競艇の追い風と向かい風はどう影響する?風を読んで勝利を掴め

競艇の追い風と向かい風はどう影響する?風を読んで勝利を掴め

競艇は着順を選手の勝率や対戦相手などあらゆる条件から予想するが、チェックするのは選手や今までのデータばかりではない。

忘れてはならないのが天候である。天候といっても晴れなのか、雨なのか、気温がどうなのかなど条件は様々。そんな中でも大切なのは「」の影響だ。

気温などもレース影響は少なからずあるが、風は大きくレースの結果を左右するのだ。

今回はそんな「風」に注目して、どんな影響を及ぼすのかを見ていこう。

この記事を読めば的中率をさらにアップすることができるぞ

競艇において風はどうレースに影響してくる?

風が吹けば波も立つ!
風が吹けば波も立つ!

競艇において風はレースに大きく影響してくる。陸上競技を思い浮かべてもらえば分かりやすいが、追い風参考記録というものがあるな。

陸上競技の場合は追い風2m以上で、記録が参考記録として扱われるようになるのは知っている人も多いだろう。

理由は追い風によってスピードが上がることが考えられるからだ。

それだけ風の影響で、結果が変わってくるということだな。競艇も例外ではない。風によって大きくレース結果が変わってくる

では、具体的にどんな影響があるのかを見ていくことにしよう。

スタート時の勢いが大きく変わる

競艇で勝敗を大きく左右するのは、スタートであることは多くの人に知られている。

スタートタイミングがズレるだけで順位も変わってくるので、まさに勝負どころであるのは間違いない。

風には、このスタートタイミングをズラす力があるので、忘れずに頭に入れておきたいポイントだ。

競艇のスタートにはフライングスタートというものが採用されており、0~1秒の間にスタートラインを切らなけらばならない。

これは多くの選手が風の影響がほとんどない状態で、感覚を覚えている。そのため、風によってスピードが狂うと感覚が狂うというわけだ。

追い風であれば、いつもよりも加速するためフライングを警戒する選手が多くなる。逆に向かい風であれば、いつもより加速がしにくくなるため理想のスピードでスタートを切ることができなくなるぞ

競艇選手にとってスタートは一番重要だと言っても過言ではない。それだけ重要なスタートが思うように切れないと、展開も変わってくるのが競艇だ。

考えられる風は追い風・向かい風・横風の3つ

どんな風が吹いているかを知ろう
どんな風が吹いているか

風には大きく3種類あり、「追い風」「向かい風」「横風」と分けることができる。

それぞれの特徴を見ていくと以下のようになる。

「追い風」

追い風がある場合は当然ながら、スピードが通常よりも速くなりがちだ。スタートタイミングは0.1秒で切る選手が多いので、スピードが上がるとフライングになる可能性が高くなる

フライングになると、失格になるほかに回数によってペナルティを受けることになるので選手は慎重になる。

スタートが上手い選手でも、いつも通りのスタートができずに崩れることがあるので注意が必要だ。

「向かい風」

向かい風場合は追い風とは逆にスピードが出しにくくなる。ただ、スタートタイミングがいつもより遅くなっても、1秒までは余裕があるのでフライングにはなりにくい。

とはいえ通常のスタートが切りにくいため、スタートは乱れることが少なくないぞ。

「横風」

追い風、向かい風に目を奪われがちだが、横風というのも存在する。横風は基本的にターンの際に影響があるとされているが、追い風と向かい風に比べて影響は少ない

強風でボートがが傾くような場合を除き、そこまで深く考える必要はないだろう。

しかし、5m以上の風が吹けばボートが傾くなど影響が出てくるので、どのくらいの風速なのかはしっかりと確認しておきたいところだ。

右側からの風は差しが比較的決まりやすく、左側からの風はまくりが決まりやすくなるということは覚えておこう。

風速5mにもなるとデータが通用しない

データだけでは分からない
データだけでは分からない

風速によっては普段安定している選手もそうでなくなるのが怖いところだ。

堅い予想が通用しなくなると落胆するかもしれないが、逆にこれはチャンスではないだろうか。普段勝っている選手が勝てなくなる可能性があるということは、人気のない選手にとっては大チャンス。

