競艇のルーキーシリーズって何？ルーキーシリーズの特徴や稼ぐ方法4選を徹底解説！

「そもそもルーキーシリーズってなんぞ？」という方向けに、まずはルーキーシリーズについて解説します！

ルーキーシリーズとは、その名の通り競艇のルーキー（新人選手）が集まって行われる一般戦のレースシリーズです。

全競艇場にて年に1度の競争が行われるため、1年間で24回開催されます。

ルーキーシリーズの出場資格

ルーキーシリーズの出場資格は以下の通り。

• デビュー6年目未満かつ新人王座決定戦競走で優勝していない選手
• 6年目以上だが30歳未満の選手の一部（オーバーエイジ枠）

性別の制約はなく、男女共に出場できるレースですが、女子レーサーはヴィーナスシリーズやG3・オールレディースに出るケースが多く、男子レーサーの大会になっています。

元々は完全に6年目未満のルーキーのみで開催していましたが、やはり新人ということもありレースが荒れに荒れるため予想が難しくなる問題がありました。

そのため、2017年からは、デビュー6年目以上でも、「30歳未満」「SG優勝戦出場経験なし」であれば、オーバーエイジ枠として出場可能となりました。（最大6人）

ルーキーシリーズの賞金

結論、ルーキーシリーズの賞金は固定された金額が発表されているわけではないようです。

ルーキーシリーズは一般戦のため、優勝賞金は77万円以上と定められています。

2018年6月に江戸川にて行われたルーキーシリーズでは優勝賞金は100万円だったものの、2020年3月に多摩川にて行われたときは、優勝賞金が1,000万円だったという噂もあるようですね。

