G3「ウエスタンヤング」は西日本の若手レーサーが白熱のレースを繰り広げる大会!優勝賞金や出場条件を紹介
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ウエスタンヤングは、尼崎から大村までの西日本エリアに所属する30歳未満のレーサーを対象としたG3レースの大会です。
優勝賞金は215万円とG3レースのなかではまずまずの金額ですが、優勝をするとヤングダービーへの優先出場権が与えられます。
年齢制限がある大会なので、過去の優勝者をみても複数回優勝をしている選手が少ない傾向です。
今回は、ウエスタンヤングの出場条件や注目選手を紹介します。
競艇のG3競走・ウエスタンヤングとは?
ウエスタンヤングとは、PG1・ヤングダービー競走のプレシリーズとして、西日本のNo.1若手レーサーを決めるG3競走のひとつです。
ウエスタンヤングは若手レーサーの育成と、A2級やB1級の急上昇選手を発掘することを目的としています。
選考期間内の勝率上位者やルーキーシリーズ優勝者など、各50人がウエスタンヤングに参加します。
またウエスタンヤングで優勝をすると、ヤングダービーへの優先出場が与えられます。
2014年ボートレース大村で開催されたウエスタンヤングは毎年行われ、2024年はボートレースからつで開催されました。
第1回・第2回の優勝者は現在もA1級として活躍している篠崎仁志です。
ウエスタンヤングの対象となる支部
ウエスタンヤングの対象となる支部は、ボートレース尼崎からボートレース大村までに所属する選手です。
対象となる支部は以下を確認してください。
- 尼崎
- 鳴門
- まるがめ
- 児島
- 宮島
- 徳山
- 下関
- 若松
- 芦屋
- 福岡
- からつ
- 大村
ボートレースの会場は全部で24箇所あるから、ちょうど半分の12箇所の会場が対象だね!
上記に記載のない会場はイースタンヤングに参加するのじゃ。
優勝賞金は215万円
ウエスタンヤングの優勝賞金は215万円です。
G3の最低優勝賞金が120万円以上とされているので、まずまずの賞金額ですね。
SGやG1などの優勝賞金と比べると安く感じるけど、若手レーサーなら嬉しい賞金額かも〜!
賞金額よりも先を見据えることが重要じゃぞ!
東側のNo.1を決めるイースタンヤングも存在する
ウエスタンヤングは西側の若手No.1を決めるレースですが、東側No.1を決めるイースタンヤングもあります。
イースタンヤングはウエスタンヤング以外の12会場に所属する若手選手が対象です。
ウエスタンヤングとイースタンヤングでの優秀選手がPG1ヤングダービーで頂点を目指します。
ウエスタンヤングの出場資格は30歳未満の若手レーサー
ウエスタンヤングの出場資格は、以下の通りです。
- ウエスタンヤング対象支部の選手
- 30歳未満の選手
- 選考期間内の勝率上位選手
条件は以上の通りであるため、性別を問わず出場可能です。
大山千広は西日本の大会であるウエスタンヤングで優勝し、東日本の選手も参加するヤングダービーでも活躍した唯一の女子レーサーです。
2018年には、大山千広がヤングダービー優勝戦まで上り詰め、2020年のウエスタンヤングダービーでは優勝しています。
西日本の注目したいヤングレーサー3戦
西日本の注目したいヤングレーサーを紹介します。
- 定松勇樹
- 宮田龍馬
- 濱野斗馬
選手のプロフィールは2024年12月2日時点のものです。
順番にチェックしましょう。
定松勇樹は2024年SGオールスターで優勝したヤングレーサー
- 登録番号:5121
- 生年月日:2001年5月2日
- 身長・体重:169cm・53kg
- 支部・出身地:佐賀・福岡県
- 登録期:125期
- 階級:A1級
定松勇樹は、西日本注目のヤングレーサーです。
2019年11月にボートレースからつでデビューした定松勇樹は着々とスキルを伸ばし、2024年SGオールスターで初優勝!
