荒れる競艇場(ボートレース場)ランキングTOP5!荒れるレースの特徴・見分け方や買い方を解説
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みなさんは荒れる競艇場を理解していますか?
荒れる競艇場や荒れるレースの特徴・見分け方が分かれば、競艇の回収率を高められます。
ガチガチ堅めのレースをしたい人は荒れる競艇場を避けて、万舟の大穴を狙いたい人は荒れる競艇場で積極的に狙っていきましょう!
穴を的中させる方法も解説していくよ〜!
荒れやすい競艇場ランキングTOP5!
早速、荒れやすい競艇場ランキングを紹介していきましょうか!
「荒れる」の定義はさまざまですが、今回はわかりやすく1コース1着率が低い競艇場を荒れる場として算出しました!
第1位【戸田競艇場】1マーク水面が狭くアウトコースが攻めやすい!
荒れる競艇場ランキング第1位は戸田競艇場!
荒れる理由は「1マークの水面が狭いため」です。
戸田競艇場は1マークがスタンド側に13mも振られており、1号艇〜6号艇が非常に近い距離でターンを行います。
さらに、4コース艇以降はスタートからターンまで真っ直ぐ進めますが、インコースは若干斜行して進む必要があるため、単純に走行距離が伸びてしまいます。
そのため、センターやアウトコースからは非常にまくり、まくり差しをしやすいレイアウトになっているわけですね!
そのため、戸田競艇場の1コース1着率は45.2%という驚異的な低さになっており、逆にそれ以外のコースの1着率は非常に高まっています。
第2位【江戸川競艇場】唯一河川を使った日本1の荒水面!
荒れる競艇場ランキング第2位は江戸川競艇場!
荒れる理由は「水面が激しく波立つため」です。
江戸川競艇場は全国で唯一河川を利用した競艇場であり、潮の流れがよく変わります。
満潮のときは特に水面が不安定になり波も高くなりがちです。
また、季節を問わず年中風が吹いているため、それが水面やボートへ直接影響を与えていることも関係しているでしょう。
江戸川競艇場も戸田と同じように、1コース1着率が著しく低く、そのほかのコースの1着率は上位に位置しています。
第3位【平和島競艇場】コース幅が狭さと季節風が1コース艇を襲う!
荒れる競艇場ランキング第3位は平和島競艇場!
荒れる理由は「1マークの狭さと季節風」です。
平和島競艇場は戸田競艇場と同じように、1マークとスタンドの距離が狭いため、アウトコースが有利です。(戸田・平和島共に37m)
また、海の近くにあるため季節風の影響を受けやすく、向かい風が吹いているときは、よりアウトコース艇が有利になるでしょう。
平和島競艇場は3コースもそれほど1着率は高くありませんが、ほかのコースからの1着率はトップレベルですね。
第4位【鳴門競艇場】1マークの狭さに加え潮や風も影響!
荒れる競艇場ランキング第4位は鳴門競艇場!
荒れる理由は「1マークの狭さ」です。
戸田競艇場が荒れる理由とほぼ同じと考えて良いですが、鳴門競艇場も1マークの幅が狭く(45m)、アウトコース艇が有利になってしまうわけですね。
また、潮の干満があるため干潮時はアウトコース艇のまくりが決まりやすくなりますし、夏は向かい風が吹きやすいため、その条件が重なるとさらにアウトコース艇が有利になります。
鳴門競艇場の平均コース別1着率は上記のとおりですが、季節やタイミングによっても大きく変わることに気をつけなければなりません。
例えば、満潮の状態で追い風が吹くような場合であれば、1マークが狭くとも1コースは有利に傾くでしょう。
追い風は秋冬に吹きやすいため気をつけてください。
第5位【桐生競艇場】標高の高さと強い季節風が影響する
荒れる競艇場ランキング第5位は桐生競艇場!
荒れる理由は「標高の高さによるモーター出足の悪化」です。
桐生競艇場は標高124mとなっており、気圧が低いためモーターの回転が上がりにくくなり、出足・行き足が弱まります。
出足が弱くなると、ただでさえ助走の短いインコースは十分にスピードをつけられず、ダッシュ勢にまくられやすくなるということですね!
さらに、冬〜春にかけては「からっ風」「赤城おろし」といった強い風が吹きやすいため、さらに荒やすくなるでしょう。
桐生競艇場のコース別1着率をみるとインコース全体的に弱く、アウトコースが全体的に高いことがわかります。
これまでは1コースだけが弱いケースが多かったですが、イン全体が弱くなるというのは珍しいケースですね。
1コース1着率が低い競艇場にはさまざまな理由があるんじゃな〜
- 【荒れる競艇場ランキングTOP5】
- 戸田競艇場
- 江戸川競艇場
- 平和島競艇場
- 鳴門競艇場
- 桐生競艇場
荒れる特徴とは?荒れるレース・競艇場の見分け方5選
ここからはレースが荒れるときの特徴を解説します。
これらを網羅しておくと、荒れるレースや荒れる競艇場を見分けられるようになるでしょう!
