【江戸川競艇予想】ボートレース江戸川完全攻略マニュアル!これだけ見れば江戸川の全てがわかる|季節別の予想方法も一挙大公開!
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「ボートレース江戸川(江戸川競艇場)で予想を当てたいけどなかなかうまく行かない」という方必見です!
今回は江戸川で予想を的中させるためのコツを紹介していきます。
- 水面や季節ごとの特徴は?
- 今の季節は特にどうやって予想するべき?
- 予想の必勝法はある?
このように、ボートレース江戸川の特徴や予想のポイントをまとめたので、ぜひご覧ください。
ボートレース江戸川(江戸川競艇場)の特徴を解説

まずはボートレース江戸川(江戸川競艇場)の特徴について紹介していきます。
ボートレース江戸川(江戸川競艇場)は全国で最もバックストレッチが広い会場です。
水面特性は以下の通り!
- 【水質】汽水
- 【流れ・干満】あり
- 【チルト】-0.5 / 0 / +0.5 / +1.0 / +1.5 / +2.0
- 【レコード】1.44.0 原田幸哉(2001年1月29日)
江戸川って予想がすごく難しい競艇場なんだよね?
1日を通して1号艇1着が出ない日も、年に数回あるほどじゃ。
【特徴1】全国唯一河川を利用している難水面

ボートレース江戸川は全国で唯一河川をコースに利用している競艇場です。
河川を利用した水面はトラブル多発!日本一難しい競艇場と言われています。
水面は追い塩(上げ潮)や向かい潮(下げ潮)といった水位の影響を受けやすいです。
さらに、1年中風の影響をうけるため、レースの中止も多いです。
予想の難しさもありますが、その分的中した時の期待が高まりますね!
とにかく難しいってことだね!
【特徴2】大潮の時に波が立つため荒れやすい
河川を利用している江戸川は、潮の流れの向きがその都度変わります。
流れと風がぶつかることで大きな波が立つことも!
ちなみに潮の状態は以下のように分けられます。
- 【干潮】潮が下がっている状態。水面が安定し走りやすい
- 【追い潮(上げ潮)】満潮に向かう時間で下流から上流へ流れる
- 【満潮】潮が上がっている状態。水面が不安定で走りにくい
- 【向かい潮(下げ潮)】干潮に向かう時間で上流から下流へ流れる
潮の流れがあるため予想が難しいのは事実ですが、それぞれに攻略方法のセオリーはあります。
後ほど紹介するため要チェックですよ!
高い波に慣れている地元選手や波巧者のボートレーサーに注目をしましょう。
なお、HPから当日の潮と風向きをチェックできるぞい!
【特徴3】季節を問わず年中風が吹く
ボートレース江戸川では強い風が吹くことも特徴です。
特に5m以上の強い風が吹く割合も全国トップのボートレース場です。
そこで、ボートレース江戸川のデータから見た風による影響を以下にまとめました。
- 風速5m以下の場合はインの勝率が高い
- 向かい風の場合は5コース・6コースのまくりが決まりやすい
- 風速6m以上になると3コース〜6コースの勝率が高い
- 【特徴1】全国唯一河川を利用している難水面
- 【特徴2】大潮の時に波が立つため荒れやすい
- 【特徴3】季節を問わず年中風が吹く
ボートレース江戸川(江戸川競艇場)の季節別の特徴を紹介

ここからは、季節別の攻略方法を見ていきましょう!
データは2021年12月〜2022年11月までです。
春(3月〜5月)は「1-23-全」で安パイ攻め

春は1コースを軸に賭けやすい時期です。
季節ごとの1コース1着率は「春:46.7%」「夏:43.7%」「秋:42.7%」「冬:43.0%」
さらに、「追い風」の時は追い潮(上げ潮)でも向かい潮(下げ潮)でもダッシュ勢のスタートが非常に難しくなります。
そのため、狙い目は「1-23-全」などのイン勢を軸とした買い目になるでしょう。
夏(6月〜8月)は「2-1」で2コースに注目

夏は1コースの2着率がダントツで高いです。
季節ごとに1コース2着率は「春:21.4%」「夏:24.8%」「秋:22.4%」「冬:19.9%」
それに併せて、2コース1着率が上がっている季節でもあります。
つまり、「2-1」のケースが増えるということですね!
「2-1-全」が占める割合は7.9%で平均配当は3,948円です。
しかし、夏はこの割合が少し伸びるでしょう。
秋(9月〜11月)は「3-123」の2連単もアリ

