競艇(ボートレース)における死亡事故について!他の競技と比べても高めの死亡率?サメに襲われた選手がいるって本当?

競艇(ボートレース)における死亡事故について!他の競技と比べても高めの死亡率?サメに襲われた選手がいるって本当?

競艇は「水上の格闘技」と呼ばれることがある位には危険性のある競技だという事は皆さんご存知の事かと思います。
もちろん超高速で水上を走る以上は仕方のないことかもしれませんが、それによって起こる事故も様々です。

幸い2023年は無死亡が続いていますが、2022年には不幸にも「小林普」選手と「中田達也」選手の2人の選手が亡くなってしまう自体にもなってしまいました。

競艇という競技の危険性や、死亡率がどれくらいあるのか。

また危険性とはいっても競輪・競馬・オートレースといった他の公営競技と比べてどれぐらいの差があるのか。 今回の記事ではそういった死亡事故についてや動画についてまとめます!

ボートレースで起きてしまった死亡事故…ボートレースは危険な競技?

危険な競技

どもども。
最近タバコ代を浮かすためにヴェポライザーに移行したのですが、これがめちゃくちゃ良かったです。
VAPE触ってた事もあるんですが、それよりもメンテナンスが楽でニコチン接種の面でもシャグさえ買えれば良いし、なんなら紙タバコをカットすればOKなので入手のしやすさもグッド…。
一番良いのは吸わない選択肢だとは思うんですが、ヴェポライザーに移行しただけでもタバコ代が月3000円位になったので良しとしましょう。

元々は1万円位と言っておったか?そう考えるとかなり浮いたのう…

さて、皆さんは競艇においての事故というと何を思い浮かべますか?
やはりもっとも耳にするフライングでしょうか?それとも…。 この記事ではそんな競艇で起きてしまった死亡事故についての記事です。

  • 死亡事例の一覧
  • 近年の事故にフォーカス
  • 競艇の危険性

内容としては主に上記について触れていきたいと思います。
では早速、死亡事故の例から見ていきましょう。

死亡事故…ちょっと穏やかな話じゃなさそうだね~…

起きてしまった事例一覧!死者総数は33名

起きてしまった死亡事故一覧
選手名 享年 死亡日 競艇場
西塔 莞爾 29歳 1953/1/7 児島競艇場
横溝 幸雄 34歳 1953/12/24 唐津競艇場
大井手 善信 20歳 1954/2/5 唐津競艇場
鈴木 詔子 52歳 2013/11/2 下関競艇場
松本 勝也 48歳 2020/2/9 尼崎競艇場
小林 普 48歳 2022/1/12 多摩川競艇場
中田 達也 29歳 2022/11/6 宮島競艇場

過去70年間において、競艇による死亡事故は現在33件発生しています。
享年の平均年齢は34.7歳という若さで亡くなられています。

もっとも若くして亡くなられたのは大井手善信さんで、20歳という年齢でのご逝去されました。

モータースポーツとは切っても切り離せない事故死

また年別の最多では1965年に3人もの選手がお亡くなりになっている事が分かっています。

2023年は無死亡が続いている

一覧にするとかなり多く見える死亡事故ですが、毎年起きているわけではありません。
今年2023年にも危ないレースはありましたが、幸い死亡には繋がっていません

どれだけの期間無死亡の期間が続くのかは分かりませんが、今後も長いこと何もない期間が続いてくれることを祈る他ないでしょう。

長ければ2013年から2020年までのように無死亡の状態が続くこともある…。出来るだけ長く続いて欲しいのう

近年の死亡事故例について深掘りしていく

死亡事例の深掘り

また近年の死亡例にはどのようなものがあるのでしょうか?
特に大きく取り沙汰された事故について、深掘りしていきます。

2022年に起こった中田達也選手の事故…A級レーサーに起きた悲劇

2022年11月6日に起きてしまった中田達也選手の死亡事故はかなり印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
もっとも最近起こってしまった死亡事故ですね。

