「西島義則(にしじま・よしのり)」選手はインの鬼とも呼ばれる、隙あらばインコースを狙う選手
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「西島義則(にしじま・よしのり)」選手は、広島支部に所属しており、インへのこだわりが強い選手として知られています。
競艇はインコースが非常に有利な競技なのですが、西島義則選手は異常なほどに執着をし、隙あらば狙いにいきます。外枠でも前付けでインを狙っていく生粋のイン屋。
その姿勢からイン逃げの西島、インの鬼といった異名が付けられるほど。
もちろんそういったこだわりだけが突出しているわけではなく、2000年にはSG3タイトルを獲得するという実績も持っている一流のレーサーです。
西島義則選手のプロフィール、特徴などを紹介

まずは西島義則選手のプロフィールから見ていきましょう。
- 生年月日:1961年10月30日
- 身長:166cm
- 体重:57kg
- 血液型:AB型
- 所属支部:広島支部
- 登録番号:3024
- 登録期:49期
- 級別:A1級
SG3連覇をした立派な偉業を持つベテラン選手じゃぞ!
西島義則選手は広島支部に所属しており、現在の階級はA1級です。
ですが2011年にB2級まで落ちてしまったことがあります。
その理由は事故率オーバーによるもの。
しかしその翌年には再びA1級へ復帰しました。
そのことからも分かるように、実力の高い選手なのです。
事実、SGタイトルも獲得しているのですが、後程ご説明します。
競艇選手を目指したきっかけ
西島義則選手は高校を卒業してから広島で働いていましたが、競艇選手の叔父がいたことから自身もその道を選びます。
家族から受ける影響がきっかけという選手は多いですが、西島義則選手も例外ではなかったようです。
また、余談ですが元競馬騎手の田原成貴氏が従兄弟にあたります。
現役時代は天才と呼ばれていたものの、引退後はかなり世間を騒がせた人物です。
ここでは割愛しますが、興味のある方は調べてみるとかなり濃いエピソードが見られると思います。
従兄弟の田原氏は現役時代すごい騎手だったんじゃよ!
2000年にはMVPに選出
地元の宮島競艇場で行われるオーシャンカップに向けての減量で、相当な覚悟で臨んだに違いありません。
そして6月に行われた下関競艇場で行われたグランドチャンピオン決定戦競走を皮切りに、7月に宮島競艇場で行われたオーシャンカップで見事優勝。
さらには8月、若松競艇場で行われたモーターボート記念で優勝しSG3タイトルを獲得したのです。
本当にイン攻めがすごい選手ですね!
2000年の西島選手はノリにノッていたな
しかし10月に開催された全日本選手権ではなんと予選落ちをしてしまいますが、3連覇という実績もあることから、この年の最優秀選手(MVP)に選ばれました。
大げさな表現かもしれませんが、2000年はまさに西島義則伝説といっても良いでしょう。
西島義則選手の同期
- 大嶋一也(おおしま・かずや、愛知支部)
- 西山昇一(にしやま・しょういち、愛知支部)
- 山口哲治(やまぐち・てつじ、長崎支部)
49期である西島義則選手の主な同期の選手は上記に挙げた方々ではないでしょうか。
特に2017年に引退した大嶋一也選手は、西島義則選手と同様にインを攻めるタイプで有名でした。
西島義則選手のレース特徴

西島義則選手といえば生粋のイン屋として知られています。
6号艇であろうとどこであろうと、積極的な前付けでインを狙いに行く姿勢から、「インの鬼」や「イン逃げの西島」という異名を付けられるほどです。
また「ペリカン」というあだ名も持ち、その理由がインモンキーの際に頭が水面に突っ込みそうな程の姿勢になることから呼ばれるようになりました。
いくつかのレースを見ましたけどインの鬼っていうのは間違いじゃないですね!
西島義則選手のレース実績
獲得したSGタイトル
- 1997年:総理大臣杯競走
- 1998年:総理大臣杯競走
- 2000年:グランドチャンピオン決定戦競走、オーシャンカップ競走、モーターボート記念競走
- 2001年 - 競艇王チャレンジカップ競走
- 2002年 - 笹川賞競走
97年に初のSGタイトルを獲得。
その翌年も同じく総理大臣杯で優勝しました。
そして2000年にSG3連覇を果たすというわけです。
その後も2001年、2002年とタイトルを獲得していますが、以降は遠ざかっています。
ただ、2016年に笹川賞と全日本選手権、2017年笹川賞、2020年笹川賞と出走しているので、完全に実力が衰えているわけではありません。
これからもぜひSG出走をしてもらいたい選手じゃぞ!
獲得したG1タイトル
- 1997年:全日本王座決定戦
- 1999年:つつじ賞王座決定戦
- 2000年:ダイヤモンドカップ競走、三国開設47周年記念競走
- 2001年:京極賞競走開設49周年記念、宮島開設47周年記念競走
- 2002年:北陸艇王決戦
- 2007年:戸田グランプリ開設50周年記念
- 2010年:名人戦競走
2000年台はSGとともにG1の勝利数も多く、西島義則選手にとってはまさに全盛期。
その前後の年では集中してタイトルを獲得していることが分かります。
そして間は空きますが、2010年には年齢制限のある名人戦競走に初出場。
優勝を飾りました。
現在はG1優勝から遠ざかり、一般戦での優勝しか見られませんが、もう一度あのときの活躍を、と思う同年代の競艇ファンの方も多いかと思います。
西島義則選手の獲得賞金
2020年9月28日現在の獲得賞金は26,023,000円、賞金ランキングは125位です。
キャリアハイであった2000年には2億円近く、2002年には8800万円を獲得していました。
重賞への出走、そして勝利することにより一気にランキングがアップするほどの賞金をゲットできるため、いつかもう一度その夢を見てみたいところです。
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西島義則選手についてのまとめ
そして2000年のSG3連覇はまさに西島義則選手を語る上では外せないエピソードです。
惜しくも4連覇は逃したものの、MVPにも選ばれた絶好調の年でした。
しかし若手の台頭などで現在は鳴りを潜めてしまったものの、伝説的な偉業を持っていることには代わりありません。
ただ、2020年にもSGに出走してはいるので準優勝戦、そして優勝戦にまた顔を出してほしいと思います。
実力の高い選手が増えてきたがまだまだ西島義則選手には踏ん張ってもらいたいものじゃ!
私もこれを機会に注目してみます!

- 虎杖
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- 当記事はあくまでも執筆者個人の経験に基づく検証で、当サイトはその正確性・再現性を保証は致しません。競艇予想サイトをご利用の際はご自身の判断でお願いいたします。