秋は1コース1着率が最も低く、3コースのまくり・まくり差しが決まりやすいです。
もちろん、それでも1号艇が軸になるのが基本ですが、大穴を狙うならば3号艇の選手をチェックするのも有効ですね!
もしくは、2連単で「3-124」あたりも当たりやすく、配当にも旨味があります。
冬(12月〜2月)は「1-23-234」で2号艇に注目

基本的に競艇は冬の方が1コース艇が強いです。
なぜなら冬はモーターの体積効率が上がり、助走の短いインコースからでもしっかりとスピードをつけられるため。
しかし、江戸川では、季節別で最低レベルに近いことに注意しましょう。
また、2コースの2,3着率が高いようです。
「1-23-234」あたりは占有率も高く平均配当も旨味があります。
荒れやすいとは言っても、やっぱり1コースはなかなか外せないね!
そうじゃな。季節の傾向と、その時の選手がどのくらい強いかも重要じゃ。
- 春(3月〜5月)は「1-23-全」で安パイ攻め
- 夏(6月〜8月)は「2-1」で2コースに注目
- 秋(9月〜11月)は「3-123」の2連単もアリ
- 冬(12月〜2月)は「1-23-234」で2号艇に注目
ボートレース江戸川(江戸川競艇場)の必勝法を紹介

ボートレース江戸川(江戸川競艇場)を攻略するためには、「風」と「潮」を知らないことには始まりません。
ここからは、風と潮の影響について、それぞれの状態ごとに狙うべき必勝法を解説します!
【必勝法1】追い風の時はこのように予想しろ!

まずは、追い風のときにどう予想すべきかを解説します。
ここからは、風+潮の状態ごとの解説を行うため、実践的に使う時は、HPからその日のレースの風の状態と潮の状態を確認して、それにあった情報を見てくださいね!
【追い風+追い潮(上げ潮)】
追い風は助走が短いインコースでもスピードをつけられるため、イン有利。
さらに追い潮(上げ潮)の流れもあり、ダッシュ勢は不用意にスピードが乗り、スタートを決めるのが難しくなるためイン有利。
つまり、イン勢が一気に有利になるため、「逃げ」や「差し」が注目ポイントになるでしょう!
不安定で道中での逆転も多いため(旋回の難易度が高い)、江戸川に慣れた選手にも注目です。
【追い風+向かい潮(下げ潮)】
追い風と下げ潮(向かい潮)で大きな波が立ちやすいです。
江戸川の最も難易度が高い状態とも言えるでしょう。
江戸川を苦手としている選手やルーキーには厳しいため、波乗り巧者に注目が集まります。
もしモーターが強い選手がいても、それよりも江戸川に慣れている選手の方が有利な可能性も!
【追い風+止まり潮】
止まり潮とは、追い潮(上げ潮)で潮が上がりきった時(満潮)と下げ潮で下がりきった時(干潮)のことを指します。
潮の流れがなくなるため、波がたちにくく走りやすくなります。
上げ止まり(満潮)の時はスタートが決めやすいため、スタートが上手い選手や伸び足の良いモーターが狙い目です。
下げ止まり(干潮)の時は、そこから徐々に追い潮(上げ潮)が始まるため、追い風も重なりスタートが難しくなります。
追い風と追い潮(上げ潮)ですごいスピードがついちゃうイメージかな?
ざっくりそう考えるとわかりやすいかもしれんのう!
【必勝法2】向かい風の時はこのように予想しろ!

ここからは、向かい風の時の潮の状態によって変えるべき予想方法を解説します!
【向かい風+追い潮(上げ潮)】
風と潮の流れが真反対に進むため、水面状況は非常に悪化します。
ここも「追い風+向かい潮」のときと同じように、どれだけ江戸川に慣れているかが重要です。
そのため、モーターや全国勝率よりも、地元選手や当地勝率に注目すべきでしょう。
そして、道中での逆転も多いため、選手の気持ちもかなり重視すべきポイントといえます。
【向かい風+向かい潮(下げ潮)】
スタート時は向かい風ですが、1マークを旋回後のバックストレッチでは追い風となるためタイムも速くなりがちです。
そのため、モーターの機力差がわかりにくいでしょう。
そして、2マークを旋回するとまた向かい風となるため、そこで加速するためにも、出足や伸びのインパクトがある選手を選ぶと良いです。
【向かい風+止まり潮】
江戸川の水面のなかではトップクラスに安定した状態です。
この状態であれば、他の競艇場と大差ないと考えて良いでしょう。
いつも通り、モーターや全国勝率の高さなどを重視して、予想をしてみてください。
ただし、風が強いのは相変わらずのため、「乗り心地が悪い」と言っている選手がいたら要注意です。
- 「追い風+潮」と「向かい風+潮」の場合によって予想方法を変える
- その日の風と潮の状況は江戸川公式HPからチェックできる
ボートレース江戸川(江戸川競艇場)の各種データ