記憶にまだ新しい中田選手
記憶にまだ新しい中田選手

事故が起きてしまったのはボートレース宮島、第10レースでの出来事でした。
一号艇として出走していた中田選手は、3週目バックストレッチで他の艇と接触し転覆…そのまま後ろを走る挺が衝突、緊急搬送されたもののそのままお亡くなりになってしまいました。

他の選手に攻撃の意図が無かったのがまだ救いですが、かなり衝撃的な事故である事は確かでしょう。

ボートレーサー「中田達也(なかたたつや)選手」。宮島競艇場にて死亡事故が発生。事故の原因は?TwitteやSNSの反応は?

2022年に起こった小林普選手の事故!ベテランでも危険はある

小林普選手の事故は、2022年1月12日、ボートレース多摩川で起きてしまいました。
2周バックストレッチを航走中に他艇と接触してしまい転覆…その後、後続艇と接触しました。 流れとしては中田選手と同じような流れですね。

接触するとやっぱり制御しにくくなっちゃうのかな?

2022年はじめ頃の事故でしたので、強く印象に残っている方も多いのではないでしょうか?
小林選手はトップ層の選手というわけではありませんでしたが、それでも長年活躍されていたベテランの選手でしたので、ベテランでも危険はあるという事がよく分かります。

ボートレース多摩川(多摩川競艇場)で死亡事故!東京支部の小林晋選手がレース中の転覆により死亡

競艇の危険性について!各公営競技との違いや実例から見て

他の公営競技との違い

というわけで、毎年ではないものの死亡事故の多い競艇…。
危険性という点においてはどのような要因があるのでしょうか?
死亡件数や良く言われている危険性などを見ていきます。

各公営競技との比較だとオートレースがトップの死亡率

ではボートレースと他の競技では死亡率はどう違うのでしょう?
たしかにボートレースもすごい速度が出るスポーツですが、競馬や競輪、オートレースも中々に速度が出る競技です。

川口オートレースはこちら
川口オートレースはこちら

特に競馬やオートレースは人間主体の速度ではないので、殺人的な加速がなされることは想像に難くないでしょう。

というわけで…実際の死亡件数や開催数やらを見て、各競技での危険性を考えてみましょう。 まずは死亡者数の最大について各競技でまとめてみました。

競技 件数
競輪 50件
競艇 33件
競馬 20件
オートレース 93件

この情報を見るとオートレースがぶっちぎりでトップの死亡数となっていますね。
やはりオートレースは自動車競技という性質上のものなのでしょうね。

逆にちょっと驚いたのは競馬による死者数がそこまで多くはないという点でしょうか。

93件って…下手したら100件越えちゃう可能性もありそうだね~

ただこれらのデータに関しては各協会が正式に公開をしているわけではないので、正確に突き詰めるには少々時間やらなにやらが足りぬ…。

また、上記データとは別に近代に入ってからの開催数の変動やシステムの変更等も加味してのものも作ってみます。
期間は…2000年以降のデータを元にさせていただきます。

競技 開催数(20年のおおよそ) 死亡者数 死亡割合 備考
競艇 1,265,000レース 8件 0.0007%
競輪 69,000レース 5件 0.007%
競馬 76,590レース - - JRAのみ集計
オートレース 133,400レース - -

せ、正確なデータがねぇ~~~!!!
流石に一朝一夕では難しいですが、まあ…総合死亡件数を元に考えるとオートレースと競艇が死亡割合のトップといったところでしょうか。

死亡についてデータが出すぎると、イメージ的にちょっとのう…

選手になりたい!って人が減っちゃうかもだもんね

逆に競馬は意外と死亡事故が少ないという、少しイメージとは違う結果となっていましたね。
正直不安定な馬上かつ機体等と違って完全にコントロール出来ない生物ということもあって個人的には一番リスクがありそう、と思っていたので驚きでした。

また競馬に関しても死亡したという正確なデータがあまり見つからなかったため実質スキップされています。
しかしどうやら2008年から2018年の間は死亡事故に関しては無かったとの情報もありました。
そう考えると意外と死亡率は低いのかもしれませんね。

開催数が多い分結構死亡率が高く見えちゃうけど、全体で見ればそこまででは無さそう?

