【永久保存版】競艇の追い上げの手法を4つ解説！カジノの攻略法を使って競艇で稼げるのか解説！

そもそもみんなは「追い上げ」が何か知っているか？？

追い上げとは、元々カジノで使われていた攻略法の一種であり、「負けたときに、次の掛け金を変更することで収支をプラスにする（追い上げる）」方法だ。

例えば、有名なものでは以下のようなものがあるな。

• マーチンゲール法
• モンテカルロ法
• ココモ法
• グッドマン法

そして、最近はこのカジノで使われていた手法が、競馬や競艇などのギャンブルでも転用されているということだ。

詳しくは後述するが、結論を先にいうと、追い上げは競艇ではあまりおすすめできない方法だ。

ただし、内容に興味がある人もいるだろうからまずはこの代表的な4つについて詳しく解説するぞ！

「マーチンゲール法」とは、「勝率約5割で、配当2倍の勝負に負けた場合、次の勝負で賭け金を2倍にすることで、前回分の負けを取り返す方法」だ。

• メリット
  シンプルかつ簡単である
  マーチンゲール法を続けていれば理論上はほぼ確実に負けない
• デメリット
  負けが続くと賭け金が倍倍になっていくため相当な軍資金が必要になる

理論上は負けないとはいえ、デメリットにもあるとおり、賭け金がかなり増える可能性があるため、注意が必要な購入方法だな。

また、マーチンゲール法を成り立たせるためには以下の条件が必要だ。

• 勝率が約50%であり、配当が2倍であること
• 前回の結果が次に影響しない勝負（独立事象）であること
• 軍資金をある程度持っておくこと

そもそもカジノで使われていたマーチンゲール法は、ルーレットのように「黒か赤か」「偶数か奇数か」など、勝率が約2分の1である時に有効な作戦だ。

競艇は、「勝率が約50%であるかどうか」を見極めるのは非常に難しいよな。

さらに、オッズも変動するため、もしマーチンゲール法で負けまくって、次のレースで「数万円を賭けて2倍さえ当てれば！」と思っても、お金をつぎ込めばオッズは下がってしまう。

つまり、マーチンゲール法の条件に則っていないため、競艇でマーチンゲール法を使うのはあまり向いていないということだ。

マーチンゲール法は負けた時に賭け金を倍にする方法だが、逆に「勝った時に賭け金を倍に、負けた時に賭け金をリセットする」パーレー法というものもある。

こちらは、勝ち続けた時の大勝ちできるメリットがあるが、一度でも負けると損失が出てしまうというハイリスクハイリターンの購入方法だ。

実際に競艇でマーチンゲール法を利用してみた

向いていないとはいえ、実際に気になる方もいるだろう。

ただ、競艇では勝率が何%なのかを見極めるのは難しいからシミュレーションとして考えてみるぞ。

レース数	賭け金	結果	収支
1	¥100	不的中	-¥100
2	¥200	不的中	-¥300
3	¥400	不的中	-¥700
4	¥800	不的中	-¥1,500
5	¥1,400	的中	-¥100
6	¥100	不的中	-¥200
7	¥200	不的中	-¥400
8	¥400	的中	¥0
9	¥100	不的中	-¥100
10	¥200	不的中	-¥300
11	¥400	不的中	-¥700
12	¥800	的中	¥100

