【競艇】第49回SGボートレースオールスターが終了!レース結果まとめ
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2022年5月24日〜29日にボートレース宮島で行われたSG・第49回ボートレースオールスターの優勝者や注目選手の活躍を振り返りましょう!
注目の地元選手・辻栄蔵選手やオールスター男とも呼ばれる平本真之選手、SGの中では出場選手が多い女子レーサーの活躍にも注目!
SG・第49回ボートレースオールスターが終了!
SG・第49回ボートレースオールスターが終わりましたね! 選手の皆様はお疲れ様でした。
今回は大会を通しての出来事をまとめていきます!
優勝者だけでなく、そのほかの注目選手の動きや女子選手の活躍もまとめているため最後まで必見ですよ!
まずは優勝者から見ていきましょう。
今回もアツい戦いが見れて楽しかったのう!
第49回SGボートレースオールスターの優勝者は原田幸哉
本大会で優勝を飾ったのは長崎支部の原田幸哉選手! 簡単にプロフィールをおさらいしてみましょう。
- 登録番号:3779
- 生年月日:1975年10月24日
- 身長:172cm
- 体重:52kg
- 支部:長崎
- 登録期:76期
- SG優勝歴:5回
- PGI・GI優勝歴:12回
原田幸哉選手は2022年5月30日時点で46歳であり、同期には瓜生正義選手、魚谷智之選手、折下寛法選手などがいるベテランボートレーサーです。
コーナーでのダンプが持ち味で、時には不良航法を取られて重賞戦から遠ざかることもありますが、今回の大会を含めて過去に5度のSGを制覇しています!
幼いことから父親に連れられ競艇場を訪れており、中学卒業後は海上自衛隊を経て、1994年に本栖研修所へ入所し、1995年4月に蒲郡競艇場にてデビューをします!
昔はデビュー初レースで初勝利を飾るくらいイケイケだったようですね!
>実際に優勝戦のレースを見てみよう
では、ここからは優勝戦のレースをみてみましょう! 出場レーサーは以下の通りです。
- 【1号艇】白井 英治
- 【2号艇】村松 修二
- 【3号艇】原田 幸哉
- 【4号艇】石野 貴之
- 【5号艇】篠崎 元志
- 【6号艇】平高 奈菜
原田選手は3コースに位置しており、進入は前付けなく枠なり3対3となりました。
1号艇・白井選手は筆頭優勝候補。
2号艇・村松選手はこの中で唯一の地元選手で宮島のクセも知っている。
3号艇・原田選手は昨年ボートレースメモリアルで優勝しており、2年連続でSG優勝を果たせるか。
> 4号艇・石野選手は宮島がデビュー初優勝を飾った競艇場。
5号艇・篠崎選手は弟の篠崎仁志選手が2020年にオールスターで優勝しており、兄弟で合わせて二冠をとれるか。
6号艇・平高選手は史上4人目のSG出場を果たした女子レーサー。
そんな今回の大会と関わりを持った選手たちが並びます! インコース3艇が好スタートを決め、2号艇・村松選手が差しにかかります。
しかし、3号艇・原田選手が外をまくり、目の前の1号艇・白井選手のスキマをつき、まくり差しを決めました! その後は、白井選手も負けじと差し返そうとしますが惜しくも届かず! 最終的には3-1-5の結果となりました。 3連単のオッズは58.4倍と高めの配当です!
選手はもちろんそうじゃろうが、見ているこちら側もドキドキするレースじゃった!
勝利を決めた原田選手は表彰式の壇上では「今は信じられない。ウソだろ?という感じです。(白井)英治君が優勝すると思っていたんで…」と語っています。
また、「スタートだけは誰にも負けないつもりでやっています。オールスター優勝を長く待ってくれたファンに感謝したい」とスタートに自信があったことに触れつつもファンに感謝を述べていました!
- SG・第49回ボートレースオールスターの優勝者は原田幸哉
- 原田幸哉は昨年もSGで優勝しており、2年連続SG制覇を達成
- 2着は白井英治、3着は篠崎元志
「平高菜奈」が史上4人目のSG優勝戦に出場!
注目選手は優勝者だけではありません!
以前大村クラシックにて史上初のSG優勝女子レーサーとなった遠藤エミ選手に続くように、平高奈菜選手が優勝戦まで駒を進めました。
- 選手名:平高奈菜
- 登録番号:4450
- 生年月日:1987年7月7日
- 身長:160cm
- 体重:48kg
- 支部:香川
- 登録期:100期
- 同期:鎌倉涼、桐生順平、川野芽唯、青木玄太など
初日のドリーム戦にも出場していた平高選手はSG優勝戦へ向けて「楽しみでしょうがない。もちろん優勝を狙っていくけど枠が枠なので…。表彰台には乗りたい」とコメントしていました。
6コースからのスタートで、結果は6着となってしまいましたが、次はもう少し内側の枠で勝負をしたいと、まだまだ更なる進化を見せてくれるようです!
>過去には誰が出場していた?
平高選手は史上4人目のSG優出ですが、過去にはどんなレーサーがいたのでしょうか?
- 【寺田千恵】2001年:SGグランドチャンピオン決定戦
- 【横西奏恵】2006年:ボートレースクラシック、2011年:ボートレースオールスター
- 【遠藤エミ】2022年:ボートレースクラシック
初めての女子レーサーのSG優出は2001年の寺田千恵選手です。
その後、2006年、2011年と寺西奏恵選手が優出するも、約11年の間は女子レーサーのSG優出はありませんでした。 しかし、2022年に遠藤エミ選手がSG優出だけでなく、優勝まで達成する快挙を成し遂げたことで女子レーサーも勢いづき、平高選手が今年2人目のSG優出を果たしました!
