競艇選手の上瀧和則が引退!息子の上瀧絢也に託されたバトン!元ボートレース協会会長について
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元ボートレース協会会長の上瀧和則さんが、突然の斡旋削除をし、すぐに電撃引退しました。
なぜ突然引退することになってしまったのでしょう?
その背景にはボートレーサーとしての矜持や、上瀧さんが自ら決めていたことが関係しています。
この記事では上瀧和則さんの引退理由や今までの活躍、そして気になる息子の「上瀧絢也」選手の情報など、今後の上瀧さんまわりについて見ていきます。
ボートレース協会会長も努めた上瀧和則選手が引退!理由やその後について!
本当に突然だったのう。
斡旋削除からすぐ選手情報も消されたので、驚かれた人も多いのではなかろうか。
上瀧さんといえば、「エースのジョー」や攻勢が強いイン取りなどから「非情のワイルドボーイ」とも呼ばれていた選手。
かつてはSGなどでも大々的な結果を残してきた上瀧さんですが、2024年8月8日に引退届を出していたことが翌日9日に判明しました。
SGでも結果を残したってことは、かなりすごい選手だったんだね!
一時期は前線を退いていたが、当時……いや現在もかなり有名で人気も高い方だったんじゃよ。
なぜ突然引退することになってしまったのでしょうか?
まずはその理由から確認していきます。
引退理由は自らの宣言?
さて、では上瀧さんがなぜ引退したかですが、かつて(といっても引退1ヶ月以内ですが)選手コメントにて「Fを切ったら引退する」と残されていたことが分かっています。
そして、そのコメント後である引退直前のレースで実際にフライングを出してしまったんです。
それにより今回の引退にはその宣言が関わってきていると囁かれていています。
Fを出しちゃってからは欠場がかなり連続してたみたいだね!
該当のレースは一般戦である「BTSオラレ志布志開設15周年記念」。
この1Rに1号艇で出走した上瀧選手は、なんと+.01のFを出してしまいます。
数値としてはそこまで大幅なフライングでもないですが、宣言をしたばかりであったことが影響してかボートレースファンからは驚きの声が多く上がりました。

実際のところ、上瀧さんは病気を理由に引退と答えてはいたそうですが、やはりフライングを出してしまうまでに衰えてしまったということが上瀧さんには許せなかったのかもしれませんね。
引退時の生涯獲得賞金は約17億円と、獲得賞金ランキングでもTOP30に入る成績での引退となりました。
Fを切ったら引退と言っていただけあって、ちゃんと有言実行した形なんだね。
タイミングが早かっただけで、しっかりとした矜持は元々持っていたのじゃろうな。
もともとはボートレース協会の会長をしていた期間もありますが、今回の引退後に会長の座に戻ったりなどはないようです。
上瀧和則さんの活躍!一度は前線から退いたが復帰した過去も!
今回引退する運びとなった上瀧和則さんですが、いままでどれだけの活躍をしてきたのか、どんなレースで優勝をしてきたのか気になりますよね。
【SGレース】
- 1996年:第43回全日本選手権(福岡)
- 1998年:第8回グランドチャンピオン決定戦(宮島)
- 2004年:第31回笹川賞(尼崎)
- 2005年:第8回競艇王チャレンジカップ(芦屋)
SGでは4回、そしてG1では17回の優勝を果たしています。
G1・SGあわせて21回の優勝とまさに一流の選手であることがよく分かります。

2011年3月17日に日本モーターボート選手会の副会長に就任したことを期に前線からは退き、ボートレースを管理する側へとまわりました。
のちの2012年6月26日には選手会長へと昇格し、前線から退いてもなお活躍を続けていました。
第2の転機が訪れたのは2020年5月。
レースに出なくなってから長い上瀧さんが、なんとまさかの選手に復帰。
選手会長選挙では「非常勤の会長」を宣言し、レーサーと会長の2足のわらじを成し遂げました。
会長をしながら選手もするなんて、なかなか出来ることじゃないね!
復帰してからしばらくはあまり目立った成績をあげられていませんでしたが、翌年2021年には調子を取り戻し、2022年には優勝をしたりとまだまだ活躍できる姿を見せてくれました。
長らく前線を離れていたとは思えないような走りじゃったぞ。
瓜生選手も上瀧選手と同じく会長をしながら選手もしているね!
上瀧和則もそうじゃが、2足のわらじって大変じゃないのかのう
上瀧和則さんの弟子は一般戦で活躍中の「古賀繁輝」選手!
上瀧和則さんの弟子は、古賀繁輝選手!
現在一般戦などで活躍している94期のA1級選手ですね。
長いことA1級で活躍しているだけあり、テクニックをかなりもっている選手です。
SG優出までは出来ていませんが、SGで勝利したことも。
最近ではG3レースでも優勝を果たしていたりと、活躍は十分以上!
上瀧和則さんの弟子としては少し控えめな成績ですが、それでも一般戦レベルで見ると上澄みの選手ですね。
上瀧和則さんの弟子にしては攻勢は薄いが、どのコースでも比較的安定している選手じゃな!
現在は上瀧和則さんの息子である「上瀧絢也」選手がボートレーサーとして活躍中!
惜しむ声が多くあるなか引退してしまった上瀧和則さんですが、実はそんな上瀧さんにはボートレーサーの息子さんがいます!
上瀧和則の息子さんは、同じ佐賀支部の「上瀧絢也」選手です。
126期ということで、常住蓮選手や大澤風葵選手とは同期の選手。
レースでは最近1着率も上がってきて少しづつ成長しているようです。
とはいえまだまだ父である上瀧和則さんには実力は及ばず……。
同期内でも成績はなかほどとあまり振るわない様子。
126期ってことは、デビューしてから4年ほどかな?
父親に追いつけるようなレーサーになれるのか、やはり今後のことを考えるとまだまだ不安はありますが……強くなる可能性は十分にありますので今後に期待。
2世ということで人からの期待は重いでしょうが、それでもやはり頑張ってほしいですね。
親子対決は見れなかったが、今後父親の姿を追って一層頑張ってくれると嬉しいのう!
まとめ!ボートレーサーの一時代を築いた上瀧和則さんが引退!今後は息子に期待!?
というわけで今回は上瀧和則さんの引退についてを取り上げました。
色々と情報が多く出たので分かりやすくまとめてみましょう。
- 上瀧和則さんは日本モーターボート選手会の元会長
- 現役時代はSG優勝を4度達成している
- 引退理由は「病気」だが体の衰えという面も大きい印象
- 上瀧和則さんの息子「上瀧絢也」もボートレーサーとしてデビューしている
今回引退してしまう上瀧和則さん……まだまだ走れそうな雰囲気があっただけに残念ですが、やはり会長の経験もあっただけにフライングなどの罰則には人よりも厳しい意識があったのでしょう。
これから上瀧和則さんの走りを見れなくなると思うと、さみしくなるのぅ……。
佐賀支部にはまだまだ注目できる選手も多いから、そういった選手を見てみると良いかもね!

- スカイブルーお醤油
- 東京在住のヤニカス・酒クズハイブリット。
競艇帰りに適当な飲み屋に寄るのが何よりの楽しみ。
実は競艇歴よりもパチンコ歴の方が長い。
アラサーに突入して身の振り方を悩んでます。
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