ボートレースオールスターはファン投票で出場する選手が決まるSGレースではありますが、とはいえSGなのでスキルの高いベテランレーサーが揃っていました。
そのなかで優勝を手にした定松勇樹は、ヤングレーサーとして下剋上を果たしたといえるでしょう。
宮田龍馬は2023年にデビュー初優勝を決めた
- 登録番号:5016
- 生年月日:1998年3月20日
- 身長・体重:165cm・54kg
- 支部・出身地:兵庫・兵庫県
- 登録期:121期
- 階級:A1級
宮田龍馬は、西日本注目のヤングレーサーです。
2017年11月にボートレース尼崎でデビューした宮田龍馬は初勝利まで2年がかかりましたが、2023年ボートレース若松で行われたルーキーシリーズで初優勝を決めました。
優勝戦はデッドヒートでしたが、8回目の優出だった宮田龍馬が勝利して優勝。
インだった宮田龍馬はコンマ03とよいスタートを切り、少し大回りしてしまいましたが、他艇の隙を逃さず差し返して勝利を掴みました。
勢いに乗る宮田龍馬に今後も注目です。
濱野斗馬は2024年鳴門一般戦で優勝を掴んだ
- 登録番号:5136
- 生年月日:1999年12月17日
- 身長・体重:157cm・55kg
- 支部・出身地:香川・香川県
- 登録期:126期
- 階級:A1級
濱野斗馬は、西日本注目のヤングレーサーです。
2020年5月にボートレース丸亀でデビューし、初勝利は2021年8月に達成しています。
デビューから初勝利までは時間がかかっていますが、2023年・2024年に覚醒し、2024年5月にはボートレース丸亀で初優出。
結果は3着でしたが、大健闘のレースでした。
2024年には鳴門一般戦でも優出した濱野斗馬は、イン戦を押し切りデビュー3年8ヶ月で初優勝を達成しています。
ウエスタンヤングの過去優勝者まとめ
ウエスタンヤングの過去優勝者を一覧でまとめました。
開催数 | 開催年 | 開催場 | 優勝者 |
---|---|---|---|
第1回大会 | 2014年 | 大村 | 篠崎仁志 |
第2回大会 | 2015年 | 下関 | 篠崎仁志 |
第3回大会 | 2016年 | 丸亀 | 松崎祐太郎 |
第4回大会 | 2017年 | 宮島 | 前田将太 |
第5回大会 | 2018年 | 下関 | 仲谷颯仁 |
第6回大会 | 2019年 | 丸亀 | 中村晃朋 |
第7回大会 | 2020年 | 児島 | 大山千広 |
第8回大会 | 2021年 | 宮島 | 村上遼 |
第9回大会 | 2022年 | 福岡 | 石丸海渡 |
第10回大会 | 2023年 | 鳴門 | 新開航 |
第11回大会 | 2024年 | からつ | 新開航 |
ウエスタンヤングは、年齢の出場条件があり、出られる回数が少ないため、複数回の優勝が難しいレースです。 とはいえ、若手選手が多く出場するレースであるため実力差が大きくなりやすく、実力がしっかりある選手にとっては勝ちやすいレースであることがわかります。 過去優勝者を見ると、ウエスタンヤングで連続優勝しているのは篠崎仁志と新開航です。
年齢の条件があるから、若手もどんどん活躍ができる大会だね!
今後どんなレーサーが活躍するか、楽しみじゃのう。
まとめ:ウエスタンヤングは西日本のヤングレーサー活躍の場!フレッシュな戦いを見逃すな!
ウエスタンヤングについて紹介しました。
ウエスタンヤングは、ボートレース尼崎からボートレース大村までの西日本エリアに所属する若手レーサーを対象とした大会です。
対して、イースタンヤングは東日本エリアに所属する若手レーサーが対象です。
若い勢いを肌で感じるレースなので、ぜひチェックしてみましょう。
また、ウエスタンヤング・イースタンヤングで優勝をすると、ヤングダービーの優先出場権が与えられるため、見逃せないレースの1つです!
- サクラ
- 競艇を始めたばかりの主婦。これから勉強したいと思い研究やリサーチを進めている。まずはイケメン選手のリサーチから。稼いだお金は海外旅行に使いたい!
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