遠藤選手や平高選手に憧れてレーサーを目指す人も出てくるでしょうね!
そもそもボートレースでは、体重が軽い女子レーサーの方がスピードを出しやすいです。 しかし、体重が軽い分引き波を受けた時にその衝撃を受けやすくなります。
また、規定でモーターの出力がダウンしたことからもその影響は顕著に出るようになっていました。
そういった条件がある中で、2022年に2人もSGで優出を果たしているというのは快挙と言えるでしょう!
- 平高奈菜が女子レーサー史上4人目のSG優出と快挙!
- 優勝戦は6着で敗れるも、今後に期待ができそう
- 女子ボートレーサーが盛り上がってきている
「實森美祐」がSGで初勝利を飾る!
女子レーサーの快進撃はまだまだ止まりません。
2022年現在25歳という若さで、A2級を飛び級し、A1級に昇格した實森美祐選手がSGにて初勝利を飾りベスト18入りを果たしました!
- 登録番号:4963
- 生年月日:1996年9月11日
- 身長:154cm
- 体重:45kg
- 支部:広島
- 登録期:119期
- 同期:土屋南、福岡泉水、西橋奈未など
広島支部に所属しており、ファン投票は同支部内では1位! 水神祭では広島支部の先輩方に囲まれ盛大に行われたようで、實森選手が周りから親しまれていることがわかりますね。
勝利者インタビューでは「びっくりしました。地元なのでスタートはしっかりいきたいなという気持ちはありました。嬉しいです、信じられない。」と述べ、白井選手には「時代が来たな」と言われ、喜んでいる様子でした。
まだ25歳じゃというのにどんどん良い成績を残しているのう!
- 広島支部の實森美祐がSGで初勝利を飾る
- 白井英治にベタ褒めされるほどの実力がみられた
他にも平本真之や地元選手・辻栄蔵などが活躍!
他にも活躍した選手は多数います。 何人か選手を紹介しましょう!
>過去にはオールスター3年連続出場!平本真之は準優勝戦へ!
まず紹介するのは平本真之選手です。
- 登録番号:4337
- 生年月日:1984年5月5日
- 身長:160cm
- 体重:55kg
- 支部:愛知
- 登録期:96期
- 同期:新田雄史、魚谷香織、篠崎元志など
平本選手は2016年にSGボートレースオールスターに初出場、初優勝を飾り、その後2018年からは3年連続で出場するほどオールスターと関係がある選手。
予選ラストでは、實森選手が勢いのある走りを見せたことに驚き、勝利を逃してしまいましたが、4日目の12R終了時には7位にランクインして順調に予選は突破しました!
5日目12Rの準優勝戦に駒を進めるも、3号艇スタートで4コースにいた原田選手のまくりに惜しくも屈してしまいました。 今後は6月のSG・グランドチャンピオン、7月のSG・オーシャンカップにも出場予定のため、楽しみですね!
實森選手の実力に驚かされた選手が結構いるようですね…!
>地元・広島支部の期待の星・辻栄蔵!地元のプレッシャーを跳ねのけられるか?
次に辻栄蔵選手です。
- 登録番号:3719
- 生年月日:1975年3月23日
- 身長:169cm
- 体重:51kg
- 支部:広島
- 登録期:74期
- 同期:石渡鉄兵、西村めぐみ、守田俊介
辻選手は広島支部から出場する実力派レーサー。
過去にはSGを3回制覇しており、そのうちの一度は昨年のチャレンジカップであり、勢いに乗ったまま優勝する可能性もある選手です。 そんな辻選手は、節間で1着は一度しか取れていなかったものの、安定して2着を死守して準優勝戦まで駒を進めました。
地元からの期待もあったため、予選を突破した辻選手はホッとしていたようです。
しかし、5日目11Rの準優勝戦では、3号艇としてスタートするも平高選手が外からまくりを仕掛けようとし、それを5号艇・實森選手が受け止めつつもまくりにいきます。
しかし、實森選手がターン途中で失速してしまい、そこに3号艇・辻選手が巻き込まれる形で外に大きくはみ出てしまい、結果は6着となってしまいました。
準優勝まで行ってくれるだけでも地元のファンは喜んでくれるじゃろう!
- 平本真之は5度目のオールスターで予選突破するも準優勝戦で敗れた
- 辻栄蔵も地元の期待を背負って準優勝戦まで駒を進めるも、敗退
まとめ:第49回オールスターでは女子レーサーが盛り上がりを見せる中、ベテランの原田幸哉が意地を見せて優勝!
- 第49回ボートレースオールスター優勝者は原田幸哉!
- 平高奈菜や實森美祐など女子レーサーが活躍を見せる大会となった!
- 地元選手は優勝戦までは届かず惜敗!
以上、第49回ボートレースオールスターの振り返りでした。 今大会は出場する大半のレーサーがファン投票で選ばれることから、女子レーサーが出場しやすい大会でしたが、実際に出場して活躍される選手が多かったのは喜ばしいことですね!
今後は成績だけでもSGに出場できる女子レーサーが増えていきそうです。 また、地元開催となった広島支部の選手たちは軒並み好成績を残しました。
出場した8選手中、村松修二選手は優勝戦、山口剛選手、前本泰和選手、辻栄蔵選手、大上卓人選手、實森美祐選手の計6名が準優勝戦以上に残っています!
地元のファンたちにとっても嬉しい大会となったでしょう。
次のSGは6月21日に唐津で開催される第32回グランドチャンピオンです、楽しみに続報を待ちましょう!
- めがね
- データだけを信じる競艇LOVER。自分の経験則でものを考えると考え方がブレてしまうため、これまでの競艇の歴史で証明されたデータを絶対視している。好きなことは出走表を眺め続けることと、競艇場の現地調査。
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