①第1ターンマークのレイアウトが狭い
1つ目は「第1ターンマークのレイアウトが狭い」ことです。
先述したとおり、1マークの幅が狭いためアウトコースからのまくりがしやすくなり、1コース1着率が下がります。
さらに1コースにとっては走行距離が増えてしまうことも不利な理由のひとつですね。
②海水・汽水である
2つめは「海水・汽水である」ことです。
海水か汽水が使われている競艇場は、潮の満ち引きの影響を受ける場所が多いです。
満潮時は水面が不安定になりインコースが有利に、干潮時は水面が安定するため思い切りスピードを出せるアウトコースが有利になります。
また、海水・汽水は淡水よりも浮力が強いため、ボートをしっかりとコントロールしないと波に弾かれてしまうこともあります。
潮の影響が大きい競艇場は以下のとおりです。
- 江戸川・鳴門・丸亀
- 児島・宮島・徳山
- 若松・福岡
潮について詳しく知りたい方はこちらも見てみてね〜!
③天候が荒れやすい
3つめは「天候が荒れやすい」ことです。
天候が荒れて大きな風が吹けば、水面が荒れやすくなるでしょう。
水面の荒れ具合は「波高」で知ることができますが、平均的な波高は2cm程度であるのに対し、以下のような競艇場は平均3cmを超えます。
- 江戸川競艇場:6.9cm
- 芦屋競艇場:3.5cm
- 唐津競艇場:3.4cm
- 平和島競艇場:3.3cm
- 徳山競艇場:3.1cm
- 若松競艇場:3.1cm
- 福岡競艇場:3.0cm
また、雨が降ると視界が悪くなりスタートに失敗するケースも増えるため、雨天にも注意が必要です。
④ルーキー戦・女子戦
4つめは「ルーキー戦・女子戦」です。
これまでの要素とは少し異なりますが、ルーキー戦や女子戦は荒れやすい傾向にあります。
理由は以下のとおりです。
- スタートが遅い
- ターンが安定しない
- 前付けしない
スタートが遅いとせっかく1コースを枠取っても、容易にアウトコースからまくられやすいです。
ターンも安定しにくいため、水面の影響を受けやすく番狂わせが起きやすくなります。
また、男子レーサーなら前付けする場面でも枠取りに消極的なため、アウトコースに人気の高い有力選手がいたとしても、結局勝ちきれずインコースから高配当が出ることもあります。
⑤節の初日に行われるレース
5つめは「節の初日に行われるレース」です。
ボートレーサーは毎節、そのときの競艇場のコンディションに合わせてモーターを仕上げていきます。
そのため、十分に調整が行われていない節の初日に行われるレースでは、番狂わせが起きやすいというわけです。
前節に誰がどう使っていたかにもよりますが、どんな節でも初日は狙い目と言えるでしょう。
意外と特徴ってたくさんあるんだね〜♪堅めを狙いたい人も逆に気をつけなくちゃ!
- 【荒れるレース・競艇場の見分け方】
- ①第1ターンマークのレイアウトが狭い
- ②海水・汽水である
- ③天候が荒れやすい
- ④ルーキー戦・女子戦
- ⑤節の初日に行われるレース
レースが荒れたときのメリット・デメリットは?
ここからはレースが荒れたときのメリット・デメリットについて簡単に解説します。
【メリット1】オッズが高まり大穴配当を期待できる
1つめのメリットは「オッズが高まり大穴配当を期待できる」ことです。
これはもはや当たり前ですし、これを狙うためにみんなも荒れたレースが好きなんですよね!?
この記事を何度も読んで、荒れるレースを特定しみんなで高配当をゲッチュしましょう!
【メリット2】トリガミになりにくい
2つめのメリットは「トリガミになりにくい」ことです。
荒れたレースは高配当になりやすいというお話をしました。
つまり、ひとつでも当たりさえすれば払戻金は大量!トリガミにもなりにくいってわけですね。
基本的にはどんな買い目でもトリガミにならないよう資金調整をする必要がありますが、穴狙いであればそこまで心配する必要もありません。
【デメリット1】展開予測が難しく的中もしにくい
一方で、荒れるレースのデメリットは「展開予測が難しく的中もしにくい」ことです。
ほとんどの人が荒れるレースを嫌がる理由はこれに尽きるでしょう。
当たりにくいが一発当てたらデカい。当たり前ですがハイリスクハイリターンのギャンブラーが好む手法というわけですね(笑)
私みたいな小心者には無理だねぇ〜…。
しかし!もちろん高配当を狙うからといって全て運任せというわけではありません。
荒れたレースを的中させるためには必勝法もあるので、その点について解説していきます!