ルーキー戦のレースを紹介

ルーキーシリーズとは異なりますが、実はルーキーシリーズ以外にも、新人レーサーが輝けるルーキー戦がいくつかあるため紹介します！

• ルーキーシリーズ（一般戦）
• イースタンヤング（G3）
• ウエスタンヤング（G3）
• ヤングダービー（PG1）

こうして並べるとわかりやすいですが、最もハードルの低いルーキー戦が「ルーキーシリーズ」です。

イースタン・ウエスタンヤング（G3）

そして、ヤングダービーのプレ競走として扱われるのが、G3競走の「イースタン・ウエスタンヤング」。

その名の通り、東西の若手王者を決めるレースですね。

出場資格は30歳未満の成績上位者であり、ルーキーシリーズで優勝した選手や過去のイースタン・ウエスタンヤングにて優勝したレーサーは優先的に出場権が与えられます。

ヤングダービー（PG1）

そして、ルーキー戦の頂点に立つヤングダービーはPG1と、かなり大きなポジションを獲得しています。

30歳未満の王者を決める競走であり、賞金は1,100万円と非常に高く設定されています。

過去5年間の競走優勝者は以下のとおり。

• 【2021年】羽野 直也
• 【2020年】磯部 誠
• 【2019年】永井 彪也
• 【2018年】関 浩哉
• 【2017年】中田 竜太

ルーキーシリーズは、6コースに慣れておりインコースに慣れていない新人が多いため、まくりやまくり差しでの決着も多いです。

しかし、ヤングダービーほどになるとインコースがかなり強い傾向にありますね！

• ルーキーシリーズは年に24回開催される新人のレース
• 出場資格は基本的にデビュー6年目未満かつ新人王座決定戦競走で優勝していない選手

ルーキーシリーズの特徴をいくつかまとめてみました！

レーサー間の実力差が大きい

デビューから10年ほどの間は、最も自分の走りが成長する時期でしょう。

つまり、自分の走りがある程度確立して、実力が開花した選手とそうでない選手が顕著に分かれる時期であり、そこで差が大きく出ます。

レースは若干荒れやすい傾向にある

ルーキーが多く、1コース艇に慣れていない選手も多いため、通常の一般戦よりは若干荒れる覚悟をしておいた方が良いでしょう。

その場合、センターやアウトコースからのまくりがよく見られます。

新人は5,6コースのアウトコースを走ることが多いため、外から全力で握ってまくりにいくことが多いためですね！

逆に、2,4コースからの差しの経験はあまりないため、このような結果になっています。

• レーサー間の実力差が大きい
• レースは若干荒れやすい

ここからは、ルーキーシリーズで実際に予想を的中させるための方法を深掘りしていきます！

まずはイン逃げのレースになるかチェック！

まずは競艇の大セオリー、「イン逃げができそうかチェック」しましょう。

他の一般戦よりもまくり決着が多いとはいえ、競艇のイン逃げの強さは覆りません。

それに、1コースにA級選手がいるケースだってありますから、どんなことがあろうとまずは1コースがイン逃げできるかは要チェックです！

「イン逃げできるか？」においてチェックすべき項目は2つ。

「平均ST」と「1コース3連対率」です。

【3連対率とは】
3着以内に入る割合を示した数値

センター・アウトコースからの攻め手がいるかチェック！

さて、次は「センター・アウトコースからの攻め手がいるか」チェックです。

イン逃げが信頼できない場合やセンター・アウトコースに上手い選手がいる場合は要注意です。

一番わかりやすいのは、A級選手がいるかどうかですね。

B級選手が5人で、1人だけA級選手がいるケースは、A級選手に要注意です。

アウトコースから1着にならなくとも、3着以内に入る可能性はかなり高いため、レースに波乱が起きる可能性があります。

B1級は層が厚いため、同じB1級でも実力差があるケースも多いです。

そういうときは、勝率をチェックして差がないかもみてみましょう。

勝率の差が1以上あると注意、2以上はかなり差があります。

地元の選手をチェック！

次に、「地元の選手がいるか」チェックです！

よく地元の選手は、その場を走り慣れているから有利といいますが、ルーキーの場合はそれがより強く現れます。

ルーキーはそもそも基本的にどこの場も走り慣れていないため、地元以外の経験値はかなり少ない状態です。

そんななかで地元をある程度走り慣れたルーキーが相手となると、かなりのハンディキャップを追うわけですね。

ベテランであれば、地元以外の競艇場でも、ある程度競艇場のクセは見抜けていますが、ルーキーにはそれが全くありませんからね。

競艇場の攻略方法をチェック！

最後に、「競艇場の攻略方法」をチェックです！

ルーキーシリーズは外からのまくりがあるだの、インが結局強いだの色々と説明してきましたが、もちろん競艇場ごとの特徴によっても結果はかなり変わります！

イン逃げが強い選手でも、イン逃げしにくい競艇場であれば1コース1着率が落ちるのは当然の話で、それはルーキーシリーズだろうがなんだろうが変わりません！

そのため、こちらからチェックしてみてくださいね！

• まずはイン逃げのレースになるかチェック！
• センター・アウトコースからの攻め手がいるかチェック！
• 地元の選手をチェック！
• 競艇場の攻略方法をチェック！

ここまで、ルーキーシリーズで予想を的中させるコツについて解説してきました。

しかし、なかには以下のように思う方もいるかもしれません。

• いや〜ぶっちゃけルーキーシリーズとか関係なく、ただ稼ぎたいんだよね
• ルーキーシリーズよりおすすめな予想レースの方法ないの？
• とにかく稼げる方法ないの？

そんな方におすすめしたいのが競艇予想サイトです。 競艇予想サイトは、簡単にいえば競艇のプロが無料・有料で予想をしてくれるサービス！ 多くのサイトが無料登録でき、無料予想も提供しています。

ルーキーシリーズは予想が簡単ではないので、それなら的中させやすくオッズも美味いレースを選んでくれて、プロの予想師が予想してくれる方が儲かりますよね〜。

ただしデメリットとして、予想サイトには悪質な予想サイトがあるため、気をつけてください！ もし興味のある方は、おすすめの競艇予想サイトや本物の予想サイトの見極め方を見てみてください！

• ルーキーシリーズとは主に6年目未満の選手が出場する新人選
• ルーキーシリーズは選手間の実力差が大きいことやレースが若干荒れやすい特徴がある
• ルーキーシリーズには攻略方法があるため、それに従うと的中率が上がるかも！

今回はルーキーシリーズの特徴や攻略方法について解説しました！

毎年新世代が入ってくるなかで、注目選手が生まれる瞬間を見るのは非常に楽しいですよね〜！

どうせルーキーシリーズを見るのであれば、今回紹介した攻略法をチェックしながら予想してみてください。

それか、ただ稼ぎたい気持ちが強いのであれば、競艇予想サイトを使うことも一つの手なので、色々と調べてみてくださいね！