無風の中レースをしたらほとんど勝てないような選手でも、勝てる可能性が出てくるというわけだな。

そう考えると万舟も狙いやすいということになる。強風だからレースに参加しないという人を見る度に、私は「もったいないなー」と思う。

ちなみに最近も強風でのレーストラブルがあった。2020年2月22日の平和島ボートの4日目の3レース目になんと5艇がフライングをしたというものだ。

6艇の内5艇がフライングということで、風の驚異が分かるレースになっただろう。ちなみにこのレースの風速は追い風10mというとんでもない強風。

1艇だけではレースは成立しないので、全ての賭式が払い戻しになっている。5艇がフライングというのは滅多にないが、こういうことは「風」の影響であり得るというわけだな。

競艇場の風について知っていこう

競艇場の風はどうやって読む?
競艇場の風はどうやって読む?

競艇において風の影響を考えることが大切だということは分かってもらえたと思うが、実際に風をどのように読んだらいいのか分からないという人もいるだろう。

確かに実際に競艇場に毎回行けるわけではないので、風を読むのは難しく感じる。

しかし、安心してほしい。風を知る方法はしっかりとあるのだ。その方法を紹介していくぞ。

競艇場の風は公式サイトで要チェック

競艇場の風を知るには公式サイトでチェックするのが一番早い。

誰でも見ることができるので、しっかりと見ておこう。

見方として、風向きは全部で8種類あり右矢印が追い風、左矢印が向かい風の意味を表しているぞ。

当然ではあるが、競艇場によって風の影響を受けやすいところとそうでないところがある。

私の今まで経験から特に風の影響があるのが「常滑競艇場」と「平和島競艇場」の2つだ。

「常滑競艇場」は伊勢湾に面しており、海からの風が入りやすい立地になっている。そのため追い風になりやすい競艇場と言えるだろう。

「平和島競艇場」は競艇場の近くに比較的高層のマンションが多く立ち並んでる。そのため、風の影響を多く受けやすいぞ

春~夏は追い風、冬は向かい風が吹き抜けることを覚えておこう。

上記2つの競艇場のレースは必ず風の状況もチェックするのがおすすめだ。

強風の際に着ける安定板の役割や影響は?

強風でボートが転覆する可能性がある場合は安定板というものを装着することができる。安定板を着けることに転覆を防ぐ効果があるぞ

しかし、転覆する可能性が低くなる代わりに抵抗が大きくなるため、スピードは出にくくなる

その影響もあり、インコース有利で逃げが決まりやすいのがレースの特徴だ。頭の隅に置いておいてもらえるといざという時に思い出せるだろう。

とは言っても悪天候が前提なので、レースは基本的に荒れやすい。予想する際に盲信しすぎることがないように注意しよう。

レースは強風や大雨、台風で中止になることも

あまりにも風が強い場合にはレース自体が中止になることもある。中でも中止になることが多いのは台風のシーズン。

台風が接近していて風が強いとその分、中止になることも多くなるぞ。

風に影響されやすい競艇だが、雨はどうだろうか。結論から言うと土砂降りでも風がなければ開催されることが多い。

このことからも風の影響がレースの勝敗に影響するスポーツだということが分かるな。競艇選手の中には雨が降っていると水面が穏やかになり、走りやすいという選手もいるみたいだ。