これより的中率が高ければ、もう少し稼げるがなかなか利益を出すのは難しそうだな

ポイントとしては、オッズ2倍の舟券を、1つの買い目で購入するということだ。

競艇は大体いくつかの買い目を購入して当てるのが基本だから、1つの買い目であればいくら2倍オッズとはいえそう簡単にはいかないだろう。

また、もし仮に12R続けて不的中だった場合は、合計の舟券代が409万5,000円にまで上る

それでもマーチンゲール法で勝つためには、その次のレースで819万円をかけなきゃならないってんだから地獄だな（笑）

「モンテカルロ法」とは、「2倍配当か3倍配当の勝負において、特定の数列を使用して賭け金額を決定することで、負けを少なくし勝ちを大きくする方法」だ。

• メリット
  マーチンゲール法より低リスクである
  攻略が終了した時点で利益を確定できる
• デメリット
  計算が複雑で面倒臭い
  長期戦になりやすい

マーチンゲール法よりも低リスクに勝ちを狙えるが、その分長期戦になりがちであり、「早期に大勝ちする」のは難しい買い方だ。

モンテカルロ法でよく使われる数列として、まずは「1 2 3」という数列を用意する。

はじめはこの両端（1と3）を足し合わせた数字を賭けるんだ。

今回は数列の1=100円として考えてみると、数列「1 2 3」の両端「1+3」で4（400円）をはじめに賭ける。

この勝負で「負けた場合は、右側にさらに数列を増やし、数列は『1 2 3 4』」に。

この勝負で「勝った場合は、両端の数列を2つずつ削除するため、数列は『なし』」に。

この勝ち負けを続けていって、数列がなくなった時点でモンテカルロ法はプラス収支で終えることとなる。

ちなみに、勝った場合には、2倍配当の勝負であれば両端を1つずつ、3倍配当の場合は両端を2つずつ削除するぞ。

実際に競艇でモンテカルロ法を利用してみた

より具体的な例は以下のようになる。
※配当は3倍と仮定する。

• 数列「1 2 3」の1+3=4（400円）を賭ける
  負けた場合、数列を1行増やすため数列が「1 2 3 4」となる
• 数列「1 2 3 4」の1+4=5（500円）を賭ける
  負けた場合、数列を1行増やすため数列が「1 2 3 4 5」となる
• 数列「1 2 3 4 5」の1+5=6（600円）を賭ける
  負けた場合、数列を1行増やすため数列が「1 2 3 4 5 6」となる
• 数列「1 2 3 4 5 6」の1+6=7（700円）を賭ける
  負けた場合、数列を1行増やすため数列が「1 2 3 4 5 6 7」となる
• 数列「1 2 3 4 5 6 7」の1+7=8（800円）を賭ける
  勝った場合、両端2つの数列を消すため数列が「3 4 5」となる
• 数列「3 4 5」の3+4=8（800円）を賭ける
  勝った場合、両端2つの数列を消すため数列が「-」となる
• 数列がなくなった時点でモンテカルロ法を終了とする

上記と同じものを表でもみてみようか。

レース数	数列	賭け金	結果	収支
1	1 2 3	¥400	不的中	-¥400
2	1 2 3 4	¥500	不的中	-¥900
3	1 2 3 4 5	¥600	不的中	-¥1,500
4	1 2 3 4 5 6	¥700	不的中	-¥2,200
5	1 2 3 4 5 6 7	¥800	的中	-¥600
6	3 4 5	¥800	的中	¥1,000
7	-	-	-	-

この例を見ると、しっかりと全て終えられた場合はなんとか利益を確定させて終了させられる。

ただし、これはうまくいったパターンではあるが、長期戦になればなるほど賭け金も大きくなってくるため、注意が必要だな。

「ココモ法」とは、「勝率が約33%で3倍配当の勝負に負けた場合、次の勝負での賭け金を前回と前々回の賭け金の合計にすることで、勝つ方法」だ。

• メリット
  一発で損失を回収ができる
  連敗するほど利益も大きくなりやすい
• デメリット
  勝率が低く連敗する可能性が高まる

ココモ法はマーチンゲール法の応用版のような方法であり、マーチンゲール法よりも軍資金の増え方は緩やかで、その分勝率が低くなり連敗する可能性があることに注意だな。

一方で、連敗が続けば続くほど、一気に回収できる利益も増えるぞ。

実際に競艇でココモ法を利用してみた

では、ココモ法も実際に試してみよう。
今回も配当は3倍と仮定するぞ。

レース数	賭け金	結果	収支
1	¥100	不的中	-¥100
2	¥100	不的中	-¥200
3	¥200	不的中	-¥400
4	¥300	不的中	-¥700
5	¥500	不的中	-¥1,200
6	¥800	不的中	-¥2,000
7	¥1,300	不的中	-¥3,300
8	¥2,100	的中	¥900
9	¥100	不的中	¥800
10	¥100	不的中	¥700
11	¥200	不的中	¥500
12	¥300	的中	¥1,100