ここからは、江戸川のモーターと配当のデータからわかることを解説します。
注目すべきモーターは何号機?
まずは江戸川のモーターをチェックです。
2連対率のベスト5とワースト5のモーターを紹介します!
モーター成績一覧(2連対率順)(2022年7月7日〜2023年1月19日)
2連対率順位 | 番号 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 優出 | 優勝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ベスト1 | 25 | 6.17 | 27.2 % | 45.5 % | 62.7 % | 5 | 1 |
ベスト2 | 23 | 5.69 | 21.2 % | 44.2 % | 56.9 % | 7 | 0 |
ベスト3 | 39 | 5.91 | 29.5 % | 43.1 % | 58.5 % | 6 | 1 |
ベスト4 | 64 | 6.07 | 27.2 % | 42.6 % | 59.0 % | 5 | 2 |
ベスト5 | 35 | 5.69 | 21.7 % | 41.7 % | 54.2 % | 6 | 0 |
ワースト5 | 14 | 4.88 | 9.4 % | 24.6 % | 50.0 % | 3 | 0 |
ワースト4 | 40 | 4.68 | 11.3 % | 24.6 % | 42.6 % | 1 | 0 |
ワースト3 | 67 | 4.54 | 11.0 % | 23.9 % | 41.7 % | 1 | 0 |
ワースト2 | 57 | 4.15 | 12.1 % | 22.8 % | 35.0 % | 2 | 1 |
ワースト1 | 66 | 4.2 | 9.0 % | 19.3 % | 37.4 % | 1 | 0 |
江戸川のモーター交換時期は4月です。
モーターから3ヶ月くらいまではデータが溜まっていないため、モーター情報を見るときは、7月くらいから注視していきましょう。
2連対率が50%を超えるモーターはエースモーターと呼ばれますが、当てはまるモーターはありません。
予想に参加するときはHPから事前に確認しておきましょう。
江戸川は堅め狙い?大穴狙い?
ここでは、ボートレース江戸川の配当について、どのくらいの金額が出やすいのか調査してみました。
全国数値や本命、大穴などに強い競艇場もピックアップして、江戸川との数値と比較してみましょう。
3連単の配当別出現率(2021年12月1日〜2022年11月30日)
競艇場 | 本命(〜9.9倍) | 小穴(10.0倍〜29.9倍) | 中穴(30.0倍〜99.9倍) | 大穴(100.0倍〜) |
---|---|---|---|---|
全国平均 | 19.0% | 36.3% | 28.1% | 16.6% |
徳山(本命に強い) | 27.3% | 34.9% | 24.5% | 13.4% |
江戸川(小穴に強い) | 7.6% | 38.5% | 36.5% | 17.5% |
戸田(中穴に強い) | 8.1% | 35.7% | 38.3% | 17.8% |
平和島(大穴に強い) | 11.0% | 37.6% | 30.9% | 20.6% |
ボートレース江戸川は最も小穴がでやすい競艇場です。
ここまでみてもらえると分かるように、なかなか江戸川は堅い攻めはできません。
なんと10倍未満の配当は7.6%となっており、小穴のボックス買いが効きそうです。
うまくやれば稼げそうな感じするね〜!
- 今年の注目すべきベストモーターは25・23・39・64・35号機
- 配当は小穴が最もでやすい
ボートレース江戸川(江戸川競艇場)に強い選手

