平和島競艇場で全艇集団フライングが発生!1872万8,000円全額返還!

平和島競艇場で全艇集団フライングが発生!1872万8,000円全額返還!

本記事は、2021年2月23日に平和島競艇で発生した全艇集団フライングについて詳しく紹介していきます。

フライングによるレース不成立は、2019年6月16日に津競艇場で行われたレース以来ですが、実は近年毎年のように発生しており、競艇界全体で改善しなければならない課題の1つとなっています。

それでは早速、内容を見ていきましょう!

2021月2月23日平和島競艇場1Rの全艇フライングの全貌

全艇フライングの決定的瞬間
全艇フライングの決定的瞬間

2021月2月23日に平和島競艇場で行われた全艇フライングについて説明していきます。

内容としては、2021年2月23日に平和島競艇場で行われた1Rで全艇集団フライングしたことによりレースが不成立となり、1872万8,000円全額返還されたという内容です

そのうち、中島航選手と小巻良至選手は非常識なフライング(0.05以上のフライング)となっています。

2019年6月16日に唐津競艇場で、全艇フライングによるレース不成立がありましたが、それ以来の全艇フライングによるレース不成立になります。

過去には、下記みたいな大きなレースでフライングによる返還も行われています。

  • SG 第12回グランドチャンピオン決定戦競走
  • SG 第16回笹川賞競走
  • SG 第16回賞金王決定戦競走
  • SG 第42回総理大臣杯競走
  • SG 第14回新鋭王座決定戦競走

SG 第12回グランドチャンピオン決定戦競走に関しては、24億3513万3800円と競艇界で歴代1位の返金額となっています。

フライングによるレース不成立は、競艇界全体に与える影響が大きいので、近年フライングによる厳罰化も進められていますね

レース不成立になると競艇選手やお客様、競艇場においても大きな損害になるのであってはならないことですよね..。

2018年には宮島競艇場で2日間連続全艇フライングという珍事もあったのぉ

フライングは近年も多発している

フライングをした選手の一覧
フライングをした選手の一覧

実は、フライングによるレース不成立はこれだけではなく、2021年の丸亀競艇場でも全部で5艇のフライングが発生し、レース不成立となっています

その時の返金額が7144万6000円でした。

年2月のフライング件数は100件を超えていることから、フライングが多発していると言っても過言ではないでしょう。

これだけフライング件数が多いといつレース不成立になってもおかしくないですよね

フライングは風や波による影響が大きい

当日の風や波の情報
当日の風や波の情報

今回の平和競艇場におけるフライングの要因は、風と波における影響が非常に大きいと推測されています

向かい風7mの強風ということで、その風に負けまいと勢い良くスタートしたことが、フライングに繋がった可能性があるということです。

ちなみに、平和島競艇場のフライングによるレース不成立は、去年の2月にも起きておりその際にも1165万円の返還されました。

風が10mとかなり強風で、今回と同じく安定版を装着していましたので、状況が似ていることになります。

風や波を考慮したスタートをより徹底する必要がありそうじゃな

フライングは今後さらなる厳罰化の可能性も

さらなる罰則の可能性も
さらなる罰則の可能性も

フライングというのは、現代の競艇において最も重い罰則の1つで、フライングの罰則は下記の通りになります。

  • フライング1回 斡旋停止 30日間
  • フライング2回 斡旋停止 60日間(合計90日間)
  • フライング3回 斡旋停止 90日間(合計180日間)
  • フライング4回 斡旋停止 180日間(合計360日間)

上記がフライングによる罰則ですが、レースごとによってその罰則は異なり、グレードの高いレースの場合はもっと重い罰が課せられる可能性もあります

ちなみに、フライングを4回すると事実上の引退勧告宣言と言われてます。

また、フライングが多発していることから、今後フライングによる厳罰化が予想されますが、今後予想されるフライングの厳罰化の内容は下記の通りです。

  • 斡旋停止の日数を伸ばす
  • 事故点の点数を厳しくする
  • フライング1回で即帰郷
  • 罰金とスタート訓練の徹底

フライングは競艇選手だけではなく、競艇関係者や観客にも大きく影響するので、「フライング=競艇人生を左右しなかない罰」という認識のもと、競艇選手はレースに臨む必要があります。

しかし、よほどのことがない限り、悪徳天候でもレースは行われるので、今後はレースを行う基準も見直す必要がありそうですね。

悪天候のレースの場合はフライングしないための配慮を考える必要があるのぉ

まとめ:フライングによるレース不成立は競艇界に大きな影響を与える

今回は、2021年2月23日に平和島競艇場で起きた、全艇フライングによるレース不成立について紹介してきました。

最後にポイントを下記にまとめいきます。

  • 全艇フライングでレースが不成立すると多方面に大きな影響が出る
  • 近年もフライングが多発している
  • 競艇のフライングによる罰則は非常に重い
  • 今後フライングによる罰則がさらに厳罰化する可能性も
  • 選手にも考慮したレースを考えることも必要

フライングによるレース不成立は多方面に大きな影響を与えるため、今後さらなる厳罰化が予想されますが、それと同時に競艇は悪天候でもレースが行われることが多いので、選手にも配慮したレース開催基準を設けるなど、競艇界全体で対策する必要がありそうですね

より健全で安全なスポーツとしてしっかり対策を考えていくべきですね!

フジテル
フジテル
東京住みの30歳。湘南とラーメンが好きで、競艇勉強中の1年目新人ライター。
ギャンブルは、パチスロで万枚を複数回達成し、FXなどの投資取引に経験あり。
  • 当記事はあくまでも執筆者個人の経験に基づく検証で、当サイトはその正確性・再現性を保証は致しません。競艇予想サイトをご利用の際はご自身の判断でお願いいたします。