2022年に起きた競艇ニュースまとめ！女性の初SG優勝や峰竜太の出場停止、白井英治の悲願のグランプリ優勝など、激動の1年を振り返ろう

2022年1月12日、ボートレーサーの小林晋（こばやし しん）選手がレース中の衝突事故により亡くなられました。 競艇における死亡事故としては、2020年2月の松本勝也選手以来、32件目の死亡事故です。 改めて、ボートレースが危険な競技であり、選手たちへリスペクトを込めて観戦したいと思わされた出来事でしたね…。

難水面で見せてくれる粘り強い走りが印象的で、穴党のファンにとっては特に人気の選手でした。 今回の事故も、少しでも着順を上げようとした結果の事故です。

小林選手の勇姿を忘れずにいたいですね。 この事故に関するファンの反応は以下からご覧下さい。

2022年2月の最大の衝撃といえば、やはり峰竜太選手の「4ヶ月の出場停止」ですね。 出場停止になった経緯は以下の通りです。

• 峰竜太がオンラインゲームイベントを主催し、Twitterでその協賛を募る
• その協賛に、ネットで協定の予想屋をやっている人物が参加する
• 選手が予想屋と個人的に繋がったことがボートレースの規約違反に該当

この時には、流石に峰竜太選手のファンからも「反省してください」「自粛期間にしっかり考えてください」などの厳しい声が溢れました。 ただし、それでも峰竜太選手が素晴らしいボートレーサーということには変わりありません。

そんな峰選手の賞金ランキングや人物をまとめた情報はこちらからご覧ください！（今回の事件の詳細も記載されています）

2022年3月はこの話題で持ちきりでしたね！ 3月16日〜21日にボートレース大村で行われた「第57回ボートレースクラシック」にて、遠藤エミ選手が女性レーサー初のSG王座に輝きました。

遠藤エミ選手は2008年にデビューしたレーサーで、2017年にはクイーンズクライマックスで優勝を飾り、年間5,390万円で賞金女王に輝いています。 今年もグランプリに出場したほどなので、賞金女王確定ですね！

そんな遠藤エミ選手がSGで勝ち切れた理由はこちらをチェックしてください。

2022年4月13日、名実ともにトップレーサーの山崎智也元選手が電撃引退を発表しました！ 2019年時点では歴代獲得賞金が24億8,094万円でランキング3位に位置するほどの実力者です。

引退当時は48歳と、ボートレーサーにしてはまだまだ若い年齢でした。 そんな山崎智也選手が引退した理由はこちらからチェックしてみてください。

2022年5月24日〜29日に行われたSG・第49回ボートレースオールスターで原田幸哉選手が初優勝を飾りました。 コンマ09のスタートから華麗な電撃まくりを決めています。

これでSG5勝目の原田幸哉選手は、現在獲得賞金が1億1,883万円でランキング4位！

なお、12月に開催されたグランプリでも、優勝戦4着とかなりの好成績を残しました！ 1998年のSG初出走から20年間以上SGに出場し、トップレーサーを維持しているとんでもない選手です。

そんな原田選手が優勝した第49回ボートレースオールスターの結果まとめはこちらをご覧ください。

2月に出場停止処分を受けた峰竜太選手が帰ってきました！

復帰後の初レースは6月30日のからつ一般戦。 いくら峰選手とはいえ、4ヶ月のブランクがあり結果はどうかと思いましたが、見事優勝して見せました！

7月といえばオーシャンカップ！2022年のオーシャンカップといえば、SG初優出・初優勝の椎名豊選手ですね！ 2013年にデビュー後、2年でA級に上り詰め、SG初出走は2021年の賞金王シリーズ。

そんなルーキー椎名豊がオーシャンカップで優勝を果たしました！

8月も重賞レースに注目です！ まずはSG第68回・ボートレースメモリアル！

優勝者はなんと6号艇の片岡雅裕選手。 まさかまさかの3号艇・新田雄史選手と4号艇・白井英治選手がフライングに散り、片岡選手が恵まれでの勝利となりました。

2022年9月7日に津市が運営するボートレースCMを巡って収賄事件が起きていたことがわかりました。 津市の職員であり、ボートレース事業部と、三重テレビの社員が繋がっていたようですね。

なお、賄賂を渡した広告社員はすでに時効が成立しているようで逮捕は免れました。 事件の詳細やネット上の反応が気になる方はこちらをチェックしてください。

2022年10月24日にボートレース丸亀で開催されていた「ヴィーナスシリーズ第14戦 BNAカップ」で事故が起こりました。 2号艇で出走した大山千広選手が5号艇・前田紗希選手に衝突してしまい、ボートが静止したところに、後ろから4号艇・平田さやか選手のボート先が激突してしまいました。

年内復帰は絶望的とされており、実際にまだ全治はしていないようです。 ただ、2022年12月26日に勝浦真帆選手から「千広は今リハビリを頑張っていて、順調に回復しています」と報告されています。

来年は全快した姿で迫力のある走りを見せて欲しいですね！

2022年11月6日、また悲しいレースが流れてきました。 中田達也選手がレース中にバランスを崩し、他のボートに接触し転覆事故を起こします。

意識不明の重体で病院へ運ばれるも、死亡が確認されました。

今年は競艇選手が2人も亡くなられた年となってしまいました。 これを受けて、一層の安全強化がなされることを願っています。

詳細についてはこちらからチェックできます。

2022年12月18日、白井英治選手がグランプリで優勝を飾りました！ 師匠・今村豊さんが成し遂げられなかったグランプリの優勝を、弟子の白井選手が成し遂げる感動の名シーンです。

8月のメモリアルで白井選手はフライングを切ってしまったことで、1年間SGに出場できませんでした。 ただし、グランプリのみは賞金ランキング上位にさえ入れば出場が可能です。

SGに出場できず賞金も稼ぎにくいなかで賞金を積み重ね、グランプリに出場。さらに優勝までしてしまった白井選手には感銘を受けますね！ 白井英治選手の師匠との絆やグランプリの詳細はこちらからご覧ください。

いかがでしたか？ こうして振り返ってみると、なかなかにアツい激動の1年でしたね。 SGでは遠藤エミ選手や椎名豊選手など新たなスターが誕生していくのを間近で見られた気がします。

舟研では最新の年間獲得賞金ランキングもまとめているため、ぜひこちらからご覧ください！ ではまた来年お会いしましょう！