続いては、江戸川の通算勝率が高い選手です。
※1997年以降のデータです。
江戸川の通算勝率が高い選手は?
順位 | 選手名 | 記録 | 優勝回数 |
---|---|---|---|
1 | 前本 泰和 | 7.91 | 3 |
2 | 濱野谷 憲吾 | 7.79 | 14 |
3 | 三嶌 誠司 | 7.74 | 3 |
4 | 茅原 悠紀 | 7.6 | 4 |
5 | 守田 俊介 | 7.56 | 3 |
6 | 石渡 鉄兵 | 7.5 | 21 |
7 | 松田 大志郎 | 7.48 | 2 |
8 | 湯川 浩司 | 7.44 | 3 |
9 | 遠藤 エミ | 7.41 | 3 |
10 | 瓜生 正義 | 7.33 | 1 |
引退選手を除き、これまでの江戸川の通算勝率が高い選手はこのとおりです。
このなかで地元がボートレース江戸川の東京支部の選手は「濱野谷 憲吾」「石渡 鉄兵」選手ですね。
東京支部は少ないようにも見えますが、実際の優勝回数を見てみると、2人とも桁が一つ違います。
特に石渡鉄兵選手に関しては、21回とダントツの優勝回数です。
やはり江戸川は地元でよく走るレーサーに有利な場と言えそうです。
- 江戸川で勝率が高い選手は前本泰和、濱野谷憲吾、三嶌誠司など
- 江戸川は地元選手が有利な場
ボートレース江戸川(江戸川競艇場)の基本情報

ボートレース江戸川は全国で唯一河川を使用した競艇場です。
とはいえ、実際の競艇場は江戸川でなく、中川にあります。
難水面で知られていることから、過去にはボートレース江戸川からの斡旋を拒否する選手もいました。
2001年1月からは原則斡旋を受け入れなければならないとなっていますが、それでも斡旋後に欠場する選手もいるようです。
そこまでして嫌がるほどの難水面って危険そうじゃよな〜…
売上は順調に伸びている!
年度 | 順位(24位中) | 売上額 |
---|---|---|
2021年 | 19位 | 724億5265万200円 |
2020年 | 21位 | 527億4135万2800円 |
2019年 | 20位 | 469億5982万6200円 |
2018年 | 17位 | 407億9448万7000円 |
2017年 | 16位 | 379億9822万2800円 |
ボートレース江戸川は全国のなかではあまり売上は奮っていないようです。
もちろん、この業界全体の売上が右肩上がりになっている例には漏れていませんが、過去5年では24場中16位〜21位に留まっています。
主要レース
ボートレース江戸川の主要レースは以下のようなものがあります。
ジャンル グレード 競走名 周年記念 GI 江戸川大賞 企業杯 GIII アサヒビールカップ 正月競走 一般 新春金盃 ゴールデンウィーク競走 一般 ゴールデンカップ お盆競走 一般 江戸川賞企画レース一覧
ボートレース江戸川(江戸川競艇場)に企画レースはありません。
アクセス方法
住所:〒132-0033 東京都江戸川区東小松川3丁目1−1
車で行く場合
- 初めて行かれる方は「新大橋通り/都道50号」を通って行くと迷わずに着くことができます。
電車で行く場合
- JR総武線「平井駅」北口から無料送迎バスで約15分です。
- 都営新宿線「船堀駅」から無料送迎バスで約5分です。
- 地下鉄東西線「西葛西駅」南口から無料送迎バスで約10分です。
- ボートレース江戸川は東京都江戸川区にある競艇場
- 売上は年々上がっているが、全体の中では下位
まとめ:ボートレース江戸川は難水面であり地元の選手が有利

ボートレース江戸川の特徴と攻略について解説したポイントを簡単にまとめます。
- 【特徴1】全国唯一河川を利用している難水面
- 【特徴2】大潮の時に波が立つため荒れやすい
- 【特徴3】季節を問わず年中風が吹く
- 【必勝法】「追い風+潮」と「向かい風+潮」の場合によって予想方法を変える
また、季節別の攻略法は以下の通りです。
- 春(3月〜5月)は「1-23-全」で安パイ攻め
- 夏(6月〜8月)は「2-1」で2コースに注目
- 秋(9月〜11月)は「3-123」の2連単もアリ
- 冬(12月〜2月)は「1-23-234」で2号艇に注目
ボートレース江戸川は全競艇場の中で難水面であり、選手のレースも観客の予想も難しい競艇場であることがわかりました。
ただし、小穴がよく出る傾向にあるため、コンパクトに抑えたボックス買いが通用しそうですね。
最後に、「特徴」「必勝法」「季節別の攻略」の部分をもう一度見て覚えてくださいね!
ではまた!

- めがね
- データだけを信じる競艇LOVER。自分の経験則でものを考えると考え方がブレてしまうため、これまでの競艇の歴史で証明されたデータを絶対視している。好きなことは出走表を眺め続けることと、競艇場の現地調査。
- 当記事はあくまでも執筆者個人の経験に基づく検証で、当サイトはその正確性・再現性を保証は致しません。競艇予想サイトをご利用の際はご自身の判断でお願いいたします。