【2023年】第10回PGIヤングダービー完全解説!注目選手、下関攻略方法など、初心者が知ると何倍も楽しめる情報まとめ
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2023年9月19日からヤングダービーが開催!
今日はヤングダービーについて初心者向けの特集を行います!
こんな悩みがある人は必見ですよ〜。
- どんな選手が出るの?誰が強い?何に注目すれば良い?
- 下関競艇場はどういうところなの?攻略方法は?
- 結局、稼ぐためには何をすれば良いの??
これだけ見れば、ヤングダービーの重要なポイントがわかるよ!
まずは基本情報をおさらいして、注目選手や競艇場攻略など解説していきましょうか〜!
「ヤングダービー」の概要をチェック!
ヤングダービーはその名の通り、30歳未満のレーサーを対象としたレースのプレミアムG1です!
これまでは「新鋭王座決定戦競走」という名前で30年ほど開催されていましたが、より若手の育成に力を入れるために2014年にヤングダービーというレースへリニューアルされました。
30歳未満ということは、ここで次世代トップボートレーサーが誕生するんだねっ♪
若いと言って侮るなかれ。 近年の若手選手でも競艇界の屈指の実力を持つ選手が多いからハイレベルな展開が繰り広げられているんじゃ!
ヤングダービーの基本情報
- 格付け:PGI
- 賞金:1,200万円
- 優勝戦:6名(各準優勝上位2位)
- 主催者:各市町、組合、企業団
- 開催地:持ち回り
- 開催時期:9月中旬〜下旬
- 第1回執行日:2014年9月23日
- 今回の開催日:2023年9月19日
- 今回の開催地:ボートレース下関
「ヤングダービー」に出場する際の条件
「ヤングダービー」は、若手選手のレースだけあって、通常のグレードレースの条件と比べると異なる内容があります。
「ヤングダービー」の出場条件と優先出場条件は下記の通りです!
【出場資格】
- 事故率が0.40%未満の選手
- 開催年9月1日までに30歳未満の選手
- 選考期間内における勝率が上位の選手(着順点上位者の順に選出)
【優先出場条件】
- 前年度優勝者
- イースタン・ウエスタンヤング優勝者
他のSGやG1レースに比べると出場資格のハードルは低いですが、該当する選手が多いため選出される選手は、今年活躍に期待できる若手の選手ばかりです!
ちなみに、出場条件や優先出場条件にフレッシュルーキーやトップルーキーの選出などは関係なく、ランクの指定もありません。
また、選考期間は開催年前年の7月1日から開催年の6月30日までとなっています。
新鋭王座決定戦ではデビューから6年までという条件だったから、条件が変更されたことが分かるね〜!
【歴代優勝者】現在活躍しているトップレーサーばかり!
過去9年間のPGIヤングダービー歴代優勝者を紹介します。
開催年 | 開催場 | 優勝者 | 所属支部 | コース | 決まり手 |
---|---|---|---|---|---|
2014年9月28日 | 戸田 | 桐生順平 | 埼玉 | 5 | 恵まれ |
2015年9月27日 | 尼崎 | 松田祐季 | 福井 | 1 | 逃げ |
2016年9月25日 | 常滑 | 松田大志郎 | 福岡 | 1 | 逃げ |
2017年9月24日 | 蒲郡 | 中田竜太 | 埼玉 | 1 | 逃げ |
2018年9月24日 | 浜名湖 | 関浩哉 | 群馬 | 1 | 逃げ |
2019年9月23日 | 三国 | 永井彪也 | 東京 | 1 | 逃げ |
2020年9月22日 | びわこ | 磯部誠 | 愛知 | 2 | 差し |
2021年9月26日 | 徳山 | 羽野直也 | 福岡 | 1 | 逃げ |
2022年9月25日 | 多摩川 | 近江翔吾 | 香川 | 1 | 逃げ |
第9回大会まで開催された「ヤングダービー」ですが、優勝者一覧を見ると現在も競艇界屈指の実力者として活躍されている選手ばかりなのが分かります。
これまでの優勝戦の傾向を見てみると、第1回大会の決まり手が「恵まれ」で第7回大会が「差し」、それ以外の大会では「逃げ」なので、堅いレースという傾向がありますね!
今節レースが行われる下関競艇場も1コース1着率は非常に高いため、例外的なことがない限りは堅い決着になりそうです!
しかし、まだ若いということもあり、気合いが空回し結果に結びつかないこともあることから、予選では荒れたレース展開もあるため、様々なレース展開に期待できますね。
予選では12レース中8レースが万舟という日もあったよね♪
レースの傾向や当日のコンディション、モーターに関する情報もチェックした方が良さそうじゃな!
【歴代売上】2021年から急激に売上が増加!