うまくいく場合はこんな感じだな！

連敗すればするほど利益が大きいため、1R〜7Rまで連敗しても8R目では6,300円の配当が戻ってくる。

ただ、仮に全不的中の場合は舟券代は37万6,000円となるぞ。

オッズ3倍の舟券を1つの買い目で当てるのはなかなか難しいだろうな。

「グッドマン法」とは、「1勝ごとに賭け金を特定の金額に変えることで、堅実に勝負を進められる方法」だ。

• メリット
  少ない資金で使用できる
  1度3連勝できれば2連敗しても損失が出ない
• デメリット連勝が前提の購入方法である
  利益を大きくするためには時間がかかる

グッドマン法は1235法とも呼ばれ、具体的には「勝ち続ける限りその数字の順番通りかけていく方法」だ。

数字を1=100円とすると、当たり続ける限り、賭け金は100円→200円→300円→500円→500円（当たり続ける限り、延々と500円で賭ける）

外れた場合は、賭け金を100円に戻すというものだな。

実際に競艇でグッドマン法を利用してみた

では、グッドマン法も実際に試してみよう。

レース数	賭け金	結果	収支
1	¥100	的中	¥200
2	¥200	的中	¥400
3	¥300	的中	¥700
4	¥500	不的中	¥200
5	¥100	不的中	¥100
6	¥100	的中	¥200
7	¥200	的中	¥400
8	¥300	的中	¥700
9	¥500	的中	¥1,200
10	¥500	不的中	¥700
11	¥100	不的中	¥600
12	¥100	不的中	¥500

こうしてみると、連勝さえすればその後も安定して利益を出せることがわかるな！

ただし、そもそも競艇でもカジノでも配当3倍の連勝すること自体が難しいから、これはかなりうまくいったレアケースだと思って欲しい。

ここまで、「追い上げ」について解説してきたが、競艇に追い上げの手法を適用するのはおすすめしない。

理由としては、そもそも追い上げはカジノの特定のゲームにおいての攻略法として発明されたためだ。

例えば、マーチンゲール法であれば勝率50%、配当2倍の条件に則ったルーレットやバカラ。

ココモ法であれば、勝率が約33%の配当が3倍を選べるルーレットなどが当てはまる。

その通り！

もちろん応用して競艇で似たように購入することはできるが、やはりカジノの攻略法とは異なるというのが結論だな。

ここまで追い上げについて深掘りしてきたが、実際のところ、「追い上げで勝つことは難しい」ことがわかったな。

当てて楽しむ程度であれば十分だが、そのための支出もそれだけ多くなってしまうため、稼ぐためにはやはりプロレベルの知識や経験が必要とされるぞ。

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今回は、競艇における「追い上げ」について解説したぞ。

記事の内容をまとめると以下の通りだ。

• 追い上げは元々カジノの攻略法
• マーチンゲール法やモンテカルロ法など様々な手法がある
• 競艇に応用できなくもないがおすすめはしない
• 結局マイナスで終わってしまうケースが多い

いろいろと追い上げの方法について解説してきたが、追い上げを競艇に適用させるのはあまりよろしくないことがわかったな。

「競艇で絶対に稼げる攻略法が何かあるんじゃないか！？」と考えるのはみんなそうだが、そんなに簡単ではないこともわかっただろう。

結局は、地道にコツコツ競艇選手や競艇場を分析して、少しずつ的中率・回収率を高めていくしかないな。