よく聞く噂「サメによる死亡事故」って本当にあったの?

「サメに襲われて亡くなってしまった競艇選手がいる」という噂があります。

「怖い」という印象が強いサメだが…

噂の発生源については定かではないですが、実際にサメに襲われて死亡した選手はいません

転覆した選手がカミツキガメに襲われる事例はあったみたいですが、これですらかなりのレアケース…。

実際には海水の会場でも区切られていますし、もしなんらかのミラクルで侵入できたとしても、そもそも実はサメってあまり人を襲わないらしいんですよね。

これに関しては人が不味いからや様々な推測がされていますが、少なくとも人間をバクバク食べるサメはアサイラム社のサメ映画の中だけといっても過言ではないでしょう。

アサイラムってシャークネードとかとかのB級映画作ってる会社だよね…?ニッチすぎない?

サメ映画はいいぞ。
というかB級映画は最高。B級映画最高と言いなさい!
ツッコミどころを探しながら見ることが出来るので、気分が落ち込んだ時はぜひ。

死亡事故の実例…事故が起きてしまった当時の動画はある?

とはいえ事故の文章だけみても、どういった事故であったのかは中々分かりにくいものですよね。
あまり趣味が良いことではないですが、事故の動画が気になる方もいらっしゃるかもしれません。

一応確認できる範囲でどのような事故が起こったのか、まとめてみました。
まずは2022年に起きてしまった事故の動画達からになります。

ショッキングな動画じゃし、苦手な方は注意するのじゃぞ

上が中田選手の事故動画、下が小林選手の事故動画になります。
衝突の瞬間に関してはどちらも視認性が良くない事が逆によく働いたと言っても良いかもしれませんね…。

もしもズームアップして写っていたら、と考えると少し背筋が寒くなります。
そして次が2020年にお亡くなりになってしまった松本選手の事故動画です。

こちらのレースも…かなり衝撃的ですね。

ちなみに松本選手の死因は外傷ではなく肺に水が溜まってしまった事による溺死との事でした。
意識を失ってから溺死との事だったので、痛みや苦しさはまだマシだったのかもしれません。

実際映像で見るのと体感で感じるのだと、かなりの差がありそうで怖いね…

まとめ!競艇の死亡事故はそこまで頻繁ではないものの存在している為危険がないとは言えない

まとめ

というわけで今回は競艇における死亡事故についてまとめさせていただきました。
死亡事故に結構踏み込んでみましたが…やー、思っていたよりも公営競技の死亡数が多くてびっくりしちゃいますね…。

  • ボートレースでの死亡事故は過去33件起こっている
  • 他の競技と比べても結構な差がある
  • 死亡者が出ない年もちゃんとある

競艇にせよなんにせよ、死亡事故が減ってくれるとかなり嬉しいですが、技術の発展でなんとかなったりするんですかね。
さて、それではまた次回の記事でお会いしましょう!

出来るだけ選手の人には安全で居て欲しいね!

技術がより発展すれば、その辺の対策も出来るようになるかもしれないのぅ

スカイブルーお醤油
スカイブルーお醤油
東京在住のヤニカス・酒クズハイブリット。
競艇帰りに適当な飲み屋に寄るのが何よりの楽しみ。
実は競艇歴よりもパチンコ歴の方が長い。
アラサーに突入して身の振り方を悩んでます。
  • 当記事はあくまでも執筆者個人の経験に基づく検証で、当サイトはその正確性・再現性を保証は致しません。競艇予想サイトをご利用の際はご自身の判断でお願いいたします。