過去9年間のPGIヤングダービー歴代売上を紹介します。
開催年 | 開催場 | 売上 | 前年比 |
---|---|---|---|
2014年 | 戸田 | 57億1597万9000円 | - |
2015年 | 尼崎 | 55億6165万1300円 | -2.7% |
2016年 | 常滑 | 48億6178万6000円 | -12.6% |
2017年 | 蒲郡 | 62億7380万8400円 | +29.0% |
2018年 | 浜名湖 | 51億2794万7400円 | -18.3% |
2019年 | 三国 | 53億0501万9800円 | +3.5% |
2020年 | びわこ | 77億4157万3700円 | +45.9% |
2021年 | 徳山 | 75億2926万0400円 | -2.7% |
2022年 | 多摩川 | 76億2079万2400円 | +1.2% |
ヤングダービーの売上はプレミアムGIのなかでは比較的少なめです。
2020年はコロナ禍でのインターネット投票の促しが効果的に働き、うまく売り上げを伸ばしていますが、まだまだ伸び代はありそうですね!
- 昨年度の優勝者は近江翔吾選手
- 決まりてのほとんどは「逃げ」であり、今年も優勝戦1号艇が堅い
- 売り上げはまだまだ伸び代があり
【トップレーサーの登竜門】「トップルーキー」って何?
「ヤングダービー」の出場選手の情報を見てみると、経歴として「トップルーキー」や「フレッシュルーキー」というタイトルを獲得している選手が多く見受けられます。
このタイトルは、トップレーサーの登竜門として知られており、現在の「ヤングダービー」の出場選手はこの経歴の持ち主が多いんですよね!
では、「トップルーキー」と「フレッシュルーキー」はどうしたらなれるのでしょうか。
まずは、「トップルーキー」の選出条件は下記にまとめていきます!
【トップルーキー】
- 登録から6年以内
- A2級以上の選手
- 実績や優勝回数などの成績上位者
- G1やG2競走へ積極的な斡旋
続いて、「フレッシュルーキー」の選出条件は下記の通りです。
【フレッシュルーキー】
- 登録5年以内の各競艇場における推薦選手
- フレッシュルーキー実技訓練を受けている
- 地元競艇場中心の積極的な斡旋
見比べてみると、選出条件が異なるのが分かります。
その他にも、「トップルーキー」の選出人数が15名以下で、「フレッシュルーキー」の選出人数が各競艇場から各2名という規定がありますね!
今後ヤングダービーの主役はトップルーキーやフレッシュルーキーを経由している選手が多くなりそうだね!
ヤングダービーに合わせて条件が見直される可能性もあるぞい!
第10回の大注目の見逃せない選手3人を紹介!【ヤングダービー2023】
ここでは、初心者が知ると、一気にツウに近づく注目選手を紹介します!
【関浩哉】筆頭優勝候補の群馬レーサー!
【登録番号】 | 4851 |
【生年月日】 | 1994年11月16日 |
【身長/体重】 | 158cm/50kg |
【血液型】 | O型 |
【支部/出身地】 | 群馬/群馬県 |
【登録期】 | 115期 |
【級別】 | A1級 |
1人目は2014年にデビューし、わずか5年でSGに出場を飾る、群馬のエース候補・関浩哉(せき ひろや)選手!
実は2018年に浜名湖競艇場で行われたヤングダービーではG1初出走で初優勝をおさめています。
こんな成績を残しているのだから、まさか毒島選手が師匠なのか!?なんて思った方もいるかもしれませんが、師匠は土屋太朗選手です。
きっと教え方も上手いんだろうね〜!
今回はドリーム戦1号艇として出場し、それだけ各所から期待が寄せられていることがわかりますね。
同期の仲谷颯仁選手もドリーム戦出場のため、同期同士の戦いも楽しみです!
【ドリーム戦とは?】
SGやPG1、G1レースなどで初日に行われるメインレースのこと。
開催場や記者などが出場レーサーの中から決定され、基本的にはそのレースの中心となる選手が選ばれる。
【大澤風葵】ヤングダービー最若手が牙をむく!
【登録番号】 | 5141 |
【生年月日】 | 2000年12月21日 |
【身長/体重】 | 161cm/51kg |
【血液型】 | A型 |
【支部/出身地】 | 群馬/群馬県 |
【登録期】 | 126期 |
【級別】 | A1級 |
2人目は、まさかの2020年デビューの最若手!126期の大澤風葵(おおさわ ふうき)選手!
126期の修了記念競走では優出し3着を飾り、デビューから3年でA1級まで駆け上がった、超実力派の選手です。
奇しくも関選手と同じ群馬支部で、師匠は父親でもある大澤普司選手!
小さな頃から父親の姿を見て憧れていたようで、父親からは「危ない」という理由で反対されていたようですが、なんとか認めてもらえたようでよかったですね!
父親の大澤晋司選手は「ラストサムライ」とも呼ばれているぞい!
そしてなんと驚きなのが、今回大澤選手は下関は初出走なんです!
走り慣れていないという点では大きなハンディキャップですが、イケイケの先輩レーサー方と肩を並べて走ることで、大きな成長を得られることでしょう。
【佐々木完太】地元から出場の期待の若手!
【登録番号】 | 4980 |
【生年月日】 | 1996年5月29日 |
【身長/体重】 | 163cm/52kg |
【血液型】 | O型 |
【支部/出身地】 | 山口/山口県 |
【登録期】 | 120期 |
【級別】 | A1級 |
3人目は、2017年にデビューした山口県の未来を背負った若手のホープ・佐々木完太(ささき かんた)選手!