- 【メリット1】オッズが高まり大穴配当を期待できる
- 【メリット2】トリガミになりにくい
- 【デメリット1】展開予測が難しく的中もしにくい
荒れたレースで的中率を上げる舟券の購入方法
ここからは荒れるレースで的中率を上げる方法を解説します。
意識すべきポイントは以下の3つです。
①平均STに注目する
1つめは「平均STに注目する」ことです。
荒れるレースはインコースに人気が集まっているときに、アウトコースから1着をかっさらうことで高配当になるケースが多いです。
そう考えると、人気は低いが平均STが早く、スタートをバッチリ決められるアウトコース艇がポイントとなります。
こちらは一例ですが、江戸川で4月5日12Rに行われた出走表を見ると、④戸塚だけダントツで平均STが早いことがわかります。
ちなみに戸塚は初日のレースでもトップでスタートを切っており、江戸川にかなり慣れている東京のレーサーです。
結果を見ると、今回は2番手でスタートを切り、見事1着をもぎ取りました!
オッズは237.1倍の2万舟!
もちろん全てのレースがこう上手くいくわけではありませんが、一つのポイントとしてチェックできますね。
②その競艇場と選手のコース別1着率に注目する
2つめは「その競艇場と選手のコース別1着率に注目する」ことです。
競艇場によってどのコースからどれほど1着が取りやすいかは異なります。(大前提・1コースが一番有利だが)
そのため、その競艇場で有利なコースにいる選手をチェックし、そのコースの1着率を確認するのです。
もう少し具体的にみてみよ〜!
こちらは4月10日に行われた戸田6R。
戸田は3コース1着率が15.6%で全国1位となっています。
くわえて、今回はA1級でもある③中山雄太の3コース1着率をチェックしてみましょう!
こちらを見ると、3コースの3連対率は高く、1着率も比較的高めとなっています。
さらに、A1級ということもありかなり軸としては優秀ですが、そのわりにオッズは割れている状態。
結果を見ると③中山がまくりを決める結果に!
超高配当ではありませんが、50倍とそれなりのオッズがつきましたね!
③モーターの良いB1級に注目する
3つめは「モーターの良いB1級に注目する」ことです。
A級B級混合線の場合、基本的にはA級に目をやることが多い(人気も高い)と思いますが、ここであえてモーターの良いB1級がいないかを探してみましょう。
もし条件が揃えばそのB1級がA級レーサーを食ってしまうこともあります!
こちらは2月28日の鳴門1R。
こうしてみると、誰がどうみても①野口を軸にしてしまいそうですが、よくよくみると①野口は今節あまり調子が良くないようです。
それに加えて、③國弘と④小澤は2連対率40超えのモーターを持っています。
もちろんこれだけでも、冷静に見れば③④を軸にするのは勇気がいりますが、穴党であれば賭けるチャンスはありそうです。
もしくは、ボックス買いで挑戦してみるのも良いかもしれませんね!
結果を見ると、④小澤がスタートをバッチリ決めてまくり差しました!
結果論ではありますが、仮に①③④のボックスであれば万舟獲得でしたね。
やはり大穴には夢があるのう!
ここまで色々と説明しましたが、総括すると「一般的には人気が出にくいけれど、ワンチャンスがある選手」に注目すると穴を当てやすいというわけですね!
そう考えると「今節のレースの調子が良い」とか「この競艇場のレースに強い(当地勝率が高い)」なども当てはまると思います。
みんなもそのワンチャンスを狙って大穴を当てよう〜♪
競艇予想サイトを使って稼ぐこともお忘れずに!
ここまで荒れる競艇場について深掘りしてきましたが、実際のところ、「初心者が競艇で稼ぐのはかなり難しい」です。
予想を当てるだけで楽しむ程度であれば十分ですが、稼ぐためにはやはりプロの知識や経験が必要とされます。
まあ、ギャンブルをやる人は大体がトータルマイナスじゃからな…
ただ、「本気で競艇で稼ぎたい」「人生を競艇にかけている!」
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私はプロの無料予想を参考にしながら、自分なりに予想を組み立ててるよ♪
ただしデメリットとして、予想サイトには悪質な予想サイトがあるため、気をつけてください!
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- 【競艇予想サイトのまとめ】
- 競艇で稼ぐなら予想サイトを使うのがベター
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まとめ:荒れる競艇場トップは戸田競艇場!1コースの狭さや季節風などが影響!
- 荒れやすい競艇場は戸田・江戸川・平和島・鳴門・桐生など
- 荒れる特徴はレイアウトや水面、天候などが関わる
- レースが荒れるとオッズが高まりトリガミになりにくいが当てにくい
- 穴を狙うなら一般的には人気が出にくいけれど、ワンチャンスがある選手
今回は荒れる競艇場やその特性、予想方法について解説しました。
競艇はおよそ1コースが有利とされてはいますが、そのなかでも一部の競艇場では1コース1着率が低く、センターコースやアウトコースからの勝率が高まります。
穴党の方はそのような競艇場を狙って、ぜひ万舟獲得に挑戦してみてはいかがでしょうか!
他にもこんな記事も書いているからチェックしてね〜♪
- めがね
- データだけを信じる競艇LOVER。自分の経験則でものを考えると考え方がブレてしまうため、これまでの競艇の歴史で証明されたデータを絶対視している。好きなことは出走表を眺め続けることと、競艇場の現地調査。
- 当記事はあくまでも執筆者個人の経験に基づく検証で、当サイトはその正確性・再現性を保証は致しません。競艇予想サイトをご利用の際はご自身の判断でお願いいたします。