2連単までしかないので、7,600円はかなり高配当ですね!

ちなみに、現在は毎年のように1億円レーサーが誕生しているが、初めて1億円レーサーになったのは、1986年の第1回賞金王決定戦を優勝した彦坂郁雄さんじゃ!

ボートレース初の1着をとったボート:ランナーボート

ボートレース初の優勝者飾ったボート
ボートレース初の優勝者飾ったボート

ボートレース史上初の1着を獲ったボートは、ランナーボートと呼ばれています!

このボートは、きぬた社で作られたエンジンを使っていたみたいですね。

まだ、残っているのがすごいですよね☆

ボートレースを語る上で欠かせないボートだから、大切に保管されているんじゃな!

ボートレース初の実況者:勝盛章さん

ボートレース初の実況者である勝盛章さん
ボートレース初の実況者である勝盛章さん

今では当たり前になっている、実況者を初めて務めたのが勝盛章さんです!

当時の実況席は、大時計のとなりに審判台があって、そこで実況をしていたそうです!

勝盛章さんはインタビューで

選手をインタビューしたり新聞見たり、とにかくあらゆる情報を集めて、皆さんが知らない情報を実況した。

と答えています。

勝盛章さんはこの後に、大村市の職員となり広告活動にも力を入れたんですよね!

当時は相撲選手・プロレスラーだったことで有名な力道山さんを呼んだことでかなり大きな話題になったんじゃ!

ボートレース初の殿堂入り:今村豊さん

ボートレース初の殿堂入りを果たした今村豊さん
ボートレース初の殿堂入りを果たした今村豊さん

近年も、ボートレース史上初の出来事が起きたことで話題になりましたよね!

それは、ボートレース界初殿堂入りです。

ボートレース界初の殿堂入りに選ばれたのは、レジェンドレーサーで去年電撃引退したことで話題となった今村豊さんです。

殿堂入りするための様々な基準をクリアし、ボートレースの新たな歴史の1ページを切り開いた瞬間でもありますね!

たしかSGやG1を合計50回以上優勝しなければいけないんですよね?!

そうじゃ!その他にも他の選手の手本となるような選手でないとなれないんじゃよ!

まとめ:ボートレースはこれからも新たな歴史の1ページを切り開いていく!

今回は、ボートレース初開催を記念して、ボートレース創立期の話や関わった人物、ボートレース初の出来事について紹介してきましたが、紹介したのはボートレースで起きたごく一部の出来事です。

関わる人の数だけドラマがあり、レースの数だけ感動があることを忘れてはいけません

今後もボートレースは、新たな歴史の1ページを切り開いていくと思うので、競艇ファンとしてボートレースの発展に期待したいものですね

今後どんな初の出来事がボートレースで起きるのか楽しみですね☆

ボートレースを愛する全ての人との関わりがボートレースの歴史を作っていくんじゃな!

フジテル
フジテル
東京住みの30歳。湘南とラーメンが好きで、競艇勉強中の1年目新人ライター。
ギャンブルは、パチスロで万枚を複数回達成し、FXなどの投資取引に経験あり。
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