2023年のボートレースクラシックにてSG初出場・初勝利を飾っており、これからに期待されています。
過去に下関で6回も優出しており、だいぶ走り慣れてきた水面といえそうですね。
大澤選手にとって下関が初出走であるように、若手の経験が少ないなかでは、「走り慣れている」ということはヤングダービーにとって大きなアドバンテージを生むでしょう!
山口支部からは、ほかに井本昌也選手がいるみたいだね〜!
そんな佐々木完太選手の師匠は・吉村正明選手。
佐々木選手が2022年に初優勝を決めたときは、師匠とワンツーフィニッシュを飾ったことも思い出されますね!
ヤングダービーで予想を当てるコツとは?【ヤングダービー2023】
2023年のヤングダービーで予想を当てるコツとは?
ズバリ、秋の下関競艇場を攻略することに他なりません!
ということで、ここでは簡単に下関競艇場についてまとめていくので、要チェックですよ!
- 【特徴1】水面レイアウトが全国有数の広さ
- 【特徴2】オールナイター開催で1着を予想しやすい
- 【特徴3】コース別の1着率はもちろん1コースがダントツ
下関競艇場は水面レイアウトが広く、満潮時も干潮時もさほどうねりが発生しないため、全国屈指で1コース1着率が高いです。
また、ナイター開催されていることで、視界不良でアウトコースがスタートを切りにくいことや、モーターの機力が高まるため、それもインの強さを後押ししています。
けっこう予想しやすそうな競艇場だね〜!
ただし!
春や冬はダントツで1コース1着率が高い(64%〜68%程度)ですが、秋は少し下がって59%前後となるため注意が必要です。
それでも全国平均よりは高いですが、春や冬と同じ気持ちで挑むと、痛い目を見ることもあるので注意だけしましょうね!
必勝法もチョイ見せしちゃうぞい!
- 【必勝法1】ナイターはインが強いため1着の予想
- 【必勝法2】買い目を絞り回収率を上げる
- 【必勝法3】風に合わせて予想を変える
前述したとおり、基本は1コース艇1着をベースとして考えて良いでしょう。
その分オッズは低くなるため、買い目を絞ることが重要です。
さらに、風には注意すべきであり、2m〜4m程度の追い風であればインコースに有利に働きますが、5m以上の風が吹くと、ターンが流れやすくなりインコースの信頼度が下がるため要注意です!
そのほかにも、下関競艇場の必勝法をより詳しく解説した記事もあるので、こちらの画像からチェックしてくださいね!
- 春と冬ほどではないが、1コース1着率は全国平均より高い
- 5m以上の風には要注意
- 詳しくは下関競艇場攻略記事を読むと勝率アップに繋げられるかも!
ヤングダービーで稼ぐなら予想サイトがおすすめ
ここまでヤングダービーを深掘りしてきましたが、ヤングダービーひいてはPGI競走といえば稼ぎどきですよね!
しかし、選手がまだベテランの域まで達していないこともあり、なかなか予想が難しいケースも多いです。
そのため以下のような悩みもあるかもしれません。
- 当たりそうで当たらない!
- 無難なレースだけじゃなかなか稼げない!
- オッズが低いと一発外れたら終わっちゃうし、全然回収率が上がらない
そんな方におすすめしたいのが競艇予想サイトです。
競艇予想サイトは、簡単にいえば競艇のプロが無料・有料で予想をしてくれるサービス!
多くのサイトが無料登録でき、無料予想も提供しています。
私はプロの無料予想を参考にしながら、自分なりに予想を組み立ててるよ♪
ただしデメリットとして、予想サイトには悪質な予想サイトがあるため、気をつけてください!
もし興味のある方はチェックしてみましょう。
まとめ:ヤングダービー2023は下関競艇場で開催!
- 2023年第10回PGI・ヤングダービーが下関競艇場で8月1日〜6日の日程に開催!
- 注目の選手は長嶋万記・高田ひかる・清水愛海など
- 夏の下関競艇場では2コース1着率の上昇に注意!
「ヤングダービー」は、次世代を担う若手選手がこれまでの経験やスキルを活かした熱いレース展開が魅力で、若手選手の頂上決戦と言えるようなレースとなっています。
これまでも、このレースを機にSGレースや賞金王にも輝いた選手もいることから、出場する選手は今後の活躍から目が離せない選手ばかりです。
是非、この機会に「ヤングダービー」を観戦してみてはいかがでしょうか!
また、予想のコツを掴んで予想をしてみるのも良いですが、もしガチで稼ぎたい方は競艇予想サイトも調べてみてくださいね〜!
- めがね
- データだけを信じる競艇LOVER。自分の経験則でものを考えると考え方がブレてしまうため、これまでの競艇の歴史で証明されたデータを絶対視している。好きなことは出走表を眺め続けることと、競艇場の現地調査。
- 当記事はあくまでも執筆者個人の経験に基づく検証で、当サイトはその正確性・再現性を保証は致しません。競艇予想サイトをご利用の際はご自身の判断でお願いいたします。