分かり切ってはいるが、中止かどうか怪しいレースは当然荒れるということは忘れないようにしよう。

コース別に見る追い風と向かい風の特徴

コースによって風の影響は異なる
コースによって風の影響は異なる

どのボートにも風の影響があるのには変わりないが、同じように影響してくるわけではない。

コースによって風から受ける影響は変わってくるので、その点は覚えておくと予想の参考になるぞ。

競艇に限らず公営ギャンブルでは当たり前だが人気のある選手が当たってもオッズは低くなる

競艇で言えば1号艇が1着になるというのは的中しやすいがオッズは低い。逆に6号艇が1着で的中すると、これだけで相当なリターンを見込めるわけだ。

ちなみにコース別にオッズの平均を見ると以下のようになる。個人での集計になるので、その点は留意して参考程度に見てもらえればと思う。

  • 1コース:2.0
  • 2コース:7.6
  • 3コース:9.4
  • 4コース:12.9
  • 5コース:12.7
  • 6コース:28.2

集計の結果、1コースから順にオッズが低いことが分かった。4コースと5コースは同じくらいだが、6コースのオッズを見ると大きく差があることが分かる。

状況を把握して高配当を獲得できそうなレースを選定できるようになると大きく稼げるようになるぞ。高配当を手にすれば当たり前に稼げるので、精度を高めるために風を攻略しよう。

1コースは追い風1mまでが有利

1コースは追い風0~1mの場合に有利になる。

これは競艇のセオリー通りなので、なんら驚きはないな。

基本的に追い風0~1mであれば影響を受けないので、安定した堅い選手が勝つことが多いのが特徴だ。

ここは基本になるので必ず覚えておこう。

2コースは追い風1~2mが有利

2コースは追い風1~2mの場合に有利になる。ターンが膨らむので差しが決めやすくチャンスが広がるからだ。

2コースに強い選手がいたら要チェック。そうでなくてもプラスのポイントとして考えておこう。

1コースも変わらず強いので、インコース重視にするのがおすすめだぞ。

3・4コースは追い風4m以上なら有利

3・4コースは追い風4m以上なら有利になる。風が強ければ3・4コースも差せる可能性が高くなるわけだ。

3・4コースにA級の選手がいればさらにチャンス。

ただ、2コースの選手が強いと壁になってしまうので、選手を見つつ予想していくのが理想的。差しやまくり差しが得意な選手がいたら大注目だぞ。

5・6コースは向かい風2m以上なら有利

5・6コースは向かい風2m以上なら有利になる。助走の距離がインコースとアウトコースで違うので、助走距離の長いアウトコースはスピードに乗れるぞ

逆にインコースは助走が足りず十分に加速ができない。スタートで大きな差がつけられるのはありがたいな。

要するにまくりが決まりやすいレースになるので、オッズの高い選手でも勝てる可能性が一気に高くなる。

見逃さないように風の強い日はよくチェックしておこう。

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ここまで風について説明しましたが、実際のところ、「初心者が競艇で稼ぐのはかなり難しい」です。

「予想を当てて楽しむ」「小銭を稼ぐ」程度であれば先ほどまでの説明で十分ですが、稼ぐためにはやはりプロの知識や経験が必要とされます。

まあ、ギャンブルをやる人は大体がトータルマイナスじゃからな…

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まとめ:風を味方につければレースを制すことが楽になる!

風を読んでレースを制そう!
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ここまで読んだら競艇で風がどれだけ重要か分かってもらえたと思う。

ついついデータばかりに目がいってしまいがちになるが、データだけでは分からないことが多いのも競艇の魅力の1つ。

風なんかは、注目している人が少ないので考えられるだけでも、より質の高い予想をすることができる

他の他人とは違う観点で予想することになるので、オッズの高い買い目が自ずと見えたりしてくるもの。その分大きく稼ぐことができるぞ。

風を上手く見て、味方につけることができればレースを制するのも楽になる。ちょっと勉強して、実際に数戦トライしてみれば感覚も分かってくるだろう。

しっかりと今回の記事を活かして、大きく稼いでいこう!

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万舟でたろう
万舟でたろう
競艇歴4年、競馬歴2年無類のギャンブル好き。最近パチスロで勝てなくなってきたので、競艇へ本腰を入れる。
万舟的中数は毎年10本以上。風俗店に行く資金を競艇で稼ぎまくっている。
  • 当記事はあくまでも執筆者個人の経験に基づく検証で、当サイトはその正確性・再現性を保証は致しません。競艇予想サイトをご利用の際はご自身の判断でお願いいたします。